登山二日目
おはようございます。
昨日と言っていた登山の続きですが、出かけていて帰ったらすぐに寝てしまいました…
なので今回、二日目をお送りします。
山小屋の朝は早く、五時から朝食スタート。
朝食を食べずに日の出とともに出発してしまう方も多いですが、僕らはご飯を食べ準備をし、六時に山小屋を出発!
このあたりから上り坂が増えて来て、登山って感じの雰囲気が満載になってきます。
二時間程歩くと分岐点が。
そのまま山頂を目指すルートと、天狗池を回るルート。
どこから行こうか迷った結果。
天狗池は天候が良ければ唯一「逆さ槍」を見ることが出来るポイント。
分岐点から往復一時間の道のり。
せっかくだから見に行こう!
という事で、木陰にザックを置き、身軽になって散歩がてら天狗池を目指す事に。
30分程で到着。
しかし…
槍ヶ岳山頂は雲に覆われてしまっている。
池も雪解けの途中で、湖面があまりキレイではない。
観に来たけどお目当てのものが見られず、三人のテンションもあがる気配無し…
少し写真を撮ったり、休憩したりとそれなりに楽しんでいると。
槍の雲がサーっと晴れて来た!
雲ひとつない槍の山頂に見とれていると、池の反対側からおじさんが「こっちから逆さが見られるよ」と教えてくれて。
三人で移動すると、まさに「逆さ槍」
これか!!!!
池にすっぽりとはまり、キレイに湖面に移る槍ヶ岳山頂は、まさに息をのむ素晴らしさ。
「こっちに来てみてよかったね」
三人で話が弾み、テンションも上昇!!
一通り景色を楽しみ写真を撮ったらまた雲が…
ナイスタイミングでした。
分岐点に戻るとまたザックを背負い込み、ひたすら山頂を目指すルートへ。
このあたりからはずっと槍ヶ岳山頂が見えるようになってくる。
まだまだ遠くに見える山頂だけど、歩けば歩いただけ、着実に近づいているのもわかる。「やれば出来るんだ」と思い始める。これもまた登山の醍醐味。
石がごろごろする登山道をひたすら登るが、ところどころ石の階段になっていてかなり登り易い箇所も多い。
あとで山小屋の方に聞いたんだけど、時間のあるときに降りながら登山道を整えているとか…
大きな岩を並べ、ハンマーで割った手頃な石で隙間を埋め、石の階段を作って行く。
登山をする人にとっては、こんなに有り難い事は無い。
本当に山の人達に感謝です。
そうこうしていると、あんなに遠くに見えていた槍の矛先が、もう手の届く所に。
ようやく槍ヶ岳山荘に到着!!!!
六時から登り始めて、寄り道しながら到着は三時。
九時間歩いて来た事になる。
山荘から山頂までは往復で一時間くらい。
僕らも荷物を置き、そのまま山頂を目指す事に。
岩場を両手両足で探りながら、少しずつ登って行く。
はしごや鎖が設置されているところもあって、登山というよりもクライミングを楽しむ感じで、山頂を目指す。
高い所があまり得意ではない僕にとって、このクライミングは本当に命がけ。
下を見ないように。
まわりを見ないように。
高所であることを忘れられるように。
そんな事を考えながら、最後のはしごを上り詰めた。
上は10人も立てばいっぱいになってしまうような、狭い岩場で出来ている。
もちろんまわりには柵やロープがあるわけでもなく、ゴツゴツしたただの岩場。
そこからは360°パノラマで、どこを見渡してもうっとりするような景色が広がっていた。
穂高岳の雄大さ、まだところどころに雪もある。
遠くに広がる雲海。
自分が登って来た道は遥か下に続いている。
地図を片手に、まわりの山や方角を確かめながら、今自分のいる所を再確認する。
「槍ヶ岳登頂」
登り始めて二日目の夕方。
三人それぞれこの素晴らしさを胸に、しばらく無言で過ごしていた。
山荘へ戻り、食事のあとは表に出てベンチでワインで乾杯。
その日のことを話しながら、飲めない僕もチビチビと頂きました。
明日の朝は「日の出槍」を見てからもう一度山頂を目指す事に。
ふたたびテンションが上がって来た。
その気持ちを抑えながら、槍を眺め山小屋の中へ。
しばらくすると外は真っ暗に。
「星でしょ!」
の一言でもう一度外に出てみる。
天の川、北斗七星、ペガサス座。
真っ暗な夜の空に、無数に輝く星。
一緒にいた登山家が星座の事も教えてくれ、また良い時間を過ごす事が出来た。
やっぱり消灯時間は早くて、八時半には館内の電気は全て消える。
その日の充実感。
明日への期待感。
子供のような気持ちになって床に着く。
昨日と言っていた登山の続きですが、出かけていて帰ったらすぐに寝てしまいました…
なので今回、二日目をお送りします。
山小屋の朝は早く、五時から朝食スタート。
朝食を食べずに日の出とともに出発してしまう方も多いですが、僕らはご飯を食べ準備をし、六時に山小屋を出発!
