「LGBTの学校生活調査」の結果全公開へ!
昨年末に当団体が実施した「LGBTの学校生活実態調査」 がまとまりました!
「2013年末時点で10歳~35歳以下」かつ「関東地方で小学校~高校生の間を過ごした」条件に該当するLGBT当事者609名からの回答をもとに、金沢大学人文学類の岩本健良准教授の助言のもと集計しました。
ご協力いただいた皆様、この場をお借りしてあらためて感謝申し上げます。
全調査結果の報告書はこちら です。
(すごいボリュームあります)。
調査の結果からは、
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・LGBTは、小学校~思春期の頃に自分自身が多数派と異なることを大半が自覚する
・しかし、小学校~高校まで男子5割、女子3割は誰にも相談できなかった。
・学校文化において男子集団のほうがいじめや差別への恐怖が強い
・“カミングアウト”するときに選ぶ相手の大半は同級生(6~7割)で、学校の先生や親など「大人」を選ぶ割合は低い。
・性別に違和感を持つ男子は、いじめのハイリスク層で、深刻ないじめを5学年以上にわたって受けている例が多い―。
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など、これまで国内調査では明らかにされていなかったLGBTの実態がデータとして浮き彫りになりました。
プレスリリース はこちら。
※5月7日(水)17時半~19時にメディア関係者向け説明会を行います。
早稲田リーガルコモンズ法律事務所 (http://legalcommons.jp/ )
取材をご希望の方はrespectwhiteribbon@yahoo.co.jp までご一報ください。