23日は、南青山MANDARAでの、安部恭弘さん出演のライブを見てきました。

私が見るものとしては、東野純直さんとのジョイントライブ以来位の、

単独でないライブで、非常にレアなものとなりました。


"GORO MATSUI SONG BOOKS"というタイトルにあるように、

昨年30周年を迎えた作詞家・松井五郎さんが自ら、

歌っているアーティストの皆さんとともに行うライブ。

今回は、安部さん以外に、崎谷健次郎さん、井上昌己さんが出演しました。


来場者全員に、売ってもいい位の豪華なパンフレットが付いており、

その中に、この日のライブで歌われる曲の歌詞が全て載っていて、

ネタバレながらも、しっかりと楽しめるように作られていました。

さらには、先着30名に、松井さんのCDサイズの詩集が特典に付き、これも豪華。

開場時間18時にも関わらず、早い人は14時には並んでいたそう。

ちなみに私は開場40分前に到着し、29番目とギリギリ頂戴しました。


ライブの方は、松井さんのオープニングMCの後、トップは崎谷健次郎さん。

高音でハスキーな甘い歌声は、グッとくるものがありました。

MCはカチッとしていながらも流暢。

松井さんの詞の世界をしっかりと捉えて、歌に繋げていました。


2番手は、井上昌己さん。

オーバー40とは思えない、可愛らしい雰囲気と、それに伴う歌声。

1曲目は崎谷さん作曲のものをコラボし、後半の4・5曲目は安部さん作曲のものを披露し、

他は男性ばかりの出演者の中で、華やかに見せてくれました。


安部恭弘さんは最後の出演。

松井さんとは、アルバム「Gallary」で全曲の作詞を担当しているほか、

楽曲提供でも一緒にやっているということもあり、

自分の曲3曲以外にも、安部さん自身も初めての演奏だという2曲、

「赤と黒」(和田加奈子さん提供曲)、「夢の扉」(大橋純子さん提供曲)も聴けました。

普段と違う、緊張感も伝わってくるようでした。


ラストは、崎谷さん、安部さん、それぞれが1曲ずつ"新曲"を作ってきて、

3人によるコラボで演ってくれました。

安部さん作の「Time is」では、ピアノ演奏もありました。


3時間弱にわたるライブでしたが、松井五郎という作詞家を通じて、

各々の個性もはっきりと見られた、非常にレアな内容で、

客席がぎゅうぎゅうだったのは、多少大変だったとはいえ、

十二分に楽しませてもらいました。