や…やっと終われます。

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『昼食はきちんと摂られましたか?なんとかインゼリーとかじゃダメですよ!夕食もきちんと摂りましょうね』

『わかってるよ。いつもメールありがとう。夜にまた連絡するよ。上がりは何時?』

最上さんとメールをするようになり一ヶ月が過ぎる。最初は業務的なメールだけだったが、今では軽い雑談もできるようになった。
夜には彼女の声が聞きたくなる。忙しい一日を浄化するように、俺は彼女に電話してしまう。日々のメールのお礼、という名目をつけ…。


「れ~~ん~~
おまえ、最近急に携帯依存症になったなぁ~♪
お兄ちゃんなにも聞いてないなぁ~??」

社さんは、当初、急に携帯電話を手元に置いておく俺を「普段は鞄に入れっぱなしなのに」と、不思議に思っていたようだった。
ただただ待受画面を見てはため息をつく俺の姿を見て、なにかピンときたようだったが、メールをするようになったここ一ヶ月間の使用頻度と、携帯電話に対する俺の破顔の表情(社さん談)で確信したといい、今のように俺を問い詰め、遊んでいる。

「何度も言っているじゃないですか。ただの連絡網みたいなものですよ。」

彼女にとってはたいした意味もなく送信しているのだろうが、俺にとっては一字一句が大切で…。

『お食事を作りに行けたら私も安心なんですが…』
と書かれたメールがきた時は思わず保護してしまった程だ。


「蓮…。おまえ、メールだけで満足してたらいつまでも前に進めないぞ…」


そんなことは承知の上。
メールだけで満足なんかするつもりはない。



PiPiPi...
最上さんからの返信。


『今日の上がりは20時です。



連絡いただいたらすぐに出られるよう準備しておきますね』



今日、彼女が食事を作りに来てくれるのは、社さんにはしばらく秘密にしておこう。



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よかったね、ヘタ蓮様(TvT)
でもきっと食事以外なにもないでしょうね…。

もうこんなに続いたらネタでもなんでもないSSですかね;

そういえば前回書き忘れました。続いて続いて全3回になったので、3話すべて朱烙さんあてプレゼントでしたぁ。
…え?いらないですか?;