借金ができるまで 其の2 | 借金で株するエドの憂鬱

借金ができるまで 其の2

借金ができるまで 其の1
の続きです。

2005年11月会社に対して、退職願いを出しました。
超大手企業であり、退職後に会社に戻る事はできないと分かっていましたが当時は株の利益が会社の給料が馬鹿馬鹿しくなるほど大きくて、会社に真面目に勤めているのが馬鹿らしくなったんですね。
上司や友人に慰留されましたが、意思が固いことを伝えました。

株は連日連戦連勝だったので、投資資金が大きければ大きく勝つ事ができると考えました。
それほど好調でした。
また2005年12月に、400万円の借金をします。
現在も残っている借金です。
キャッシュワン:200万円
オリックス:150万円
銀行系カード:50万円

当時は、大手企業に勤めており簡単にカードを作る事ができました。
金利の高いカードを持たなかった当時の自分を褒めるべきでしょうか。。

2005年12月には、貯金全額+借金400万円で投資をしていました。
投資金額が大きくなった事により、大きく利益を上げる事ができるようになっていました。
2005年末には1500万円前後(株の利益は約800万円)行っていたと思います。
少し記憶が曖昧です。


年が明けて2006年・・・
引き続き好調を維持していました。

1500万円の資金は年が明けてからも順調に増え、最高2000万円超まで増えていました。

そう・・あの日までは。。

2006年1月16日 ライブドア本社に強制捜査が入ります。
私はライブドア関連の株は持っていませんでした。

翌日、ライブドア関連の株は大幅に下落していましたが、ライブドア以外の株は堅調に維持していました。
私は朝方株価をみて、昼ごろには100万円前後の含み益が出ているのを確認し会社へ出社しました。
当時の資金は約2000万円
信用全力で6000万円買っていました。
買っていた銘柄はテレウェイブ、サイバーコムなどです。テレウェイブは当時1株100万円以上しました。

会社で15時前に株価をみると・・・
なんと全ての株が大幅安になっていました。。
100万円ぐらいの含み益が、400万円ぐらいの含み損へ。

会社から帰宅後、ものすごくブルーな気持ちになったのを覚えています。

その翌日・・
株価がストップ安に貼りついて寄り付きません。
含み損は1200万円を超えていました。
成り行きで売り注文を出しましたが、当日は異常事態という事で比例配分がされませんでした。

その夜は、すごく悩みました。
全ての株が明日もストップ安だったら、2000万円の資金が全て消えてマイナスになってしまう。

売りたくても売れない。
追証も払えない。
借金が400万円残っている。
会社はもう後数日で退職することが決まっている。

どうしよう。どうしようと。。
考えていると身体が震えて、軽い貧血のようになってしまいました。


その次の日である1月19日 株価は安く寄り付いた後に反発します。
すごく安堵しました。
それと同時に、全ての株をある程度反発したところで売却しました。

2000万円超まであった資産が800万円程度になっていました。(借金400万円含む)
それでも株の生涯収支はまだプラスだったんです。

ここで止めておけば・・・。



借金ができるまで 其の3に続く。(土日更新予定)