モー子さん視点でドゾー。


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『やっぱり!?京子さんも思う!?』

『ええ、お二人とも美形だし、やっぱり怪しいというか…』

部室に到着し入ろうとしたところ、中が何やら騒がしい。
天宮さんとキョーコがきゃあきゃあと騒いでいる。

「おはよう。何、どうしたの?」


『あ!おはよう、琴南さん』

『おはよう、モー子さぁぁん♪』


二人が窓のそばで立ち、話をしていたようだった。
この部屋の窓からは、ちょうどLME事務所の入り口が見下ろせる。
入り口にはちょうど敦賀さんと社さんが到着したようだ。



『実は今、敦賀さんとあのマネージャーの話をしてて…。

私、あの二人ってデキてるんじゃないかと思うの!!』



・・・・・・・は?



ポカーンとした私を置き去りに、二人の間で話が進行する。

『確かに、天宮さんに言われて気がついたけど、あの二人ってあんなに美形なのに浮いた噂ひとつないのよね』

『そう!ソコなのよ!!』


絶対裏があるのよ!と天宮さんが息まいている。



いやいやいやいや。
天宮さんはともかく……。
キョーコ、アンタまでそう言うなんて、敦賀さんがあまりにも不憫だわ……。


『だって変じゃない?
運転も出来ず俳優任せなのに、あの超絶忙しい人のそばにずっといられるなんて!
普通、移動中位休みたいと思うじゃない!!

となると…
やっぱり、お互いがお互いを求めてるのよ~~~!!』



…運転の件以外は、有能だと思うけど…。


『そ、そうだったんだ…!

じゃあ私は、これからはお二人の邪魔をしないようにしなくちゃ!!

敦賀さんのご自宅にお邪魔するなんて、社さんとしてはすごく嫌な気分だったのかもぉぉぉぉ!!』


だーかーらー(-"-;)

「あのねぇー、アンタたち…」


ガチャ…


私が意見を返そうとしたその時、部屋のドアが開かれた。

全員振りかえる。


『話は、聞かせてもらったよ……?

最上さん、ちょっと来てもらえるかな…?#』キュラキュラキュラキュラ


張本人が現れた。

しかも、これは………。

魔 王 降 臨 …。

『いやぁぁぁぁ!!どうして私だけーーー!?』


うん、キョーコ、頑張りなさい。

腰を抱かれながらスマートに連れていかれるキョーコを見て、心のなかで合掌したのだった…。








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決して蓮×社が書きたかった訳ではなくwww

キョーコに、学校の教室で友達と楽しんでるような感覚を味わってもらいたかったのよ(^^;