本日限定…な、ギャグ小ネタです。
蓮誕前に、なんてことwww
*******************
敦賀さんには、美味しく召し上がって頂きたい。
敦賀さんは、どちらが好きかしら?
「敦賀さん、胸と足、どちらがお好きですか?」
二人で過ごす、とある日の休日。
急な私の質問に、敦賀さんは飲んでいたコーヒーをブッと吹き出した。
もうすぐ、お付き合いをすることになって初めての敦賀さんのお誕生日。
私なりに、豪華に過ごしたいと思うのは当たり前だと思うの。
「な、最上さん、突然なに…!?」
「ですから、『胸』と『足』です。
敦賀さんは、どちらの方がお好きですか?
私、それによって色々準備しますから。」
私の問いかけに、敦賀さんはすごーく悩んで。
それから、私の方をじっと見た。
「準備って…どんな?」
「そうですねぇ……。例えば、揉み込んだり?」
えぇと、と考えながら、答える私。
揉んだほうが、柔らかく美味しくなるのよね。
そんな私の発言に、敦賀さんはぴくりと眉を動かした。
「揉…!?」
「…?えぇ、そうですけど…」
私、なにかおかしな話でもしているかしら?
私が聞いているのは、敦賀さんは、鶏肉の胸と足のどちらが好きかということ。
どんなお料理にするかはまだ未定だけれど、好みくらいは知っておきたいもの。
「最上さん、『揉み込む』のは最上さんが…?」
「当たり前じゃないですか!
私が敦賀さんに(お料理を)食べてもらうんですから。
私以外に誰が準備するんです?」
むっと頬を膨らませて、敦賀さんに抗議する。
敦賀さんは、お誕生日を私の手料理で過ごすのは不満なのかしら?
「もしかして…。折角の記念日に私のでは嫌ですか…?」
少し拗ねた声で、尋ねてみる。
敦賀さんは珍しく慌てた声で、弁解を始めた。
「なっ…!そんなことない!
俺は最上さんが良ければ毎日でも…!」
「……え?」
今のって。
『毎日でも手料理が食べたい』って。
まるで、そんなプロポーズみたいな…!
かぁ、と赤くなる私の顔を、敦賀さんはどんな気持ちで見つめてるのかしら。
「……さっきの。
『胸』か『足』かなんて選べないな…。
全部、好きだから――」
真剣な表情で私の手をとり、好みを告げる敦賀さん。
そんな顔で見つめられても……
………ん?全部?
「準備なんて、最上さんが一人ですることないよ?
俺が、シてあげ……」
「ああっ!!そっか!!
敦賀さん。全部好きなら、丸焼きでどうでしょう!」
敦賀さんのお話を遮って、料理の提案をする。
「へ…?丸焼き……?」
「そうです、中にお米なんか詰めて。
その方がいっぺんに食事がとれて、食の細い敦賀さんでも食べやすいですよね!」
「えぇと…」
なぜか困惑している敦賀さんに、私はなおも話を続ける。
「では、敦賀さんのお誕生日のメイン料理は『ローストチキン』ということで!!
いつも以上に腕によりをかけてお作りしますね!」
「あ…ウン、アリガトウ…」
『全部が好き』という敦賀さんには、ローストチキンを作ろう。
豪華なお食事、敦賀さんが美味しく召し上がってくださいますように…。
Side Rにつづく
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2月9日は肉の日ですからね(*´∇`*)
勘違い蓮さまと、気付かない天然キョコちゃんですw
蓮誕前に、なんてことwww
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敦賀さんには、美味しく召し上がって頂きたい。
敦賀さんは、どちらが好きかしら?
「敦賀さん、胸と足、どちらがお好きですか?」
二人で過ごす、とある日の休日。
急な私の質問に、敦賀さんは飲んでいたコーヒーをブッと吹き出した。
もうすぐ、お付き合いをすることになって初めての敦賀さんのお誕生日。
私なりに、豪華に過ごしたいと思うのは当たり前だと思うの。
「な、最上さん、突然なに…!?」
「ですから、『胸』と『足』です。
敦賀さんは、どちらの方がお好きですか?
私、それによって色々準備しますから。」
私の問いかけに、敦賀さんはすごーく悩んで。
それから、私の方をじっと見た。
「準備って…どんな?」
「そうですねぇ……。例えば、揉み込んだり?」
えぇと、と考えながら、答える私。
揉んだほうが、柔らかく美味しくなるのよね。
そんな私の発言に、敦賀さんはぴくりと眉を動かした。
「揉…!?」
「…?えぇ、そうですけど…」
私、なにかおかしな話でもしているかしら?
私が聞いているのは、敦賀さんは、鶏肉の胸と足のどちらが好きかということ。
どんなお料理にするかはまだ未定だけれど、好みくらいは知っておきたいもの。
「最上さん、『揉み込む』のは最上さんが…?」
「当たり前じゃないですか!
私が敦賀さんに(お料理を)食べてもらうんですから。
私以外に誰が準備するんです?」
むっと頬を膨らませて、敦賀さんに抗議する。
敦賀さんは、お誕生日を私の手料理で過ごすのは不満なのかしら?
「もしかして…。折角の記念日に私のでは嫌ですか…?」
少し拗ねた声で、尋ねてみる。
敦賀さんは珍しく慌てた声で、弁解を始めた。
「なっ…!そんなことない!
俺は最上さんが良ければ毎日でも…!」
「……え?」
今のって。
『毎日でも手料理が食べたい』って。
まるで、そんなプロポーズみたいな…!
かぁ、と赤くなる私の顔を、敦賀さんはどんな気持ちで見つめてるのかしら。
「……さっきの。
『胸』か『足』かなんて選べないな…。
全部、好きだから――」
真剣な表情で私の手をとり、好みを告げる敦賀さん。
そんな顔で見つめられても……
………ん?全部?
「準備なんて、最上さんが一人ですることないよ?
俺が、シてあげ……」
「ああっ!!そっか!!
敦賀さん。全部好きなら、丸焼きでどうでしょう!」
敦賀さんのお話を遮って、料理の提案をする。
「へ…?丸焼き……?」
「そうです、中にお米なんか詰めて。
その方がいっぺんに食事がとれて、食の細い敦賀さんでも食べやすいですよね!」
「えぇと…」
なぜか困惑している敦賀さんに、私はなおも話を続ける。
「では、敦賀さんのお誕生日のメイン料理は『ローストチキン』ということで!!
いつも以上に腕によりをかけてお作りしますね!」
「あ…ウン、アリガトウ…」
『全部が好き』という敦賀さんには、ローストチキンを作ろう。
豪華なお食事、敦賀さんが美味しく召し上がってくださいますように…。
Side Rにつづく
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2月9日は肉の日ですからね(*´∇`*)
勘違い蓮さまと、気付かない天然キョコちゃんですw