日本的ですね、ハッピーエンドです。

日本人とフィランド人は共通ルーツの、ウラル人種言語系


過去のない男(2001)A

$恋愛映画を話そうよ

★数行で映画紹介しようよ

ヘルシンキに流れ着いたひとりの男。

暴漢に襲われ瀕死の重傷を負い、

過去のすべての記憶を失ってしまう。

絶望の淵でささやかな人生をひとコマづつ重ねていく中で

イルマという女性に知り合い、

お互いの愛をあたためてゆく

2002年カンヌ国際映画祭グランプリ、主演女優賞


★ショウトしょうとSHORT

はじめてアキ・カウリスマキ監督の作品を観ました。

いいですね、この映画、大好きです。

「人生は先に進むしかない。戻ったら、大変だ」

★監督アキ・カウリスマキ

オズタッチの淡々

監督が小津安二郎の信奉者だそうで、たしかに似ている。

「東京物語」的 

そして ルコントの「列車に乗った男」にも似ている

小さな幸福が、こんなに、ありがたいことが

しみじみ伝わります。

この映画は日本人好みだろう。

昔のイタリア映画を思い浮かべる。

映画「かもめ食堂」は、

本作のアンサー映画かもしれない。

知り合った女性と、

ささやかにピクニックに行くだけだけど 

なんかとても素敵で貴重な出来事に思える。

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★日本人とフィランド人って

お互いに感動点が似ている。

似ていると思った点、

社長の責任感

映画の中で

ある社長が会社を閉じる時に

社員に最後の給料を払おうとしたら

銀行が倒産、

倒産理由は北朝鮮に買収されたそうだ。

(へぇ~~)

それで社長の口座は凍結されているので、

銀行強盗する。

銀行側の職員も、もうすぐ解雇される身なので

淡々と強盗に協力する

このへんのなんとも淡々が監督の持ち味だろう。

お金を社員に払い、社長は自殺する。


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★日本的なシーン

列車のなかの食事が

寿司と日本酒で、

日本の歌謡曲「ハワイの夜」( クレイジーケンバンド)が流れている

これっってフィンランド人が日本びいきというよりは

監督が、小津監督に敬意を表したのだろう。


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★フィランド語は日本語に似ている Wikipediaより

フィンランド語は、ウラル(URALI)言語、日本語と同じパターン。

バルト3国で、ノルウェー、スウェーデンは、ゲルマン民族だが、

フィンランドだけが、日本と同じウラル(URALI)民族。

言葉の響き、音節、フレーズ、全てにおいて、日本語みたいです。

証拠にフィンランド人が話す英語は、

日本人が話すカタカナ英語と同じに聞こえる。

また日本語を知らないフィンランド人が、

日本語を話すと、日本語に聞こえます。

フィンランド語を知らない日本人が、

フィンランド語を話すと、フィンランド語に聞こえるのです。

まさに、農耕民族であり、

それらは音楽にも現れております。

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★基本情報

原題 : Mies Vailla Menneisyytta

監督脚本:アキ・カウリスマキ 

出演:
マルッキィ・ペルトラ
カティ・オウティネン
ユハニ・ニエミラ
カイヤ・パカリネン

上映時間 97分

製作国 フィンランド


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カで、はじまる恋愛映画(洋画編)