本誌発売のタイミングと合ってないお話ですがwww
作っちゃったのでup。
キョコさん自覚後です。
*******************
「すみません敦賀さん、お食事お待たせしてしまって!!
………って、あれ?敦賀さん…?」
既に定番となっている、敦賀さん宅での夕食作り。
敦賀さんへの自分の気持ちを自覚したけれど、とてもじゃないけど叶えられるとは思えない。
でも、せめて今だけでも近くにいたくて…。
この夕食作りの時間は、私の貴重な「思い出作り」の時間でもあった。
夕食を作り終えた私は、敦賀さんと食事をとろうと家主を探す。
さっきまでリビングのソファに座っていたはず…と、ソファの後ろから近付いてみても、背中どころか頭も見えない。
不思議に思いさらに近づくと、ソファに横たわり寝ている敦賀さんを発見した。
「敦賀さん、寝ちゃってる…」
後ろからでは背もたれの死角になり、見えなかったのだ。
敦賀さんは最近ますます忙しさに磨きがかかり、事務所でもなかなか見掛けることは難しかった。
多分疲れがたまっていて、寝てしまったのだろうか。
前に回り込み、座る。
目線の先には、敦賀さんの寝顔。
いけない、と思いながらも、私の鼓動が早まっていくのがわかる。
少しだけ…。
おずおずと手を伸ばし、敦賀さんの髪に触れる。
柔らかい髪の感触が、私の手のひらに伝わる。
「敦賀、さん……?」
「…………」
反応はない。
早く起こさなきゃ…、でももう少し見ていたい。
敦賀さんの寝顔を見たのはダークムーンの撮影時以来。
現場でも気を抜かず、寝顔なんか見たことがないと、女性スタッフさんや女優さんから聞いたこともある。
――寝顔を見たのは、私だけなのかな。
自分の気持ちを自覚した今だからこそ、そんなことを考えるのかもしれない。
整った顔立ち。
長いまつげに、瞼には二重の跡。
すっと通った鼻筋は、日本人離れしていて。
薄すぎず厚すぎない、張りのあるきれいな唇は、無防備にこちらを向いている。
敦賀さんの頭を撫でながら、唇に目を奪われる。
「敦賀さん、寝てます、よね…?」
―――こんなこと、イケナイのに。
止まらない。止まれない。
少しずつ近付き、微かに唇と唇が触れる。
本当に触れるだけのキスだけど。
これも、私の「思い出」にするんだ。
満足して顔を離すと、寝ているはずの敦賀さんと目があった。
……。
「――え、えぇぇぇえ!?
ど、して…!」
もしかして、最初から寝ていなかったの!?
顔を真っ赤にして抗議の目で見ると。
「お姫様のキスで、目が覚めたんだよ?」
と、艶めいた表情でこちらを見ながら敦賀さんが言った。
こんなことじゃ、私の気持ちは筒抜けで。
ただただ赤くなって、その場で小さくなるしかなかった。
*******************
なんというか、こういう良いところでぶったぎるのが好きみたいです、私(^^;
最近クレパラを読んでいまして、その中で「竜二の寝顔を見たのは司だけ」みたいなエピソードがあったので、それをスキビで妄想してみましたwww
クレパラ読み終わったら、頂いていた150名リク書き進めていきますね~。
↑前にも読んだはずなのに、結構頭から抜けていまして、今のままじゃ書けませんでしたwww
作っちゃったのでup。
キョコさん自覚後です。
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「すみません敦賀さん、お食事お待たせしてしまって!!
………って、あれ?敦賀さん…?」
既に定番となっている、敦賀さん宅での夕食作り。
敦賀さんへの自分の気持ちを自覚したけれど、とてもじゃないけど叶えられるとは思えない。
でも、せめて今だけでも近くにいたくて…。
この夕食作りの時間は、私の貴重な「思い出作り」の時間でもあった。
夕食を作り終えた私は、敦賀さんと食事をとろうと家主を探す。
さっきまでリビングのソファに座っていたはず…と、ソファの後ろから近付いてみても、背中どころか頭も見えない。
不思議に思いさらに近づくと、ソファに横たわり寝ている敦賀さんを発見した。
「敦賀さん、寝ちゃってる…」
後ろからでは背もたれの死角になり、見えなかったのだ。
敦賀さんは最近ますます忙しさに磨きがかかり、事務所でもなかなか見掛けることは難しかった。
多分疲れがたまっていて、寝てしまったのだろうか。
前に回り込み、座る。
目線の先には、敦賀さんの寝顔。
いけない、と思いながらも、私の鼓動が早まっていくのがわかる。
少しだけ…。
おずおずと手を伸ばし、敦賀さんの髪に触れる。
柔らかい髪の感触が、私の手のひらに伝わる。
「敦賀、さん……?」
「…………」
反応はない。
早く起こさなきゃ…、でももう少し見ていたい。
敦賀さんの寝顔を見たのはダークムーンの撮影時以来。
現場でも気を抜かず、寝顔なんか見たことがないと、女性スタッフさんや女優さんから聞いたこともある。
――寝顔を見たのは、私だけなのかな。
自分の気持ちを自覚した今だからこそ、そんなことを考えるのかもしれない。
整った顔立ち。
長いまつげに、瞼には二重の跡。
すっと通った鼻筋は、日本人離れしていて。
薄すぎず厚すぎない、張りのあるきれいな唇は、無防備にこちらを向いている。
敦賀さんの頭を撫でながら、唇に目を奪われる。
「敦賀さん、寝てます、よね…?」
―――こんなこと、イケナイのに。
止まらない。止まれない。
少しずつ近付き、微かに唇と唇が触れる。
本当に触れるだけのキスだけど。
これも、私の「思い出」にするんだ。
満足して顔を離すと、寝ているはずの敦賀さんと目があった。
……。
「――え、えぇぇぇえ!?
ど、して…!」
もしかして、最初から寝ていなかったの!?
顔を真っ赤にして抗議の目で見ると。
「お姫様のキスで、目が覚めたんだよ?」
と、艶めいた表情でこちらを見ながら敦賀さんが言った。
こんなことじゃ、私の気持ちは筒抜けで。
ただただ赤くなって、その場で小さくなるしかなかった。
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なんというか、こういう良いところでぶったぎるのが好きみたいです、私(^^;
最近クレパラを読んでいまして、その中で「竜二の寝顔を見たのは司だけ」みたいなエピソードがあったので、それをスキビで妄想してみましたwww
クレパラ読み終わったら、頂いていた150名リク書き進めていきますね~。
↑前にも読んだはずなのに、結構頭から抜けていまして、今のままじゃ書けませんでしたwww