少し前に、あるアメンバさんの『姪の勉強を見てあげた』というblogを読み、勝手に妄想した駄文ですー。
連絡もなく勝手に作成…スミマセン(`ロ´;)
読んでくださってると良いなぁ~(*´∇`*)


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「お勉強……、ですか?」

「そうなんだよ~!!格好悪い蓮なんかテレビで流れたら困るんだよぉ!!
だから、『ラブミー部』の仕事依頼だと思って、ね!
キョーコちゃんお願い!!!!」

「ちょっと、社さん落ち着いて…」

「落ち着いてなんかいられないんだぁぁ!!
キョーコちゃんにしか頼めないんだよぉ!!」

「ちょ、わ、わかりました!!私がお勉強見ますから!!

だから落ち着いて下さいぃぃ!!!!」


***


事の発端は、敦賀さんのバラエティ出演。
バラエティと言っても、チームで勉強系クイズを答えて、正解数を競うという内容のものだ。

完璧に見える敦賀さん。
でも、私は『坊』の姿で、敦賀さんのとんでもない姿を目の当たりにしている。


『―――てんてこ舞いというのは、どんな舞いなんだろうか』


今思い出しても、笑っちゃう。
あんな可愛い敦賀さんなら、テレビで放送されてもファンは減らなさそうだけど。
――でも、『あの姿は私だけの秘密にしていたい』という想いが芽生えているのも、確かだ。


勉強会は、敦賀さんの自宅で行われることとなった。
インターフォンを押して、部屋の中へと招かれる。

「いらっしゃい」

「はい、お邪魔します!
今日はクイズの参考問題集から何問かピックアップして、科目毎のペーパーテストも作成してきましたから。

バックアップはしっかりさせていただきます!!」

自分の気持ちに蓋をして、邪念は振り払って、ラブミー部のお仕事としてこの依頼を全うしなくちゃ。
優しく微笑んで接してくれるくれる敦賀さんに勘違いしないように、気持ちを引き締めて、先ずはペーパーテストから開始した。



***


「――――敦賀さん、流石です。
国語以外は、今のままで十分だと思います!」

「そう、かな?」

「はい!特に英語は、私が教えていただきたいくらい!!

国語は…、諺や慣用句を中心にお勉強しましょうね」

社さんが心配していた『格好悪い敦賀さん』は、国語をしっかりやっておくとテレビで流れることはなさそう。

しかし、この考えが甘いことに気付かされる。



「『つっけんどん』って、どんな丼なんだろうか?」

「!?」

「『泡をくう』…。美味しいのかな?」

「つ、敦賀さん!?」

言葉の本を読みながら敦賀さんが発する内容は、どれも的はずれな解釈で。
私は頭を抱える事となったのだ。

「まずい、まずいわ…!このままじゃ、『格好悪い敦賀さん』がお茶の間に…!」

「あ、今の俺に丁度良い言葉があったよ。
『後は野となれ山となれ』」

「んもーう!!敦賀さん!!
そんな暢気に、しかも本人が投げやりになってちゃダメですっ!!」

どうにかするしかない。
仕事の都合上、勉強会を開けるのも番組収録までにまだあるのかどうか…。
焦った私は、需要があるのかもわからないのに、敦賀さんに妙な提案を持ちかけた。

「敦賀さん、こうしましょう!!
クイズ番組、一位がとれたら私、何でも言うことを聞きますから!!
だから諦めるのだけはやめてくださいぃぃ!!!!」

「……………………『何でも』…?

今、『何でも』って言ったよね?」

まさかの敦賀さんのこの食いつきよう。

「え?は、はい…」

「その言葉、絶対忘れないでね?」




***


――数日後。
敦賀さんは無事に収録を終えて、私は今その敦賀さんの自宅にいる。

「放送、見てくれたかな?」

「はい!諺や慣用句の問題も、完璧でしたね!!収録まではご自分でお勉強されたんですか?」

「そうだよ。一位をとるために、ね」

「一位…?まさか………」

敦賀さんは満面の笑みを浮かべていて。

「『何でも言うことを聞きます』って、最上さん言ったよね?」

「は、い」

敦賀さんのその笑顔が、逆に怖いんですが…!

「こんなときは『怪我の功名』と言うのかな?この仕事を受けたときには何の気なしだったんだけどね。
まさかこんな美味しい話になるとは…」

「敦賀さん、何を…」

「今度は、俺が最上さんに『お勉強』を教えてあげるよ。
最上さんに足りないもの、社長に日々常々言われているよね?」

……それは、勉強して学べるものではないこと。

「…えっと?それは、なかなか難しいんじゃ…」

「『人を愛する心を取り戻すこと』…、これから俺が身をもってゆっくり教えてあげるから、覚悟してね?」




―――『後悔先に立たず』

せっかく心の箱に鍵をかけたのに、あの日とんでもない約束をしてしまったんだと、身をもって感じたのだった。





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なんだか書きたい感じと違くなっちゃったな(´Д`)

自分のぺたをはずしていると他の方のぺたをするのも忘れていて、最近は全くしていないのですが。
このお話を書こうと思った時から、その某アメンバ様には結構しつこくぺたぺたしていますwww

過去作品たまに読み返してくださっているようで。
ありがとうございます♪