本レビュー:ドン・キホーテ前編 | タダの素敵なおうち作り

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2024年アトランタより帰国。再始動します。

2022年、家を建てたばかりなのに、コロナなのに、アメリカにやってきました。トラップにはまりながらもはや1年、アトランタ情報からアメリカで楽しく暮らすためのコツなどを交えつつ、日々の生活を記します。


ダメ母 ダメ主婦 ダメリーマンな毎日

お気に入り度:★★★★☆


<本のあらすじ byアマゾン>

騎士道物語を読み過ぎて妄想にとらわれた初老の紳士が,古ぼけた甲冑に身を固め,やせ馬ロシナンテにまたがって旅に出る.決定的な時代錯誤と肉体的脆弱さで,行く先々で嘲笑の的となるが….主人公ドン・キホーテをはじめ登場する誰も彼もがとめどもなく饒舌な,おなじみセルバンテス(1547-1616)の代表作.新訳.(全6冊)


この前、志摩スペイン村に行ってきまして。

そこのテーマが「ドン・キホーテ」なんです。

そういや、誰でも知っているこの小説、実は読んだことがなかったな~と思いまして、図書館で借りてみた。

・・・が!なんと、前編だけで3巻もある!

これは厄介なものを借りちゃったかな~~~

とおもったのだけれど、すごく読みやすくて、話のテンポも早かったのですぐに読み終えてしまいました。

もちろん、通勤のお供です。


ドン・キホーテのばかばかしさはすごいんですけど、あまりにもばかばかしい・・・と思うんですけど、でも、男ってこういうとこあるよね?とか思ってしまいます。

騎士道をあこがれる男、侍魂じゃ~~~とか思っている男、男たるもの・・・男道!とか思っている男・・・程度の差はあれ、みんなドン・キホーテやん!とか。


大きな流れとしては、ドン・キホーテが旅をする中であほなことをやらかすっていう話なのだけれど、小さな枝道がたくさんあって、小さな話がオムニバス形式で物語を飾り付けている。


小説として名作だと思います。

我が家では、父も母も夢中で読んでいて、順番待ちが発生していました。