「昼食後に眠くなるのは当たり前でしょ?」
先日、こんな声を聞きました。
集中力が高まり
仕事が捗りやすい午前中に比べ
昼食後、特に14時頃は
”急な眠気に襲われて
どうにもやる気がでない・・”
と困ったことはありませんか
確かに、午後一の時間帯は
陽の光や身体のメカニズムからも
比較的眠くなりやすいとき。
でも、
それは食事でいくらでも
コントロールできます
(実際、私は昼食後に眠くなりません)
午後も高いパフォーマンスを保つための
昼食の食べコツをご紹介します
まず、私たちの身体は昼行性です。
起床してから明るい内に脳が覚醒するよう
体内時計のリズムが組み込まれています。
しかし、ずっと強い脳波で覚醒しているわけではありません。
自然な脳波のな波によって
絶妙なバランスを保っているのです。
その一時的な低下が
ちょうど昼食後の14時頃
昼食後に眠くなるのは
脳波がちょうど低下した時間帯だからです。
2つ目の原因は、
身体の血糖値が急激に上昇しているからです。
”時間がないから”といって、
「パスタ」
「うどん」
「丼ぶり」
「おにぎり」
など、
単品食べをしていませんか
ランチで見かけるこれらの単品メニューは
空腹時に食べると
血糖値が急激に上昇し
脳がオフモードに切り替わってしまいます。
ただでさえ少ない覚醒の脳波が
さらに少なくなって、眠くなるのです。
満腹まで食事を摂ることも
眠くなる原因の一つ。
狩りをする動物を思い浮かべてください。
空腹時に餌を探し求める動物たちは
獲物を捕らえるために
神経を集中させ
活発に動き回ります
反対に、
満腹であれば狩りをする必要がないので
脳も身体もオフモード
眠くなっても生きていけるからですね。
つまり、
空腹時には脳が覚醒する
満腹時には脳の覚醒が低下する
これは本能レベルで決まっているのです。
①GI値の低い主食を選ぶ
昼食後に眠くならないためには
主食の選び方がとっても重要!
主食は、
血糖値の上昇を緩やかにしてくれる
GI値の低い食べ物を選んでください。
GI値の低い主食とは、
わかりやすく言うと
「精製されていないもの」です。
白米<玄米、雑穀米
うどん<そば
食パン<ライ麦パン
etc..
”白いものより黒いもの”
というイメージを持つと
分かりやすいですね
②一口目に主食を食べない
また、空腹時に突然
主食を食べないこともポイント
(単品メニューがNGと前述したのはこのためです)
定食であれば
味噌汁やおかず、漬物などから。
洋食であれば
サラダやスープ、フルーツから。
これも血糖値を上げないポイントです
③腹八分目でやめる
満腹感を感じると
脳や体がオフモードになります
午後も高いパフォーマンスを保つためには、
ランチは腹八分目と感じるところでストップ
脳は食べ始めて20分後から
満腹感を感じるので
早食いの方は腹八分目でも
満腹度を超えている可能性さえあります。
ランチはゆっくり食べる。
時間がないなら、
ちょっと物足りないかな?くらいでやめる。
これが大きなポイントです
身体は食べたもの出来ています。
仕事や学業で
高いパフォーマンスを保つためには
何を、どう食べるか?
がとっても大切
ランチ後の眠気に困っているという方は
ぜひ3つのポイントを
意識してみてくださいね
最後まで読んでくださり、ありがとうございます^^
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