久し振りの投稿です。
どこかに書き残さなければこの想いが消えてしまうかもと思い、闘病とは別の話をさせてください。
10月2日、我が家の3匹めの末娘、ミニチュアダックスのくるみが息をひきとりました
5歳と12日という早さでした
くるみが我が家の家族になったのは、生まれてまだ3ヶ月しか経っていない時でした。
2012年の年末に出会い、何度も足を運び、結局2013年の年明けには家族の仲間入りをしました
お兄ちゃんお姉ちゃんよりも気が強くて元気なくるみでしたが、2014年に病気が発覚します。
食事を受け付けなくなり、次第に便が柔らかくなり血が混じり、粘液状の便が出るようになりました。身体も瘦せ細り病院に連れて行った時には体重は2.5キロになっていました。
そこで告げられた病名は“蛋白質漏出性腸症”であろうと。確定が出来なかったのは体重が少なく、開腹による検査に耐えられないだろうということで、あくまでも推定でした。そこからくるみのステロイド剤投与の毎日が始まりました。
体調の悪い時には逃げたけれど、「おっくだよ~」
と言うと、椅子にチョコンと座って待ちます。整腸剤は甘いので舌なめずりをするくらい
ご飯は病院の先生に勧められたロイヤルカナンの低分子プロテインを購入し、そこに、ささみなどを混ぜてあげていました。
我が家には1歳年上のお兄ちゃんのやまとと、同じく1歳年上のお姉ちゃんのあんずがいます。2匹とは別のご飯で、いつも別に食べていました。きっと皆と一緒の物を食べたかっただろうに、頑張って食べてくれていました。
闘病4年の間に何度も下痢をしたり下血したり吐いたり…それでも着実に体重は増えていき、4キロを超えるほどに…
くるみ…
病気だと言うのに、一番元気で、いつもリビングを走り回り、ヒモやぬいぐるみや家族の靴下を咥えては私の元にきて、投げて投げて
をせがみ、トイレもお風呂も先回りして待ってる…
私達が食事をしていて、誰かが席を立つとピョンと椅子に飛び乗り座る…私が息子を呼ぶと凄い勢いで飛んでいき、顔を舐めまくる…
散歩は自分が先頭じゃないと気が済まなくて、誰かが前に行くと怒って前に出る…キャンキャン吠えながら目を血走らせグイグイリードを引っ張る…
病院に行くと、突然ぐったりとした演技をして、病気アピールをして病院の看護師さんに心配してもらおうとする…
やまととあんずの背中にクビを乗せて寝てしまう…ちょっとストレスが溜まると、やまととあんずの毛を食いむしり、2匹の背中はいつも斑ら模様…
娘が音楽をかけて、前足を持って踊らせられても嫌がらず身を任せ…家族の顔を舐めたくて、首をスリスリ寄せながら隙を見てペロリ…
ブラッシングも大好きで、前日の夜もゴロンとして気持ちよさそうにブラッシングされていたのに…その夜はゲージに入ってから、大好きなリンゴをあげようとしたらプイッとお鼻で飛ばしてしまい、一口も口をつけず…ゲージから飛び出てしまいそうな勢いでジャンプしてはダッコをせがんだ。
目を見開いてジャンプする姿を見て、思わず娘に『なんか、くるみがおかしいよ』と口にしてた。
目ヤニを取ってあげた目が少し紅かったのは…それだけだったのかな…
→つづきはまた後で…