『古拙 後編 （銀座）』

いよいよ、お蕎麦の登場です

・・・運ばれてくる、その刹那からすごい香りです。
正直、ここまで香る蕎麦ははじめてですね。
麺はかなり細く、食感は非常に強い。
非常にみずみずしくも有り、非の打ち所がない。
ツユはカツオ系がかなり濃いめであるが、香りの強い麺との相性も良い。
この蕎麦には、恐れ入りました。

もともと修善寺の朴念仁も訪れたいと思っていたのですが、こちらで念願のお蕎麦を食べられてうれしいです。

これはすぐに伸びてしまいます。
潔く食べてしまわなくては！

つづいてもお蕎麦！
紅芯大根のお蕎麦。

大根を薬味に使うことはありますが、
この紅芯大根、結構辛くて、ぴったりです。

なんと、更にはうどんも出てきます。
これまた猛烈な腰の強さ。
小麦だけでここまでのコシが出るのかと思うくらい。
かといって決して水分が少ないわけではなく、相当上手く寝かせているのでしょう。

添えられている、生姜と天かすが、また良く合う。

ほんと、葛粉でも一緒に練り込んであるのではないかと思うくらいです。

デザートは苺ババロアと、蕎麦蒸し羊羹。

個人的には、果物そのものよりも、
このようなデザートの方が好きです。

古拙。
何よりもやはりお蕎麦の美味しさにやられましたね。

Refrainの美味しいもの見つけた！