ハインリッヒの法則 | リハビリ鍼灸@吉祥寺 いけちゃんのブログ

ハインリッヒの法則

けだるい気分の、いけちゃんです(^^;
モモイカオリデェス。
こんばんは!

さて、ハインリッヒの法則。

昨夜の出来事ですが…。
住処にていつものように洗濯モノを畳んでいると、

ジリジリジリジリジリジリジリジリジリジリジリジリジリ

と何処からか音がする。
非常ベルのような、目覚まし時計のような音。

最近、目覚まし時計のセットを解除しないままで、12時間後に再び鳴っているパターンが近所でチラホラあったので、
『またかよ。』
と、ベル音を無視して、洗濯モノたたみにいそしんでいた私。

ジリジリジリジリジリジリジリジリジリジリジリジリジリ

『まだ続いている。やけに長いな…。』
と思いつつ…。

そこに、消防車と救急車のサイレンが。
といっても、ご近所に消防署があるので、サイレンはいつものコト。
車が止まった音がやけに近くて数が多かった気がしたけど、これも無視して、くつろぎモードに入ろうした瞬間、

「こちらは○○消防署です!
 ○×地区のみなさん、これから消火活動に入ります!
 立ち入らないで下さい!」


との拡声器の声が鳴り響く。

『○×地区って…。ここじゃん?!
と慌てて窓を開けると、眼下にあまたの消防車が配列され、ヒトも出てきていた!

『こりゃ、マズイぞ…。』

一応、状況を確認せねば!と玄関を出たところで、大家さんと遭遇。
ここじゃないようだから、とりあえず地上まで降りてみることに。

で、道路を挟んだ反対側で、火事が起きた模様。
幸い初動が早かったのでボヤ程度で済んだらしい。
(消防士さんの話によれば)

あー、よかった。

で、終わらない。
自分自身に身震いしてしまった。
仕事中は、少し危険な可能性があると判断すれば、ちゃんと確認し回避しているのに。
プライベートじゃ、「あるわけない。」で無視している事実を知って愕然…。


そこで、ハインリッヒの法則を思い出した。
ハインリッヒの法則=1:29:300の法則
「事故か災害の大きなのが1つあれば、
 全く同じように危ないことをしていながら、29は小さいけがや事故で終わっているのに対し、
実に300回という多くの回数は、同じように危ないことをしていながら、けがや事故などは全く発生していない」
という法則。

これは、労働災害の経験則で有名ですが、最近は失敗学でも有名になっていますね。
表在化する大きな事故に1回対して、致命的でない事故が29回があり、いわゆる「ひやり、はっと」が300回潜在的にあるいうことです。


今回の出来事は、「あるわけないじゃん。」が当たり前でないことを気付く良い機会でした。
最近、生傷が絶えなかったんで、ホントに気をつけようと思う。