オートバイのフロントフォーク
こちらはリアショック
乗りやすくする為やらなんやらでよく言われる「サスペンション調整」
まだまだ勉強途中の私には難解なのですが、 不思議なもので、走行と考察を繰り返しているとイメージも変化していきます。
それが果たして正しい方向か間違った方向かはわかりませんが、少なくとも、上達の遅い早いの差こそあれ、下手に逆戻りしたことはないのでまぁ良しとしましょう。
言うの遅くて申し訳ないのですが、セッティング考察ではないです。
そんなもの私なんかにはとても理解できず、人様に講釈垂れるほど上手くもありませんので。
ただ、昔は下手っぴだったけど今では少しだけバイクに乗れるように私が、今時点程度乗れるようになった理由、それは気づきの積み重ねがあったからです。
数学と一緒で、答えだけ教えてもらっても途中式を自分で考えられなければ応用が利かないので、バイクをこうセットしたらとか、こう乗れば今よりは上手くなるとか、そういうのってインスタントで深い効果は得られないと思っています。
でも効果的な知識を伝えようとするとめちゃくちゃ長くて且つ眠たくなるつまらない話が延々と続くので伝わりきらない。
そも、バイクがバランスを保って真っ直ぐ走る。これだけでいったいいくつあるんだよってくらいの様々な要素がありますが、走っている結果しか見えないので何が起きているのかイメージし辛い、現象に気づいてすらいない。
知れば知るほど自分が未熟なんだと痛感します。
もし出来ることならバイクメーカーの開発者やレーシングチームに教えを請いたいくらいです。
自分の気づき力、理解力、試験力のなさには怖さすら感じますね。
さて本題
そんな私ですが、それでも幻想を抱いて自分なりに考察はしたりするのです。
サスペンション
その仕事は?
緩衝、安定、均等、そして変化
構成部品はいくつかあれど、仕事をしているモノは?
バネ、オイル、空気
オイルと空気はまた別の機会に。
今注目しているのは「バネ」
サスペンションから上、フレーム、エンジン、そして搭乗者を支える大半を担っているこのバネ
以前は足腰を支える存在だと思っていましたが(足回りってよく言うし)、最近このバネは中間管理職なのではないかと思うように。
上を支えながら下からの要求も受けつつそれをなだめ、適切な仕事はし続けるようプレッシャーはかける。
一度ブレーキを掛ければやれ200kgだ300kgだという重量を押し付けられている最中に下からは凸られたり凹られたりして路面とタイヤが噛み合わなくなりそうになっても「まぁまぁお互いにスキンシップを図りながら頑張っていこうよ」と間を取り持つ。
自分だって大変なのに。
そりゃそんなことを続けていればヘタってくるのも仕方ない。
バネをはじめとするサスペンションは上も下も同時に働いているのかと、バネ部長とお知り合いになってから気づかされました。
だからなんだと言われてしまえば身も蓋もないのですが。
これを念頭にバイクの姿勢や動きのイメージをしたら、私は以前よりバイクと仲良くなれましたチャンチャン、ということです。
皆さんもバイクを構成している様々な部品達が必死に仕事をしていることに、ぜひ気がついてあげて下さい。