超新星爆発は宇宙線の加速現場である、という可能性が観測的に示された。
Chandra press room 2005年9月22日号

 


「宇宙線」は、宇宙から地球に降り注ぐ高エネルギー原子核である。

 

高エネルギー原子核から出る放射を直接観測することはたいへん難しいため、宇宙線の起源は長い間なぞであった。


アメリカ、ラトガース大学のウォーレン博士らはこのたび、NASAのX線天文観測衛星チャンドラによる、高エネルギー電子の観測結果から、ティコの超新星残骸は宇宙線の加速現場の一つである可能性を報告した。


超新星残骸は爆発により膨張しており、周囲に衝撃波面を発生する。これまでの理論によると、膨張してゆく残骸よりも2光年外側に衝撃波が発生するはずであるが、観測ではわずか0.5光年外側であった。

 

これは衝撃波のエネルギーの大半が宇宙線の加速に消費されたと考えれば説明がつくという。

この結果は、超新星爆発におけるエネルギー収支についての天文学者の考え方に大きな変更をせまる、と博士らはのべている。

 

 

 

ちなみに最近では「ビッグバンにより宇宙は誕生した」「宇宙は膨張している」という、当然の説ももしかしたら否定できるかもしれないという研究もあり、まだまだ宇宙の謎は解けそうにないですね。

だからこそ私の興味も尽きないわけで:*:・( ̄∀ ̄)・:*:

 

宇宙、深海、地球内、古生物、政治、欅坂46・・・

 

興味ある人は仲良くしましょうね(´∀`)(´∀`)