篤です。
企業理念のブログにようこそお越しくださいました。
ありがとうございます。
『田園発 港行き自転車』という宮本輝氏の小説を
読みました。
京都の町並みや、町屋の作り、富山の風景、
自転車の種類、など、背景がおもしろかったです。
いつもビジネス書ばかり読んでいるので、
読み終わると必ず回してくれる小説が新鮮です^^
しかも自分だったら読まないものがほとんどなので、
他人が選んだ本というだけでも刺激があります^^
その本の中に、
「あいつはいろんな意味で晩生(おくて)なのだ。
精神がおとなになるまで、他の同年齢の子たちよりも
寄り道をして時間がかかるが、そのぶん、
親の知らないところで世の中を学んでいるだろう。
その余計な雑学といったものが役に立つときが来る」
というくだりがありました。
おくてには、晩生と、晩稲と、晩熟があります。
実るものによって使い分けがされているようです。
企業理念は人に関わることなので、
晩熟をあててみました^^
企業理念を軸にしようと思うタイミングも、
企業理念を浸透させる時間も、
この晩熟という時間の差があると思います。
わせにも、早稲と、早生があります。
晩熟から見ると、早生はすごいな・・と思います。
あんな風にできたらな・・
どうして自分はできないのかな・・と思ったりします。
早生の企業は、組織もしっかりとして、
すごい企業になっているように見えます。
晩熟の企業は自社の成長ペースでいいのです。
回り道をしているわけではなくて、
成長スピードがゆっくりでもいいのです。
組織を構成している人が違うのですから、
いろいろあっていいのです。
自社のペースで進むことが、
その後の企業風土の醸成に影響するのです。
土壌を無視した無理な成長は、
そこで形成されるはずの風土にゆがみを生じます。
企業の成長には、人と同じで晩熟も早生もあるのです。
伊那食品工業の「年輪経営」は、
晩熟の経営といえるのかもしれませんね^^
小説を読んでいても企業理念の篤でした^^/
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最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。
各地で雨がひどいことになっています。
大丈夫でしょうか。
バスケは今日の試合も勝てました^^・・・
やっと、やっとのなんとか・・・ぎりぎり・・・でした。
昨日トラブルを起こしてチームに迷惑をかけた娘・・・。
これで負けたら・・・と思って、ハラハラドキドキでした。。
寿命が縮まりました・・・^^;
娘も晩熟なのでしょう。
寄り道をして時間がかかっても、
いつかそれが人さまのお役に立ちますように・・・。