「イノリガミ-浮世絵札の夢現-」終演しました! | **きりの・徒然・むつみ**

こんにちは。桐乃睦です!


17日、無事に「イノリガミ-浮世絵札の夢現-」が終演しました。

ご来場いただいた皆様、応援していただいた皆様、本当にありがとうございました!


本作は、夢神楽にしては(?)とてもあたたかい物語になりました。

都随一の絵師・三鳥一廓が描いた“千枚絵札”。幸せを運ぶお守り札として流行した千枚絵札が舞うこの世界に、ひとり隠された真実を知らずに暮らす主人公・風靡。


風靡は本当にかわいそうでw

仲間も多く、家族もあって、とても幸せに暮らしていたはずなのに、

とある日を境にすべてを失ってしまうというね。

普通にあった幸せな日々がすべて嘘だと知る。

そして真実を見つけていく。

「嘘も真も、自分にしかわからない」

だからこそ、自分にとっての真を選んでいく。

そんな物語でした。


私の演じたアネハという人は、風靡の死んだはずの母親です。

死んだはずなのに、目の前に現れた母親。10年前のままの姿で。




桐乃にとっては珍しい黒衣装。

何よりあんなに大きな息子を持ったのは初めてですwww


桐乃的には踏んばって、

力を持った特別な存在、蘇った存在としての妖艶さだとか、

母親の持つ優しさとか、

一廓とかけおちをするほどの熱い恋愛心とか、

色々ちりばめたつもりですが、

どうでしたでしょう???www



色々謎の多い今作。

最大の謎であるアネハの存在を演じられて、また新しい役に挑戦できたと思います!


すべてを知ったアネハが風靡に言う台詞に

「千枚絵札が風に舞う。お前が残したかった世界は…美しいな、一廓」

というものがあります。

千枚絵札はアネハそのものであり、一廓の描いた景色。

風は風靡。

『千枚絵札が風に舞う。』

アネハと一廓の想いが、風靡によって次の時代へと流れていく。

想いがつながっていく。


私たちの周りにある想いを、何か思い出していただけていたら、とてもうれしいです。



さて、次の夢神楽は本年11月!!

今年は2回あるんだぞ!!


ご来場いただいた皆様からとてもあたたかいお言葉を頂戴し、本当に嬉しいです。

次回公演も頑張ります!


最後になりましたが、

本作に携わっていただいた、キャスト陣、スタッフの皆様、

そして何より

応援してくださったみなさま、ご来場いただいたお客様、

本当にありがとうございました!!


これからも夢神楽を宜しくお願いいたします!!



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