昨日の日経新聞のオピニオンの記事に。
『女性たちは今、矛盾した要求を突き付けられています。
人口が減るなか、働いて社会の活力維持に貢献してほしい。
一方で、少子化を食い止めるため、子供を産んでほしいと。
2つの矛盾した要求をかなえるには、
母親と勤労者の両方の役割をこなせるよう
企業が支援することが欠かせません』
とし、大企業の保育所設置の義務を訴えている。
矛盾というのは相反する2つの事象である。
つじつまがあわないことである。
なら、矛盾していて、2つを叶えることはできるのか?
どちらかが犠牲になりはしないか?
社会は、子育て世代の母親に多くの
期待?課題?を課している。
なぜ???
日本の働き手の最優先順位はそこ??
やはり…子供の立場に立ってない。
子供を支援するというのは、
単なる施設を、
場所を確保するだけではない。
将来の人材を育成する!という、
大事な視点に立ってない考え方だ!
もし仮に、場所だけが確保できたとしても、
待機児童が減らせたとしても、
ではそこに、母親に代わる充分な保育者の
配置ができるのか?
子供を育てる
=人財を育成する
=日本の将来を支える人財の育成
である。
出生率を上げる
=人数だけでを増やすだけで
いいのだろうか?
ま。
エコノミストの方の意見なので、
単なる数字が優先なのかも
しれませんが。
ちょっと、ちょっと。
もっと、いるでしょ。働き手。
たとえば、
子育てが終わった世代は?
フリーターや、
64万は人いると言われるニートは
いま何処へ?
5日ほど前の事業仕分けで、
残念ながら廃止となったニート支援。
そこのところ、
見逃されてはいやしないか?
子育て世代の母親に、
さらなる負担を負わせるのは、
将来の日本にとって、
決して得策ではない。
respect&responsibility