私の履歴書3 | ドラマー・中井正剛の『身から出た錆』   

ドラマー・中井正剛の『身から出た錆』   

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さて、そんなこうでサックスになった訳なのですが、従来とっつきがいい方なので2年もするとそこそこの腕前になり、両親と顧問の先生と話し合いの末、音大を目指すことに。


うちの学校は中二で海外研修と言うホームステイみたいな物があり、そこそこお金がかかるのですが、それに参加せずに楽器を買い、レッスンに就く先生を決めすべての段取りを整え準備万端。


その年の親戚一同集まる新年会で発表。


買った楽器も皆に見せ。


そりゃよかったねで御屠蘇も入り。




その帰り道のことです。


電車で眠くなった僕は事もあろうに網棚に楽器を乗せ、眠り込んでしまいました。


気が付けば終点の東京駅。


乗換ねばならないので、あせって電車を降り階段を降り切った時楽器を忘れた事に気づきました。


急いで電車へ。


ありませんでした。


第一次音大計画終了



         つづく