暫く更新を止めてしまって申し訳ありませんm(__)m
突然ですが、12月8日、野生のメスのジュリアンが亡くなりました。
原因はおそらく産卵の失敗。
急なことにとてもショックでした。
私も、一緒に飼ってた家族も、ミゲルも、みんなみんな悲しみました。
亡くなる前日、コオロギを7匹食べたジュリアン。
その時点で、何かおかしいとは思ってたんです。
翌日、ジュリアンの動きに異変があったと言われ、私が帰宅した際には
もう、呼吸もしていませんでした。
ずっとずっと、心配そうにオロオロしていたミゲル。
「どうしたの、どうしたの」ってまばたきを繰り返す姿が、まるで涙を堪えているようでした。
今に目を覚ますんじゃないかと思っていましたが
ジュリアンの呼吸が戻ることは、一度もありませんでした。
ジュリアンは、私にとって初めてのペットであり
カナヘビとのスローライフの原点でした。
祖父の近所の方が、私がカナヘビ好きだということを知って
捕獲してくださったのが始まりでした。
家に連れてきた2010年6月20日、当初はまだあどけなさがあったジュリアン。
でも、最近では顔つきが鋭くて、野生らしさもにじみ出てて
ミゲルとの差が激しい外見に変化していました。
何度も何度も脱皮して、サイズ的にもかなりビックでした。
「ジュリアンのデブ!!」とか大袈裟に貶すことも多々ありましたが
なんだかんだ可愛かったし、愛嬌ある行動もたくさん見せてくれたので
急な別れは本当に辛くて。何度も泣いてしまいました。
数時間経って、さすがに息を止めたジュリアンをそのままにしておくのも
あれかと思い、一旦ケースから出して、そのケースの蓋の上にティッシュに包んで
置いておきました。
私は哀しさのあまり早めに布団に入って寝ようとしていたのですが
突然母と兄たちが「えっ!?」と騒ぎはじめまして。
なんだと思って飛び起きていくと、自分の目を疑う光景があったんです。
ゲージの蓋は、風通しがよいようにと金網になっているのですが、
なんとその網に器用につかまって、ミゲルがぶら下がっていたのです。
その上には、ティッシュに包まれたジュリアンの肉体。
「ジュリアンを連れて行かないで」
まるで、そう訴えかけられているようで、また、涙してしまいました。
今でも思い出すとあらゆる感情が込み上げてきます。
ミゲルの力強い行動に感動して、一晩ジュリアンをケースの中に入れておくことにしました。
そして翌日、青くなったジュリアンを優しく包んで
家の土の下にそっと埋めました。
私達家族にとって、すごく大切な存在だったジュリアン。
ミゲルにとって、大師匠だったジュリアン。
うちの家族になってくれてありがとう。
本当に本当に、大好きです。
ミゲルのこと、見守ってあげててね。
私精一杯、ジュリアンが認めるような立派なミゲルを育て上げるから。
安心して、眠ってください。
やっと記事を上げたと思えば、こんな悲しい内容ですみません。
これからはもう少し頻度を上げて更新していきたいと思っています。
丁度冬季休業に入るので、たくさん記事を上げられたらなと。
とりあえず、次回はジュリアンとの思い出の写真をいっぱい載せて
うちの家族に仲間入りしたときから今までの出来事をさらっと
まとめていこうと考えていますので、お付き合いしていただけると光栄です。
なお、その後からはミゲルくんを中心に更新を行っていきますが
たまにジュリアンネタも喋っていこうと思うので、忘れないであげてくださいね。
では、最後まで目を通してくださり、本当にありがとうございました。
これからも私と2匹共々、このブログを宜しくお願いいたします。
コメレスは次回からさせていただきます。失礼しました。