ベージュ アラン・デュカス 東京 （銀座）

この４月より、シェフが小島景氏に変わり、大変評判のよいベージュ。
小島景氏がシェフに就任してから初めての訪問です。
野菜を愛することで有名な小島景氏のお料理、
ブノワとは異なる環境での料理や、果たして如何に？

はじめに、チーズシュー。
個数が多いのがいいです！

一皿目は、トマトのロワイヤル。
いきなり、鮮烈なる野菜たちの攻撃です。
人参、かぶ、ビーツ等。それらが尋常ではありません。鮮烈・・・

どうでしょう、この鮮やかさ☆

野菜たちの下には、トマトのロワイヤル。
適度なコクがあって、良いバランスです。
でも基本的には、最小限の味付けで素材重視が鮮明です。

前菜は、クルジェットトロンペットの冷製スープ。
クルジェットトロンペットとは、ズッキーニの一種です。
このお皿にも、バジルや、トマト、アンティチョークなどの野菜が入っていますが、
本当に風味が豊かです。

なんと鮮やかな！
このお皿も塩分は本当に最小限。
ある意味、ブノワ時代とは対照的かも。

パンはカンパーニュ。
パンは、結構コクがあります。

バターは、カルピスバター。




魚料理は、スズキのポワレ、新ジャガイモのジロール茸のソテー。
とても厚いスズキです。時に感じられるスズキのクセもありません。
焼きは比較的強めです。

ソースはスズキからとったソース。

個人的に魚料理は香ばしさが感じられるのが好きなので、
この焼き具合はうれしいです。

肉料理は、仔牛胸肉と野菜を詰めたジャガイモのコンフィ。
この牛肉、とてもクセが無い、しかし、脂身のコクはある。
ここで、ソースも一気に味が強くなりました。

ちなみに太陽光が入っていると、写真が映えます。

カトラリーはクリストフルが良いですが、特注品等いろいろありました。

思えば、ジャガイモが多用されていますね。
私はジャガラーなのでうれしいです。

ジャガイモのコンフィの断面はこんな感じ。

焼き加減はこんな感じ。
比較的、よく火が入っていますね。

ちなみに、さすが器は凝っています。
リモージュ焼きが多かったです。

食後は、まずマカロンが出てきます。
ピスタチオとチェリー。コンフィチュールがとてもフレッシュです。

デザートはサバランを。
かけるお酒は二種類から選べるのですが、
強い方のお酒の方が良いでしょう。

特注のかわりスプーン。

これでもかとマドレーヌも出てきます。

チョコレートも出てきます。

ロケーションは抜群。
素晴らしい環境で、素晴らしい野菜を使ったフレンチを堪能できます。
価格的にもかなり抑えていると思います。

野菜がおいしいという特徴が出来たベージュ。
機会あるごとに再訪したいお店となりました！

東京メトロ銀座　徒歩3分

銀座一丁目駅から152m

11:30～14:30
18:00～23:30 (L.O. 21:30)

定休日　月曜日