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Watermelonです。内容はマンチェスターユナイテッドが中心となります。マンユナイテッドファンです。よろしくお願いします。

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まず、これをご覧いただきたい→ 14-15シーズン プレミアリーグ順位表

ユナイテッドは、勝ち点70、得失点差+25(得点62、失点37)の4位でフィニッシュした。今季の最大の収穫は言うまでもないが、チャンピオンズリーグ出場権(プレーオフ)を手に入れたことである。モイーズ政権下でかつてない混迷を極めた13-14シーズンを振り返ると、欧州の舞台に再び戻ることの重要性、ありがたみを感じることができるだろう。

以下では今シーズンのクラブ全体としての評価とそれぞれの選手の評価の大きく2つに分けて記していきたい。(2は次の記事で)


1, 今季のユナイテッドの4位という順位をどう受け止めるか

個人的には、3位以内で終えたかったというのが本音である。ユナイテッドは全体を通して8敗を喫しているが、その中の3敗は4月下旬から5月初旬にかけての痛すぎる3連敗によるものである。オールドトラフォードでシティーを倒してから、ユナイテッドはCL権獲得に少々楽観的になっていた気がする。ユナイテッドの選手はまだ優勝を諦めないとその時言っていたが、現実的にはその可能性はかなり低かった。チーム全体として、状況に適した正しい目標を設定することが必要だろう。

また、スタンフォードブリッヂで、モウリーニョに攻略されたのをきっかけにチームは一端方向性を見失った。キャリックが怪我によって、シーズン終了を余儀なくされたことにより、ブリントがアンカーを務めることとなったが、プレミア初年度で彼の代わりをするのはやや荷が重すぎた。ブリントはスペースを埋めたり、インターセプトをすることはできていたが、キャリックが得意とする空中スルーパスや攻撃時の組み立てのアイディアが不足していた。それによって、フェライニは味方との適切な距離を保てなくなり、フラストレーションをためる続ける一方だった。

よって、この3連敗さえなければ、もし2勝できていれば少なくとも3位には食い込める可能性はあったのでは思わざるを得ないのである。事実、今季終了時3位アーセナルとの勝ち点差は5であった。

とはいえ、前年の8位という成績やファギー時代から続くチームバランスの悪さを考えると、ELではなくCL圏内に収めたというファンハールの力量は十分評価されるべきであろう。また、今季の補強はファンハールがW杯後に合流したことで大部分がウッドワードを中心とする首脳陣によって行われたことも忘れてはならない。

すでに近い将来ワールドクラスの仲間入りを果たすであろうデパイを獲得したファンハールが来季に向けてどのような補強を行うのか、見守っていこう。

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