本広克行監督&田口拓也氏トークセッション/「踊る大捜査線」制作秘話 | Michi-kusa

Michi-kusa

大切なものはいつだって形のないもの ... The important things are always the ones without form ..

9月28日(木)、秋葉原クロスフィールド/秋葉原ダイビル2F コンベンションホールで開催された
「本広克行監督&田口拓也氏トークセッション」に参加してきました。

TVドラマ「踊る大捜査線」、そして映画「踊る大捜査線 THE MOVIE 2」「交渉人 真下正義」でもお馴染みの

ヒットメーカーの映画監督本広克行氏。
そして、本広監督作品や金城武主演「Returner」でも素晴らしい編集テクニックで私達を魅了してくれるなど、TV・映画の分野で編集者として活躍中の田口拓也氏。
このお二人のトークセッションとあっては見逃せません。

通常は目にすることができない映像編集の実演。
PC画面が大型スクリーンに表示されるとマウスの動きを真剣に追う参加者はもう釘付け状態。
おのずと会場は静まりかえり、この会場の雰囲気に緊張するとおっしゃいながらも流石ですね。
トークしながら様々なテクニックを披露。
私も自宅で眠っている動画編集ソフト「Abode Premire」で動画編集を始めようかなどと思ってしまうほど。


新しい手法を次から次に取り入れるという監督。
例えば現場に止めた車の中での映像編集とか、インターネットを活用して即編集&レビューとか。
今までには考えも及ばないような斬新なアイディアに挑戦していらっしゃるようです。


人を感動させるには絶え間ぬ努力とアイディア(発想の転換)が不可欠。
だからこそ、あんな感動的な映像ストーリーになるんですね。
妥協を許さぬお二人の姿勢が垣間見れるそんなトークショーでした。

実は、本広克行監督は「編集」の仕事を、編集の田口拓也氏は「演出家」を目指していらしたとのこと。
チャンスはどこにあるか分かりませんね。

監督曰く、次回作は記念すべき10本目。これまでに暖めてきた集大成「UDON」で世界を狙うそうです。