このあたりから上り坂が増えて来て、登山って感じの雰囲気が満載になってきます。
二時間程歩くと分岐点が。
そのまま山頂を目指すルートと、天狗池を回るルート。
どこから行こうか迷った結果。
天狗池は天候が良ければ唯一「逆さ槍」を見ることが出来るポイント。
分岐点から往復一時間の道のり。
せっかくだから見に行こう!
という事で、木陰にザックを置き、身軽になって散歩がてら天狗池を目指す事に。
30分程で到着。
しかし…
槍ヶ岳山頂は雲に覆われてしまっている。
池も雪解けの途中で、湖面があまりキレイではない。
観に来たけどお目当てのものが見られず、三人のテンションもあがる気配無し…
少し写真を撮ったり、休憩したりとそれなりに楽しんでいると。
槍の雲がサーっと晴れて来た!
雲ひとつない槍の山頂に見とれていると、池の反対側からおじさんが「こっちから逆さが見られるよ」と教えてくれて。
三人で移動すると、まさに「逆さ槍」
これか!!!!
池にすっぽりとはまり、キレイに湖面に移る槍ヶ岳山頂は、まさに息をのむ素晴らしさ。
「こっちに来てみてよかったね」
三人で話が弾み、テンションも上昇!!
一通り景色を楽しみ写真を撮ったらまた雲が…
ナイスタイミングでした。
分岐点に戻るとまたザックを背負い込み、ひたすら山頂を目指すルートへ。
このあたりからはずっと槍ヶ岳山頂が見えるようになってくる。
まだまだ遠くに見える山頂だけど、歩けば歩いただけ、着実に近づいているのもわかる。「やれば出来るんだ」と思い始める。これもまた登山の醍醐味。
石がごろごろする登山道をひたすら登るが、ところどころ石の階段になっていてかなり登り易い箇所も多い。
あとで山小屋の方に聞いたんだけど、時間のあるときに降りながら登山道を整えているとか…
大きな岩を並べ、ハンマーで割った手頃な石で隙間を埋め、石の階段を作って行く。
登山をする人にとっては、こんなに有り難い事は無い。
本当に山の人達に感謝です。
そうこうしていると、あんなに遠くに見えていた槍の矛先が、もう手の届く所に。
ようやく槍ヶ岳山荘に到着!!!!
六時から登り始めて、寄り道しながら到着は三時。
九時間歩いて来た事になる。
山荘から山頂までは往復で一時間くらい。
僕らも荷物を置き、そのまま山頂を目指す事に。
岩場を両手両足で探りながら、少しずつ登って行く。
はしごや鎖が設置されているところもあって、登山というよりもクライミングを楽しむ感じで、山頂を目指す。
高い所があまり得意ではない僕にとって、このクライミングは本当に命がけ。
下を見ないように。
まわりを見ないように。
高所であることを忘れられるように。
そんな事を考えながら、最後のはしごを上り詰めた。
上は10人も立てばいっぱいになってしまうような、狭い岩場で出来ている。
もちろんまわりには柵やロープがあるわけでもなく、ゴツゴツしたただの岩場。
そこからは360°パノラマで、どこを見渡してもうっとりするような景色が広がっていた。
穂高岳の雄大さ、まだところどころに雪もある。
遠くに広がる雲海。
自分が登って来た道は遥か下に続いている。
地図を片手に、まわりの山や方角を確かめながら、今自分のいる所を再確認する。
「槍ヶ岳登頂」
登り始めて二日目の夕方。
三人それぞれこの素晴らしさを胸に、しばらく無言で過ごしていた。
山荘へ戻り、食事のあとは表に出てベンチでワインで乾杯。
その日のことを話しながら、飲めない僕もチビチビと頂きました。
明日の朝は「日の出槍」を見てからもう一度山頂を目指す事に。
ふたたびテンションが上がって来た。
その気持ちを抑えながら、槍を眺め山小屋の中へ。
しばらくすると外は真っ暗に。
「星でしょ!」
の一言でもう一度外に出てみる。
天の川、北斗七星、ペガサス座。
真っ暗な夜の空に、無数に輝く星。
一緒にいた登山家が星座の事も教えてくれ、また良い時間を過ごす事が出来た。
やっぱり消灯時間は早くて、八時半には館内の電気は全て消える。
その日の充実感。
明日への期待感。
子供のような気持ちになって床に着く。
登山開始。
まずは朝三時に集合。
高速をぶっ飛ばし、上高地から入って行って目指すは【槍ヶ岳】
北アルプスに圧倒的な存在感でどっしりと腰を据え、どこから見ても先の尖ったそのシルエットは登山家の憧れ。(らしいです。)
いくつかの登山ルートがあるが、経験の少ない方はこのルートががお薦めとの事。そして多くの方は山小屋を利用しながら、ゆっくりとその矛先を目指す。
ぼくらも二泊三日の計画を立て、いざ出発!!
メンバーは登山部レギュラーいつもの三人。
休憩ポイントを決め、ゆっくりと景色と山道を楽しみながらひたすら進む。
初日は山登りというよりも、標高差はさほど無いハイキングに近い感じ。
いろんな馬鹿話をしながら歩く歩く。
一番盛り上がった話は「ワンピース」
三人ともワンピース好きで、あれは凄い、これはこういう事だろ。って熱いトークが続きました。