24日、25日の定休日は趣味の美術館めぐり。
24日はちょっと遠出して、まずは滋賀県立陶芸の森陶芸館。
今、「明治・大正時代の日本陶磁」開催中。
ヨーロッパの万博で絶賛を博し、輸出の中心だった全盛期の陶磁器たち。
すごい!
よくぞこんなものを陶磁器で作ったもんだ。
ある意味、日本の陶磁器の絶頂がここにあり、
あとはだんだんと衰退していっているような気さえする。
陶磁器好きは必見です。
で、そのまま近くのMIHOミュージアムへ。
春に観たMIHO GRANDAMAⅡに加えて
「空想動物の世界」ってのをやってます。
ここはイオ・ミン・ペイが設計した美術館そのものが凄い。
宗教法人がやってるってこともあるのかもしれないけど
なんかとても清涼な気が流れているような気さえする。
ここで知って大好きになったリュトン(角杯)もいっぱいあるし♪
最初、角「杯」っていうから盃の一種かと思っていたら、
実は祭りで酒を注ぐ器だったのですね。
興味ない人にはまーったく興味が湧かないようなものなのでした(笑)。
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んで、25日は月に1回ほど参加しているボランティアに行って、
今度企画されている「そうめん流し」に使う竹を斬りました。
うかつにも半袖Tシャツで出かけたもんだから、
竹やぶで藪蚊の餌食に(泣)。
でも斬った竹を二つに割って、そうめんを流す樋状のものにしたり、
節を利用してそうめんつゆを入れる器を作ったりしました。
料理班の女性が試作したおいしいバラずしもごちそうになり幸せ♪
それから汗びっしょりの服を下着からぜーんぶ着替えて、
まずは奈良県立美術館へ。
今は館蔵品展ということもあって入館料400円って安過ぎ!
大好きな上村松園の「春宵」が観られただけでもラッキー♪
ほんとに松園の美人画は最高です。
美しいだけじゃなく気高さや意志の強さや知性を感じます。
他にも初めて観て好きになった画家もできた。嬉しいな。
最後はやっぱり奈良国立博物館。
「頼朝と重源」
今回の展示もまたちょっとマニアック。
このへんの展示はいわゆる歴女・歴男向きですね。
鎌倉時代の仏教とかに興味ある人には最適だけど、
ぼくにはちょーっとしんどいか…。
けどナラハクは常設展示が素晴らしいので許します(笑)。
来週はキョウハクに行こうっと♪