蓮様、Happy birthday !
と言うことで、蓮誕ネタでございます♪
失踪ネタ最終回じゃなくってごめんなさーい(>_<)
*******************
―――見つけた!
『だるまや』にひっそりとおいてあったそれを、女将さんに断って、ひとつ頂く。
―――あの人への贈り物に、ぴったり―――!
***
今日は、恋人同士になって初めての敦賀さんのお誕生日。
毎年たくさんのプレゼントをもらっている敦賀さんだけど、私からのプレゼントももちろん喜んで受け取ってくれる。
今年のプレゼントも、喜んでもらえるかしら…?
敦賀さんの自宅前。
私は、『だるまや』で見つけたプレゼントを鞄にしのばせてやって来た。
少し重たかったけど、敦賀さんのためにあるようなコレ以外にプレゼントを用意する気にもなれなくて、結局頑張って持ってきてしまった。
チャイムをならし、敦賀さんが笑顔で迎えてくれる。
「こんばんは、敦賀さん。
お誕生日、おめでとうございます!!」
「ありがとう、最上さん。いらっしゃい。
どうぞ、入って…?」
「お邪魔します……う、わぁ…!!」
お部屋に入ると、そこはカラフルなプレゼントの山。
「凄いですね…!」
「うん、誕生日プレゼントだけじゃなくてチョコも混ざっているけどね。
有難いものだよ」
やっぱり、こんなプレゼントじゃ喜んで貰えないかも……。
想像以上のプレゼントの山に驚いて立ち尽くしているところに、敦賀さんが言う。
「………一番欲しい人からのプレゼント、まだ貰ってないなぁ……。
最上さんは、くれないの…?」
かっっ、可愛いぃぃ!!!!
私にしか見せない甘えんぼな敦賀さんに負けて、私は用意したプレゼントを、リビングのソファで出すことにした。
「―――敦賀さん」
「ん?」
「…え~と…その…。
実は…ちょっと、お渡ししたい…な……、
…とか…思うものが―――…」
「―最上さん…?」
「…あの…、『だるまや』で見つけて、ラベルに惹かれて、それで安直に……」
うぅ…、敦賀さんの表情が、読めないわ…。
「――そうなんだ…
…飲んでみていい…?」
「はい…っ!
私、コレを見つけてすぐに敦賀さんの顔が浮かんできて!!
一人で興奮して、夢中になっちゃってたんです……///」
「うん…」
「だから私っ、
敦賀さんに贈るなら絶対コレ――って!!」
「どんどんいけるねコレ。
すごくおいしい」
「本当ですか!?よかった…っ!
味見もできないし、敦賀さんの好みに合わなかったらどうしようって…。
…ドキドキしちゃいました…///」
「―――…最上さん」
え
え?えええ!?
…ちゅっ…
「すごくおいしかったよ。
…ありがとう――――…」
交際前の、いつかの誕生日と同じシチュエーション。
ひとつ違うのは、今回は頬ではなく、口にお酒の味を感じたこと。
「つっっっ敦賀さんんんん!?」
「うん、最上さんに、お礼がしたいな。
せっかくこんなプレゼントを用意してもらったことだし、期待には答えないと…、ね?」
敦賀さんは、まさにラベルの通りの『夜の帝王』のごとき妖しい笑みを浮かべていて。
「違うんです、敦賀さん!
そんなつもりじゃなかったんですーーー!!」
私は朝まで、お酒のお礼をたっぷりと頂くことになったのでした…。
おわり
*******************
25巻片手に読んでもらえると嬉しいです(*´∇`*)
最後は桃部分書かずに逃げ…www
お酒は実際に売っています。
飲んだことはまだないのですが(^^;
年末頃からずっと書きたかったネタなので、やっと出せた…!!(*≧∀≦*)
と言うことで、蓮誕ネタでございます♪
失踪ネタ最終回じゃなくってごめんなさーい(>_<)
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―――見つけた!
『だるまや』にひっそりとおいてあったそれを、女将さんに断って、ひとつ頂く。
―――あの人への贈り物に、ぴったり―――!
***
今日は、恋人同士になって初めての敦賀さんのお誕生日。
毎年たくさんのプレゼントをもらっている敦賀さんだけど、私からのプレゼントももちろん喜んで受け取ってくれる。
今年のプレゼントも、喜んでもらえるかしら…?
敦賀さんの自宅前。
私は、『だるまや』で見つけたプレゼントを鞄にしのばせてやって来た。
少し重たかったけど、敦賀さんのためにあるようなコレ以外にプレゼントを用意する気にもなれなくて、結局頑張って持ってきてしまった。
チャイムをならし、敦賀さんが笑顔で迎えてくれる。
「こんばんは、敦賀さん。
お誕生日、おめでとうございます!!」
「ありがとう、最上さん。いらっしゃい。
どうぞ、入って…?」
「お邪魔します……う、わぁ…!!」
お部屋に入ると、そこはカラフルなプレゼントの山。
「凄いですね…!」
「うん、誕生日プレゼントだけじゃなくてチョコも混ざっているけどね。
有難いものだよ」
やっぱり、こんなプレゼントじゃ喜んで貰えないかも……。
想像以上のプレゼントの山に驚いて立ち尽くしているところに、敦賀さんが言う。
「………一番欲しい人からのプレゼント、まだ貰ってないなぁ……。
最上さんは、くれないの…?」
かっっ、可愛いぃぃ!!!!
私にしか見せない甘えんぼな敦賀さんに負けて、私は用意したプレゼントを、リビングのソファで出すことにした。
「―――敦賀さん」
「ん?」
「…え~と…その…。
実は…ちょっと、お渡ししたい…な……、
…とか…思うものが―――…」
「―最上さん…?」
「…あの…、『だるまや』で見つけて、ラベルに惹かれて、それで安直に……」
うぅ…、敦賀さんの表情が、読めないわ…。
「――そうなんだ…
…飲んでみていい…?」
「はい…っ!
私、コレを見つけてすぐに敦賀さんの顔が浮かんできて!!
一人で興奮して、夢中になっちゃってたんです……///」
「うん…」
「だから私っ、
敦賀さんに贈るなら絶対コレ――って!!」
「どんどんいけるねコレ。
すごくおいしい」
「本当ですか!?よかった…っ!
味見もできないし、敦賀さんの好みに合わなかったらどうしようって…。
…ドキドキしちゃいました…///」
「―――…最上さん」
え
え?えええ!?
…ちゅっ…
「すごくおいしかったよ。
…ありがとう――――…」
交際前の、いつかの誕生日と同じシチュエーション。
ひとつ違うのは、今回は頬ではなく、口にお酒の味を感じたこと。
「つっっっ敦賀さんんんん!?」
「うん、最上さんに、お礼がしたいな。
せっかくこんなプレゼントを用意してもらったことだし、期待には答えないと…、ね?」
敦賀さんは、まさにラベルの通りの『夜の帝王』のごとき妖しい笑みを浮かべていて。
「違うんです、敦賀さん!
そんなつもりじゃなかったんですーーー!!」
私は朝まで、お酒のお礼をたっぷりと頂くことになったのでした…。
おわり
*******************
25巻片手に読んでもらえると嬉しいです(*´∇`*)
最後は桃部分書かずに逃げ…www
お酒は実際に売っています。
飲んだことはまだないのですが(^^;
年末頃からずっと書きたかったネタなので、やっと出せた…!!(*≧∀≦*)