◎有酸素運動の効果を考える。血管を強くしなやかに。エネルギー代謝をスムーズに。


いきなりですが、乳酸耐性をもっと鍛えなきゃなーと思う大森です。

乳酸耐性とは、強度が高い運動をしていると発生する疲労物質「乳酸」に対してどれだけ強いか、という性質です。

これが強い人は、より強い力をより長い時間発揮できるので、スポーツなどではとても重要な要素です。

3月にまた懲りずにマラソンを走るために練習中なのですが、乳酸に強くないと後半が持たないので少しでも強くなっておきたいところです。(^_^;)


何か難しい入りをしてしまいましたが、今回は言葉としては超メジャーな「有酸素運動」について考えるお話です。


乳酸がたまる運動は高強度の運動で、有酸素運動とは違う?

その通りです。


でも、エネルギーの使われ方として乳酸がたまる運動=解糖系と有酸素運動の有酸素系には重要な関わりがあります。

そんな話も補足でしたいと思います。

(すでに長くなる予感。。。^_^;)



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先日、代謝についての話をブログに書きましたが、



有酸素運動とは?


cardio_exercise.jpg

汗をかく?痩せる運動?

確かにそうとも言えますが、もうちょっと本質的なお話をしようかと思います。


有酸素運動は、有酸素性代謝を上げる運動です。

有酸素代謝をするには、一定時間以上の連続した運動が必要になります。


…はい。さっそく、ついてきてますか?笑

具体的には、ウォーキング、ランニング、自転車、クロストレーナー、ステッパー、縄跳び、etc.…。

えー、大丈夫ですかね。(^_^;)


有酸素代謝はおよそ3分くらいからエネルギー源として使われ始めますが、有酸素代謝がメインになるには20分以上の運動をすると良いようです。

エネルギー源として「脂質」を使うので、文字通り「脂肪燃焼」効果があります。


熱が生み出されるので、汗をかき、ストレス発散にもなります。

脂肪燃焼=シェイプアップ!?…の話はまた今度。( ̄▽ ̄)


今回のテーマはコレ。

以上だけでも十分効果的なのですが、重要なところは『循環器系』と『エネルギー機構』を活性化するということです。


運動をする=筋肉を動かし続けることで、血液の流れは必然的にスムースになりますね。

これが血管を活性化させ、心臓や肺を鍛えることになります。


「血管が健康である」ことがどれだけ重要であるかは、生活習慣病が気になっている方ならよくお分かりだと思います。

逆に言うと、有酸素運動は血管を鍛える運動であるとも言えるので、血圧、血糖値、血中脂質、コレステロールが気になる方はぜひ有酸素運動を!ということになりますね。



また、有酸素運動の代謝は、単に脂肪を燃焼させるだけではなく、そのエネルギーによって細胞の活性化にも使われます。

それは疲労回復だったり、神経の活性化にもなります。


疲労回復?
疲れているのに、運動することで回復する?

そう、一見矛盾するようですが、これは人間の代謝システムとしてできているものなのです。

神経の活性化?
神経の大元は「脳」です。

そう、つまり「脳の活性化」にもなる、ということです。



疲労回復や脳の活性化も興味深いことですが、書き出すとキリがないので次回のブログに続きます。( ̄▽ ̄)






「有酸素運動」

一般に使われる言葉ですが、その効果はものすごく複雑に、したしうまくできているものだというのとを再認識している最近です。

冒頭の疲労物質=乳酸についても続きに書きます。

疲れやすい方、お楽しみに。



今回も最後までご覧いただき、ありがとうございます。

皆様がより快適でいられますように。


大森 剛 / OMORI TAKESHI  

ひとりひとりのカラダと向き合い、バランスを整え、心身を快適にするサポートをしているコンディショニング・インストラクター。

→1対1でカラダのコンディションを整えるところからスタートしたい場合は『パーソナルトレーニング』がオススメです。

→より自分と深く向き合うための『ヨガ・パーソナルセッション』も行ないます。

→少人数制のヨガレッスン、有酸素運動でカラダを引き締める格闘技系レッスンも行なっています。
東横線・元住吉のフィットネススタジオ・カラーズ

→大手フィットネスクラブにて、パーソナルセッション、ヨガや調整系のグループレッスンもしています。

→ウェブサイト 姿勢改善。動き改善。ラージフォレスト