前回までの記事
①出産前日
②陣痛の兆候と始まり
③病院に向かうまで
ﾟ･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･*:.｡. .｡.:*･ﾟ
電話で、
夜間入り口じゃなく、
正面玄関が開いてるから正面から入って来て下さい
と言われていた。
車を正面玄関につけ、
陣痛の痛みが遠退くのを待って
車を降りる。
何も言わなくても、
カバンは旦那が持ってくれた。
しかし
入院グッズの入った段ボールが
まだ車の中に残されている。
『あ、段ボール……』
『いいよ、後で運ぶから。
とりあえず行こう』
『うん…』
そして正面玄関を入ったところで、
また痛みがくる。
きゅぅぅぅ………
締め付けられるような
針を刺されてるような
そんな痛みが数十秒続き、
痛みが遠退くと
エレベーターに早足で向かって
2階のボタンを押した。
エレベーターを降り、
ナースセンターに着き
名前を告げたところでまた陣痛の痛み。
『母子手帳と保険証お預かりしてもよろしいでしょうか？』
の言葉に応えられない私の代わりに、
旦那がカバンから
母子手帳と保険証を探し、
看護師さんに手渡した。
『それではこちらに……
まずは分娩台で子宮口の開きを見ますね。
あ、ご主人はこちらでお待ちください』
と、
私は分娩室に、
旦那は陣痛室(？)に通された。
分娩台に座り、
足を台に乗せると
機械が動きがばっと足を広げられた。
助産師さんが来て、
指をぐいっと入れられる。
『いたいっ！！』
思わず叫んでしまった。
『大丈夫ですよ～、
赤ちゃんの頭触れます。
ちょっとこのまま陣痛来るの待ちますね』
指を入れられたまま、
陣痛が来るのを待つ。
じわじわと痛くなり……
痛みがピークに来たとき、
今までで一番の激痛が走った。
『うぅぅ……いたいー！』
『はい、もう大丈夫ですよ～。
子宮口８～９センチ開いてますね』
『え！？もうそんなに？？』
驚いた。
てっきりまだ５～６センチで、
あと２～３時間は生まれないと思っていた。
陣痛の間隔は、３～４分だった。
この後陣痛室に戻るのかと思ったら、
『このままここにいて下さい』
と言われた。
ん？
じゃあもう生むの？
え！
まだ心の準備(？)が…………
と思う私を尻目に、
体温や血圧がはかられる。
そして着てきた服から、
産褥用の半袖の服に着替えさせられた。
生理用ナプキンがはずされ、
おむつのような産褥パットがあてられる。
そして採血、点滴。
点滴は、
針の刺されたところが痛くて、
ぴりぴりしていて気になったが、
陣痛の痛みが来たら
そんなの気にならなくなった。
にしても、旦那はいつ来るのか？
私は立ち会い出産を希望していた。
もちろん、産院にもそう伝えてあったのに、
旦那が来る気配は一向にない。
…………もしかして忘れられてる？
と、思ったら、
『旦那さんも今カメラの準備して待ってますからね～』
と言われた。
は？
待ってるって何を？？
早く分娩室に入れて！
ビデオカメラ回してー！！！
と、心の中で毒付く。
『まだいきみたくならない？』
と聞かれ、
『はい』
と答えた。
記録用のため、コメ欄は閉じさせていただいております
｡*†*ﾟ関連記事ﾟ*†*｡
子供用ダッフィー風の着ぐるみカバーオールの作り方
ベビー用シェリーメイ風の着ぐるみカバーオールの作り方
子供用ジェラトーニ風の着ぐるみカバーオールの作り方
ダッフィー風ベビー用スタイの作り方
シェリーメイ風ベビー用スタイの作り方
スタジオアリス安く買う攻略法＆裏ワザ
予算別オススメのディズニー出産祝い、出産準備品