憂鬱

書き捨て。


今日はみんなに会えるのに、
朝から、なんだかとても憂鬱。


感謝してないわけじゃないけど、
心から願ったことは何一つ叶わないなと辟易してる。

人生は、思い通りにならないこととの闘争なんだろうとは知ってた。
だけど、ここまで何も与えられないのなら耐えられない。
このレースからおりたい。
そこに希望が本当にないのなら、もう生きてはいけない。

何でわたしばかり？


家族を亡くして世界に一人ぼっちになったあの日から考えれば、
今は少しだけ増しになった。
でも生活は底辺で、辛酸ばかり舐めて惨めな思いの毎日だ。
自分が重ねてきたことの顛末？
今まではそう思って耐えてきたし、後悔したり自分を責めてきた。
だけどそれが本当の答えではないと、いま、気付いた。

別に努力なんかしなくとも初めから与えられている人は居るし、
血と汗の努力をしてようやく手に入れる人も居れば、それはまだ恵まれてる方で、
どんなに頑張っても報われず死んでいく人も居る。
要は、理不尽で、不公平なんだ。

それをどう受け止めて、意識を変えて、
っていう啓蒙書や意識高い系みたいな発想は、
多分にあと少しで時代遅れになるだろう。
だってそんなもの、与えられていない者たちの慰みものでしかないのだから。
まやかしで、事実に蓋をしてるだけだ。
陰謀論的にいえば、そうしたことさえ、世を動かす者達の弱者をコントロールする為に敷いた策略のひとつなのかもしれない。

厭世してるわけじゃない。
そんな老成する、周りを見下ろしていられる余裕もない。
ほとほと、この奪われるだけの自分に与えられた人生に疲れてしまったのだ。
もういや。
これ以上この人生を進めて、こんな想いだけ抱え続けて、不幸なだけだ。
苦しい。

そうは言っても、
もっと与えられていない人は沢山居るし、お前は贅沢だ、
なんて考え方もしたことはある。
だけどそんな比較持ち出して自分を励ましても、それもまやかしだ。
相対評価も絶対評価も、そんなものわたしは望んでいない。
欲しいものがあって、目指すところがあって、そこに辿り着けているか否かだ。

百欲した全てが叶わない、と喚いているわけじゃない。
そのうちの半分も叶っていないどころか、何一つ叶っていないのだ。
しかも、望んでいたもの逆の形で返ってきたり、散々にも程がある。
もうたくさん、うんざりだ。


疲れた。

悔しい。
何でわたしばかりがこんな想い押し付けられるんだろう。

もういやだ。

こんなに幸せなのに

こんなに幸せなのに、何でこんなに気持ちが暗いんだろう。

本当に欲しいものを手に入れたのに、わたしはわがままなのかな。
世俗的なものとか、そんなもののせいで心乱されて、馬鹿馬鹿しいよ。

でもさ、わたしだって欲しいんだよ。
あれもこれもそれも。
何でもかんでもお金ばかり。

何で手に入れられないの？
選んだ職業がいけなかった？
選んだ男性がいけなかった？
幸せを決めるのはお金？

そんなの、やだよ。
自分を決めるのは心だって、わたしは信じてやってきた。
貧乏を知らなかった故の詭弁？


試合終了はまだ早い。

悲しいのは

誰のせい


手を離したら
楽になった
寂しさはなくて
解放と自由と

悲しいね
共に過ごした時間は
何だったのか
無意味とか無価値とか
そんなことは言わないけど
空しさばかり

どうでもいい
でも何か残さずいられなくて
こんなことしてる
ばかだねわたしも
でもさそれくらいには
あなたとの時間本気だったんだ

さよなら
もう二度と再びはないだろな
今回はきっと
でも恐さはない
もうやりきったわたしたちに
残されたものは
懐かしさや郷愁ではなく
ただただ疲弊と嫌悪感

悲しいね


でも大丈夫
未来があるんだから
あなたにも
わたしにも
別々の明るい未来

ひさしぶり

夜の道
大切なあなたを抱いて
ひとりのこころで歩いてる
なんだかこんなの
ひどく久しぶりだ

何かを求めて
追われるように
いつも歩いてた
そうすることしか
紛らわす術を知らなかった
いまのわたしは
同じだけ頑張れているのかな
疲れてて気力を張ることもできない
あなたはわたしを何て思うだろう


もう少し
歩いてみる

つかれた

ここは秘密の場所
誰もわたしを知らない
少しだけこぼしてみる
ちょっと疲れたって


もう随分と遠くへ来てしまった
あの頃願っていた未来を歩けているのかな
分からないけど

欲しいもののいくつかは手に入った
ずっとあるだろうと思ってたのに失ったものもあるけど
足して引いてゼロという程簡単じゃない

諦めたら終わり？
ううん
諦めたっていいじゃない
違う未来を創ればいいだけ
答えは一つじゃない
色んなやり方があるんだから


それでもやっぱり
今日は疲れた
少しひとりになりたい
また明日あなたといるために