ecurer (エキュレ) (西麻布)
エキュレのシェフが2代目の河島英明氏にかわりました。
サン・パウやリストランテ キオラなどを経ての着任です。
今年28歳と若手のシェフですが、盛りつけの繊細さや、スペイン料理系の多皿料理を得意とした気鋭のシェフです。
私は、スペイン料理の創作性や、多皿料理が好きなので、とても楽しみです。
まずは、2008 コルドバの夏 サルモレッホ・卵のミモザ
サルモレッホとは、ガスパチョの元になったともいわれてい
るコルドバの名物料理です。
ガスパチョよりも、かな~~り繊細な味付けで、かつ、盛りつけが本当にきめ細かいです。
つづいて、2009 雲をつかむような話 シマエビ・トリュフのアクセント
ムースの下には、生のシマエビが隠れています。
トリュフはもちろん素晴らしいアクセントになっているのですが、
香ばしいシマエビの揚げ物がとても良い感じです。
私はフレンチはもちろん好きですが、食感と香ばしさの視点では、しばしば物足りないと思うことがあります。
その点、エキュレのお料理は、その不満がありません。
さて、ここで、メインとも言えそうなお皿が出てきました。
2010 ソードフィッシュストーリー タチウオ・ラルド・ミョウガ
なんと、タチウオとラルドを組み合わせてきました。
エキュレの特徴のひとつに香ばしさがあると思いますが、そのことを具現化したようなお皿。
ただやはり、ラルドの風味は、ハーブが効いているとは言え、魚と相性抜群とは言えないような気がします。
まあ、そこにミョウガが加わるとなんとも言えないバランスになります。
ソースも、スペイン的なガーリックも入っている野性的なもので、結構、攻撃的なお皿ですね。
この焼き目、やはり写真でみると、また食べたいと感じさせますね。
続いては、2010 フォアグラ”2010”
これは一口で頂かなければなりません。
スペイン的な技法を効かせた細工物です。
香りつけはなんと、コーラ。正直、これはかなり美味しいです。
ローズマリーが結構良い感じです。
ここで、インパクトのあるパスタの登場。
2011 北海道の香り スピノージ・マカダミアナッツ
スピノージとはメーカー名ですが、セモリナ粉と卵だけから作られる麺で有名です。
独特の食感があり、一度食べると病みつきになります。
この食感、渋谷ビオデナミコのカーチョエペペ以来の感動的食感です。
また、白色一色のディスプレイ、マッシュルーム、マカダミアナッツの風味も絶品。
このパスタは凄いです。
削って入れてあるものは、チーズと思わせておいて、マカダミアナッツ。
た、たまらん、、、
ポワソンは、雨と猫といくつかの嘘 エイヒレ・アスパラ
エイヒレとは少々驚きですが、これまでのお皿の流れの中では納得できるお皿。
また、下に敷かれているアスパラが、これでもかと言うほど香ばしく仕上げられており、
全体のバランスを整えています。
2011 見島牛 ~春~ ふきのとう、葉わさび
このお皿は牛肉の熟成具合と、火の入れ方に尽きます。
表面は香ばしく、中まで十分活性化されています。
これだけの固まりでこの火入れは見事です。
また、ふきのとう、葉わさびとの相性は抜群。ベストな組み合わせでしょう。
噛めば噛むほど味わい深いです。
おまけのリゾット。
サン・パウやリストランテ キオラなどを経ての着任です。
今年28歳と若手のシェフですが、盛りつけの繊細さや、スペイン料理系の多皿料理を得意とした気鋭のシェフです。
私は、スペイン料理の創作性や、多皿料理が好きなので、とても楽しみです。

まずは、2008 コルドバの夏 サルモレッホ・卵のミモザ
サルモレッホとは、ガスパチョの元になったともいわれてい
るコルドバの名物料理です。
ガスパチョよりも、かな~~り繊細な味付けで、かつ、盛りつけが本当にきめ細かいです。
つづいて、2009 雲をつかむような話 シマエビ・トリュフのアクセント
ムースの下には、生のシマエビが隠れています。
トリュフはもちろん素晴らしいアクセントになっているのですが、
香ばしいシマエビの揚げ物がとても良い感じです。
私はフレンチはもちろん好きですが、食感と香ばしさの視点では、しばしば物足りないと思うことがあります。
その点、エキュレのお料理は、その不満がありません。
さて、ここで、メインとも言えそうなお皿が出てきました。
2010 ソードフィッシュストーリー タチウオ・ラルド・ミョウガ
なんと、タチウオとラルドを組み合わせてきました。
エキュレの特徴のひとつに香ばしさがあると思いますが、そのことを具現化したようなお皿。
ただやはり、ラルドの風味は、ハーブが効いているとは言え、魚と相性抜群とは言えないような気がします。
まあ、そこにミョウガが加わるとなんとも言えないバランスになります。
ソースも、スペイン的なガーリックも入っている野性的なもので、結構、攻撃的なお皿ですね。
この焼き目、やはり写真でみると、また食べたいと感じさせますね。
続いては、2010 フォアグラ”2010”
これは一口で頂かなければなりません。
スペイン的な技法を効かせた細工物です。
香りつけはなんと、コーラ。正直、これはかなり美味しいです。
ローズマリーが結構良い感じです。
ここで、インパクトのあるパスタの登場。
2011 北海道の香り スピノージ・マカダミアナッツ
スピノージとはメーカー名ですが、セモリナ粉と卵だけから作られる麺で有名です。
独特の食感があり、一度食べると病みつきになります。
この食感、渋谷ビオデナミコのカーチョエペペ以来の感動的食感です。
また、白色一色のディスプレイ、マッシュルーム、マカダミアナッツの風味も絶品。
このパスタは凄いです。

削って入れてあるものは、チーズと思わせておいて、マカダミアナッツ。
た、たまらん、、、
ポワソンは、雨と猫といくつかの嘘 エイヒレ・アスパラ
エイヒレとは少々驚きですが、これまでのお皿の流れの中では納得できるお皿。
また、下に敷かれているアスパラが、これでもかと言うほど香ばしく仕上げられており、
全体のバランスを整えています。

2011 見島牛 ~春~ ふきのとう、葉わさび
このお皿は牛肉の熟成具合と、火の入れ方に尽きます。
表面は香ばしく、中まで十分活性化されています。
これだけの固まりでこの火入れは見事です。
また、ふきのとう、葉わさびとの相性は抜群。ベストな組み合わせでしょう。

噛めば噛むほど味わい深いです。
おまけのリゾット。