L'OSIER ロオジエ DINER DU MARCHE（銀座）

銀座に燦然と輝く殿堂、ロオジエ。
ミシュランも堂々の三つ星。
シェフが変わって、約４年。往年のお皿はどうなっているのだろうか？

この造りの重厚さはさすが。

アミューズ。

パリパリのパンに、鱒のリエット、いくらと胡瓜。

鱒の風味は淡いですが、しつらえといい、アミューズとしては申し分無い。

パン、、、
油断して大量に頂いたが、食べきるのが大変だった、、、

フォアグラのフラン　三層仕立て。
かなりフォアグラが香ります。
パンがすすみます。

器は、ロオジエらしい落ち着いた、しかし、面白みのある器です。

まずは、貝のゼリー寄せ　コリアンダーの風味。
これは美しいですね！

かな～～り、複雑な味です。
シェフが変わってから、３５０度、お料理が変わったと聞いていたのですが、
やはりかなり斬新になっていますね。

特に変化を感じるのは、
このお皿、カレーの風味が漂っています。

個人的にはカレーの風味は使いすぎると品格を落とすと思っていますが、
ここでは複雑な美味しさのバランスを上手くまとめています。

続いて、帆立貝のヴルーテ　白子のロワイヤル

またもや貝。
泡には柑橘の香りが。
そして、この季節の定番、白子が入っています。

魚料理は、サンピエールのポワレ　柑橘の香り
ココナッツのプラリネとパースニップのピューレ

これも魚料理としてはかなり大胆です。
かなり強い味付けがされています。
柑橘が効いていて個人的には好みです。

ちなみにこのお皿は、他のものとチェンジしてもらっているので、
柑橘が連続してしまったのは、わたしのせいです。

メインのシャラン鴨のロティ　オレンジピューレ　カフェとカルダモンの香り
腿肉とレバーとカボチャのパルマンティエ風

この鴨はかなり凄いです！
これだけの肉厚さと、皮の美味しさ。
ここまで、強靭な鴨料理は珍しいです。

真空調理はかえって良く無いと思うこともしばしばですが、
このお皿では、その醍醐味が味わえます。正解ですね。

かな～～り、満腹ですがフロマージュも。

さて、ここからが、ロオジエのもう一踏ん張り。

まずはお口直し。
この器、ロオジエでこの器、賛否両論かも、、、

満腹ですが、次々、来ますよ。

クレームブリュレ。

さて、デセールのチョイスは、ラビオリとさんざん迷ったあげく、
苺のハンバーガー。



相当、奇抜ですよね。

まあ、面白いし美味しいけれども、まあ、ブッセです。

お腹いっぱいだけど、もうちょっと重厚感というか、ちゃんとしたデセールでも良かったな～。

まだ、来ます。

さらに、ま～～～だ、来ます

ロオジエ、もう一つのコース　DINER DU SAISONに続きます。