篤です。

 

企業理念のブログにようこそお越しくださいました。

ありがとうございます。

 

企業理念から応援したい会社を見つけたり、

世の中を支える会社をご紹介したりしています。

 

今日は会社の紹介ではありません。

 

“「1円でも安く、1秒でも早く」

という理念に対する思想は

「停滞排除」や「情報抑制」になる”

という記載をみつけ、

企業理念から何を思想として持つのか?

ということの重要性に気づきました。

 

綺麗にまとめられ明文化された企業理念は、

それだけで機能しそうに思いますが

そうではありません。

 

使われている言葉の一つひとつが

個人によって解釈が違いますし、

そこからもたらされる行動は

個人で違うどころか、

その時々で違うと言っていいほどだと思っています。

 

1円でも安く」するために何をするのか、

在庫は無視してかかるのか、

仕入先を買い叩くのか・・・。

 

先々にゼロになるまで追い求めるのか、

どこに限度を設けるのか、

それとも「心意気」の問題であって

「できるだけ」なのか、

売るもの全てではなくて、全体としてなのか。

 

判断する期間は週なのか月なのか

旬なのか四半期なのか年なのか。

1個で1円なのか1万個で1円でもいいのか。

 

いかがでしょう。

捉え方で全く戦略が変わってくるのが

予想できますよね。

 

1秒でも早く」についても同様に

たくさんのことが想定されます。

ここを少しでも明確にしていくのが、

解説であり、物語であり、

浸透させるときのお話であり、

いろいろな場面で口にされる企業理念が

活かされた状況なのです。

 

どんな思想から発している企業理念なのか、

浸透云々を言う前に考えるべきことです。

 

企業理念は「降ってくる」ので、

根底にある思想は振り返りになります。

 

創業者の想いがわかっていると、

比較的間違わずに解釈できますが、

その想いの背景まで考えをめぐらせないと

誤解になります。

 

言葉というものの重みを認識してください。

 

企業理念にある思想にも十分に配慮してください。

 

最後まで読んでくださいまして、

ありがとうございました。

お休みの日だというのに、

ちょっと重い記事を書きました。

不断の慌ただしい中ではなくて、

少しゆっくり考えて欲しいと思い、

あえて土曜日を選択しました。