食と健康の和便り 第20号 その1 | パッションコニタンの施術奮闘記

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パッションコニタン こと 小西慧介の
施術現場からの思いと想いを記します。

みなさん
こんにちは
私もメンバーの
こころのかけはし祈りの和 食と健康の和チームの
便り第20号が発行されましたので転載します。
文責は私、小西慧介です。

食と健康の和便り 第20号 2015.7.24発行

 【聞こえてきませんか
地球の悲鳴が・子どもたちの悲鳴が・未来への不安が…
知ってください経皮毒の怖さを!】
 今回は身の回りの有害合成化学物質の怖さ、特に経皮毒の怖さについての情報です。

●はじめに
私は整体師という職業柄多くのお客様と身近に接しています。年齢層も幅広く割と若い女性客もいらっしゃいます。
そこで感じていることなのですが、長いきれいな黒髪の女性が少ないなあ、ということです。若い女性は黒髪の人の方
が茶髪の人より少ないようです。あまり根掘り葉掘り聞けないですが、茶髪に染めている人が多いようです。
 個人的にはやはり黒髪の長いしっかりした髪の女性が好きです。ひと昔ふた昔前まではアイドルスターもみんな黒髪
でした。それから、茶髪の人は髪の質が劣化して細い髪になっている方が多いようです。おそらくシャンプー、リンス
 などの「経皮毒」の影響があると思われます。人の好みに口出しして申し訳ないですが、健康への悪影響も心配されます。


●合成化学物質と経皮毒について
経皮毒とは生活用品に含まれる化学物質が皮膚浸透し、体内蓄積され体内外に悪影響を及ぼすもののことです。
 (フリー百科事典「ウィキペディア」によるまでもなく「学術用語」ではありません。)
 現代は、ひと昔ふた昔前にはあまり聞かれなかった病気が増加しています。アレルギー、花粉症、糖尿病・・・。
 特に急増しているのが、赤ちゃんのアトピー、子供の食物アレルギーや糖尿病(成人病→生活習慣病に改称)。

昨今、子供の病気が急増しているのが気がかりです。
 人の体は、すべて口に入れるものから構成されています。
 人が口にするもの全てによってカラダが造られます。
ですから、近年増加している病気の原因は、「食生活の乱れ」、「食品添加物等の有害合成化合物」等が間違いなく関与していると思われます。

さらに、近年の野菜や穀物の含有ミネラル、ビタミンの減少との関連性も大いにあるのではないかと思われます。 さらに、近年の野菜や穀物の含有ミネラル、ビタミンの減少との関連性も大いにあるのではないかと思います。

そしてもうひとつ考えられる要因が、毎日使う生活用品や加工食品からの弊害です。毎日使う石鹸、シャンプー、洗剤、化粧品、歯磨き粉などに含まれる、石油系合成界面活性剤をはじめとする石油系原料や自然界に存在しない人工合成成分はその最たるものです。これらは、大量生産に向いていることもあり、一般的な日用品ではもれなくと言ってよいほど多用されています。

ですが、そんなものに有害物質が入っていることさえも認識していない人が世間では大半ではないかと思われます。
「肌にやさしい」「うるおい」「マイルド」「クリーミー」等の宣伝文句は製品の一面を言い表しているのかも知れませんが、有害性をひた隠ししているのが真実です。

これに関しては、毎日使うものだからこそ真剣に論議されるべきなのですが、
生産性至上主義経済に基づく大手企業との絡みもあってか、広告収入の死活問題にもなるのでメディアが取り上げることはなく、一般の人が知らされることはほとんどないわけです。
(※自覚、意識した人にとっては本やネットでも見聞きすることも多くはなりましたが)
 微量ながらも毎日有害物質を体内に取り込んでいったら体はどうなるでしょう?・・・・言わずもがな、ですよね。

ただ、今日使ったから明日弊害が出るようなことはないので、私たちが特に重要事項として気に留めることもなかったわけです。
(福島原発事故でも「ただちに影響があるとは考えられません」と言っても、放射能の影響がないわけではありません!)

しかし、これは10年、20年、30年…の長期スパンで捉えなければならない重大な問題です。
これを軽視することなく、必要とあらば自覚した人から今からすぐ行動に移すべきではなかろうか、と思います。

過去の森永ヒ素ミルク事件、水俣病、スモン病、カネミ油症事件、サリドマイド事件、アスベスト問題。これらは長い年数を経て表ざたになっています。
歴史の教訓があります。真実の姿を知って納得したらすぐに行動していただきたい
のです。
それが自分と地球を守ることにつながります。

●有害化学物質の混入ルート
「経口吸収」「粘膜吸収」そして「経皮吸収」があります。
 《経口吸収》
 食べ物などを口から取り入れること。食品・健康食品・薬などがあります。
 口から入るものに関しては、毒性になるものが体内に混入した場合、排泄・嘔吐などによって自己防衛できるシステムが人間の体には備わっています。
万一排泄できなくても肝臓の解毒作用によって90%程度が酵素分解
されると言われています。

《粘膜吸収》
 呼吸することで有害物質を吸入すること。
 衣服の防虫剤、芳香剤、消臭剤、塗料、壁紙、電子蚊取り線香などが該当します。
 粘膜吸収は、経口吸収とは異なり、空気と一緒に吸い込んだ有害物質は心臓から血液循環に乗って全身を巡り、体内に吸収されるので、非常に危険性が高いと言えます。

環境ホルモンを脅かすダイオキシン、そしてあの地下鉄サリン事件を思い出していただくとその凄さが分かると思います。
アスベスト事件やシックハウス症候群も粘膜吸収に該当します。
ダイオキシンは、プラスチック等の化学合成物質を燃やすときに発生されます。
車の排気ガスにも含まれます。発がん性があり、環境ホルモン(内分泌かく乱物質)として働き、体内を脅かす有害化学物質です。

シックハウス症候群は、有害化学物質を含む建材や内装材を使った建物に住むことで、
それから放たれる汚染された空気を吸い身体に支障をきたすことです。
神経系統のみならず発がん性もあるのでこれも要警戒です。

昔の日本の家屋は空気が良く通る「呼吸する家」でした。
冷暖房や住環境で、ダニを一年中生かしている一方でダニ退治のために有害化学物質の含まれた防ダニ剤を使うのは、密閉した部屋で農薬を蒔いているようなものです。

《経皮吸収》
 皮膚を通して吸収されること。
 医薬品や化学物質を含んだ日用品の直接使用、洗濯物に残留した化学物質からの皮膚浸透、喫煙用のニコチンパッドなども該当します。
皮膚浸透は、親水性の物質よりも、脂溶性(油・皮脂に溶けやすい)を持つ化学物質
のほうが皮下に浸透されやすいことが分かっています。
脂溶性を持つ化学物質というのは、ラウレル硫酸Na(ASと表記)や直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(LASと表記)などの石油系合成界面活性剤等が代表的なものです。

これが皮膚バリアをかき分けて皮下に浸透していきます。
そしてこの「経皮毒」になる経皮吸収こそが、日々の暮らしの中で無自覚のまま積み重ねられていく怖さがあります。