横須賀市、世田谷区でLGBT相談窓口が明示化へ | いのちリスペクト。ホワイトリボン・キャンペーン

横須賀市、世田谷区でLGBT相談窓口が明示化へ

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10月22日に予定している公開シンポジウム「語られなかった”生”を見つめて~セクシュアルマイノリティの自殺予防を考える~」 まで、あと1か月をきりました!


現在、参加申し込みメールを多数いただいております。

本シンポジウムへの参加方法は、定員の都合上「事前申込み制」となっていますので、ご興味のある方はrespectwhiteribbon@yahoo.co.jp  まで

お名前(ペンネーム可)と連絡先、参加人数、(可能でしたら)、所属先などをご連絡ください。

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さて今日は、最近の地方議会でのうれしい動きについてご紹介します。


・横須賀市、世田谷区でセクシュアルマイノリティの相談窓口が明示化へ


9月20日に横須賀市議会の本会議にて、藤野英明議員


(1)性的マイノリティの方々の相談窓口を明示化すべき
(2)性的マイノリティとされる方々のコミュニティスペースを設置すべき

という趣旨の質問をし、これに対して吉田市長から


今後は性同一性障害などの性的マイノリティの方々がそれぞれの状況に応じて相談窓口がわかるように、ホームページやリーフレットなど広報の仕方を工夫し、性的マイノリティの方が安心して相談できるよう、努めてまいりたいと思います。


>(横浜駅から徒歩10分の「かながわレインボーセンターSHIP 」について)周知を図り、性的マイノリティに関する相談のあった方をご案内するなど関係者の利用を促したいと思います。

という回答を得ました。


その2日後である9月22日、今度は世田谷区議会にて、上川あや議員


(1)性同一性障害に関する区の相談窓口の確立すべき

(2)この窓口において性的指向に関する相談にも対応する必要性を明らかにすべき


という趣旨の質問をし、これに対して保坂区長から


>今後、相談窓口を周知し、具体の相談につなげていくことに合わせて、相談を受ける側がよくこの問題を理解し研修等で認識を高めることも含めて質の向上を高めていきたいと、人権や保健、子ども教育など関係部署が連携して具体的な取り組みを始めるようにしたいと思います。


との前向きな回答を得ました。

(上川議員は4年半前からの同様の働きかけを行ってきて、このたびの施策の実現となります。)


横須賀市、世田谷区の今後の動きに注目・期待していきたいと思います。


※横須賀市議会での答弁はこちら 、世田谷区議会での答弁はこちら から該当箇所の議事録を読むことができます。


(更新:遠藤まめた)