中学入学。新しい出会い。


隣の席になった男の子とすぐに仲良くなった。

名前はアツ


クラスの中で一番頭が良くて、運動もできる男の子。


アツは授業中や、掃除の時間、いつもゆうに

ちょっかいを出してきた。


楽しい話をして笑わせてくれる。


無邪気な笑顔がとても可愛い(〃∇〃)


ゆうはいつの間にかアツの事を好きになっていた。


。。。初恋。。。


思い切ってお手紙をだした。


ラブレターアツくんへ

ゆう、アツくんの事がスキ。

付き合って下さい!


ゆうの心臓はドキドキして壊れそう(><;)。


すると、シンプルでカッコいいお手紙で返事が来た。


手紙ゆうへ

手紙ありがとう!

実は俺もゆうの事がずっと気になってて。。。

でも言い出せずにいたんだ。

だからゆうに手紙をもらって、気持ちを伝えてもらって、

俺は凄く情けなくなったんだ。。。

こんな俺でもいいかい?

好きです!

付き合ってください。



(///∇//)心臓が飛び出そうだった。

今思い出してもカッコいい台詞。


この日を境にゆうはアツの事をどんどん好きになっていった。


アツの事で頭がいっぱい。


目が合うと恥ずかしい。


近づくと緊張して顔が赤くなる。


好き過ぎて、ギクシャクするほどだった。。。


ある朝、アツに言われた。


渡したいものがあるから放課後に階段下に来て!


付き合うのがはじめてのゆう。


2人っきりになるなんて、はじめてだし、

もう緊張して緊張して。。。

放課後が来るのが怖くなった。


ご飯も喉を通らず迎えた放課後。。。。


何だか周りが騒がしい。。。


みんながゆうを見てる。。。


ある男の子が言った。


おい!階段の下でアツが待ってるぞ!

熱いな~おまえら~ヒューヒュー♪

キスするのか?あはははは(`∀´)


入学して間もない頃だった。

付き合うなんて事はまだめずらしくみんなに冷やかされた。


クラスのみんながゆうの行動を見てる。。。


嫌だ!

どうしよう。。。。。恥ずかしい。。

行けないよ~


みんなの冷やかしに負けた。


どうしてもアツの所には行けなかった。



次の日。


あきらかにアツの様子がおかしい。


話しかけられる隙がない。


(´□`。)やっぱり、怒らせちゃった。。。


話しかけられなかった。


謝れなかった。


バカゆう。



話せない日々が続いた。


アツの噂を耳にした。


アツに新しい彼女が出来たんだって~


ゆうの初めての恋が終わった。。。