【水中リハ体験】 | 脳卒中患者だった理学療法士が伝える、本当の事

脳卒中患者だった理学療法士が伝える、本当の事

脳卒中になってから理学療法士になった経験を踏まえ、当事者とリハ職の懸け橋となる活動をしています。詳細はプロフィールをご覧ください(^^)

先週の木曜日は、国立障がい者リハビリテーション研究所の河島さんのご厚意により、水中リハを体験してきました!



14時~、施設内のプールに続々集まった脳卒中者の皆さん。



中には車椅子の方もいらっしゃいました。



運動麻痺をお持ちの方、筋緊張が高い方、失調症状をお持ちの方…



私も含め、実に様々な症状をお持ちの方が参加されていました。



普通の病院勤務しかしていないセラピストの人は、この方々が泳げるとは思わないでしょう。



まずは、浅めの水深の所で、ゆったり歩いたり、浮かんでみたり…



水には、速い動きで負荷が高く、遅い動きで負荷が低いという抵抗や、体重がおへその高さで約50~60%免荷される浮力という特性があります。



その特性を活かしてリラクセーションをしたり、歩いたりすると、無駄な緊張が取れ、正しく動きやすくなりました!



また、私の振戦(腕の震え)も、水の中ではおとなしいおとなしい(^^)



私以外の方も、2ヶ月前には泳げなかった重度片麻痺の女性が、25m泳げるようになっていた姿と、泳ぎ終わった時の光り輝く表情が、とても印象的でした。



これは、脳卒中になられて消極的になられた方々の自信を取り戻すきっかけにもなりそうですね~(^^)



新たな構想も浮かび、とても貴重な経験となりました!



河島さん、スタッフの皆さん、貴重な機会を頂き、ありがとうございました!m(__)m