先日2度目のスーパーチャージャープーリベルトが破損し、出先で右往左往。
今度はエンジン排気異常のチェックランプが点灯です。
MINIのエンジン排気異常チェックランプはどうやら多いようで、原因は排気管に設置されたCO2センサーの汚れによるモノ。
エンジンが冷え切った冬場の始動時に点灯し、エンジンかけ直したり、翌日になったら付かなくなったなど、たちの悪い警告です。
私はすでに3日間消えません;
特別走行に支障がなければセンサー交換せずに乗り続けている方も多いようですが、問題はこの支障がなければです。
MINIに限らず排気系統のチェックランプは他車も付いている仕様が多いのでちょっと解説。
排気異常を感知する原因は主にこの3種類
1,センサーそのものが汚れや排熱で痛み正常に機能しなくなった
2,排気触媒の劣化や破損で排ガス濃度変化による正常な感知
3,燃料システム(ガソリン濃度)の故障やそれを制御するコンピュータ異常による排ガス濃度変化による正常な感知
【問題点】
1の場合:センサー不良で下記のセーフティーモードに切り替わってしまう車種があります
2の場合:触媒が破損すると排気音が大きくなったり、環境によろしくない排ガスが出ます
3の場合:エンジン本体を壊す原因になったり、値段の高い排気触媒の破損につながります
チェックランプが点灯するとどうなるか?
1.エンジンを保護するためにセーフティーモード(エンジンパワーをおさえる)に切り替わる
2.異常を感知しても警報だけで走行に変化無し
【問題点】
1の場合:アクセルを踏んでも加速が鈍く、エンジン回転数も抑えられ非力な車になります
2の場合:センサー本体の汚れ・痛みならこの状態でのみこのまま走行していても問題ありません
(で、結局どうするの?)
センサー不良でそれが他のシステムを制御しなければ問題ないのですが、結局そのままだと他の不具合が出たときに気付くことが出来ず、エンジン本体を壊すことになりかねません。
ランプが点灯し、エンジンをかけた時に今まで以上にガソリン臭い排気ガスが出るようであれば、きちんとディーラーや専門修理工場で点検していただいた方がいいです。
CO2センサーでガソリンの混合比をCPUが計算している車種はなおさら。
ガソリン比が高く生ガスが排気し出すと触媒はあっという間に痛み、エンジン本体も痛みます。
センサー交換は車種にもよりますが工賃込みで恐らく5万円前後。
安くないですね~
でも、エンジンを壊せば後ろに0が付く数字になります。
排熱温度が高いターボやスーパーチャージャーなどの過給器付きエンジン車や排気があまりクリーンでないエンジンの車はこのセンサーの汚れも早く交換時期も当然早くなります。
センサー不良が出やすいBMW MINI、そのまま乗られている方もいますがちゃんと交換した方がよいですよ。
走行距離10万キロに近づいた私のMINI。
センサーが今まで保ってくれたほうが感謝に近いか・・・
出費が重なるな~・・・