☆子育て支援…緊急事態☆ | 子育ては人財育成【Respect&Responsibility】

子育ては人財育成【Respect&Responsibility】

~Respect & Responsibility は、『“人財育成”としての子育て』を支援し、母親自身の成長をサポートする、次世代グローバル人財育成応援プロジェクトです~

今、携帯のインターネットのニュースで。

Yahoo!ニュース

<認可保育園>01年境に事故死増える 規制緩和影響か
毎日新聞 [11/19 8:32]


保育施設などで急死した子どもの遺族、弁護士らでつくる「赤ちゃんの急死を考える会」(櫛毛冨久美会長)が18日までに、保育施設での死亡事故を分析したところ、認可園での事故は「待機児童ゼロ作戦」で保育所の規制緩和が加速した01年を境に増えていたことがわかった。現在、政府は都市部認可園の基準緩和を進めようとしているが、同会は20日、厚生労働省に基準を緩和しないよう申し入れる。【本橋由紀、山崎友記子】

遺族からの相談や報道などをもとに1961年度から2008年度までの死亡事故240件を調査、分析した。
認可園での死亡事故は00年度までの40年で計15件。内訳は61年度からの10年ごとでみると60年代2件、70年代6件、80年代1件、90年代6件だ。しかし、01年度以降の8年で22件起きた。

01年は小泉純一郎元首相が所信表明演説で「待機児童ゼロ作戦」を打ち出した。認可園について、年度途中に「定員の25%増まで」という定員の弾力化の「枠」が撤廃され、面積基準内なら子どもが入所できるようになった。9月には、「保育士定数の8割以上は常勤」との規定も、年度途中の園児増に対応する場合は、非常勤保育士でかまわなくなった。
同会のまとめでは、かつての事故は「うつぶせ寝」などによるものが多い。しかし01年度以降は、遊具置き場で首を挟まれ呼吸停止(02年・1歳4カ月)▽川でおぼれた(04年・6歳)▽本棚下の収納部で熱中症(05年・4歳)など、保育士が目を離した際の事故や「経験不足の短時間保育士が穴埋めする現場が、事故の背景と思われる」(小山義夫副会長)事例も増えた。採用直後の保育士がリンゴなどを食べさせ窒息(02年1歳)▽若い保育士がうつぶせ寝にして掛け布団をすっぽりかぶせ1時間放置(08年・1歳)などだ。

厚労省保育課の担当者は「保育施設での死亡事故につついては国への報告を義務づけておらず、自治体から任意で連絡があった分しか把握していない。
データがないので、定員の弾力化など規制緩和との関連性があるかはわからない」と話す。

保育園での事故に詳しい高見澤昭治弁護士は「待機児解消は切実だが、認可園でも事故が増えている。国は調査監視もせず、さらに基準を緩和するのでは子どもの命と安全は守れない」と指摘する。


ありえなーい、分析結果だ!遺憾である!


子供を産んで、育てながら働こうと、順番を待ち、やっとの思いで入った保育園(それも、認可)で、この事態では、やはりオチオチ働けない…


子供は宝。

将来の人財。


だから、社会全体で支える為の子育て支援ではないのか!?



受け入れ児童の数だけを増やしたり、保育園の数を増やしても、大事な命を預かる保育の内容が伴なわなければ、それは、本末転倒。



預けるのが心配…


それなら、やはり。


よほどのことでない限り、子育て期間だけは、母親の手で大事に育てたい…



だからといって、国は、働く母親のフォローを怠ってはいけない。



保育施設の充実、人材の配置や育成はもちろんのこと、母親の働き方そのもののシステムを変えることも検討すべき。



子育て支援、緊急事態である。



respect&responsibility