レッドソックスファンの人生ブログ


「復活した」と言っても成績が悪かったわけではありませんよ。


レスターは2006年にメジャーデビューし2か月で7勝を挙げ、「エース候補」として期待されます。しかし、同年8月、精密検査を受けた際、悪性リンパ腫が見つかります。抗がん剤の治療を受け、12月には完治しますが、副作用で体重が激減。叫び


2007年、レッドソックスの首脳陣はレスターの復帰を焦らせず、レスターもリハビリに励み、4月に実戦復帰。その年のワールドシリーズ第4戦に先発し、勝利投手。見事、世界一に貢献。王冠2


2008年は16勝を挙げ、18勝を挙げた松坂とともに先発投手陣を引っ張ります。

 この年のロイヤルズ戦でノーヒットノーランを達成しますが、このときのノーヒットノーランがメジャー初完封でした。アウトコース高目のストレートを空振りさせ、捕手のバリテックと抱き合うレスター。「人生で一番嬉しい」とインタビューカメラで答えていました。


 レッドソックスフランコーナ監督も「素晴らしい」と絶賛。レスターががんと戦って復帰したことを、監督もほとんどのチームメイトも知っているだけに喜びも格別だったのでしょう。監督はインタビューで目に涙を浮かべていたようにも見えました。



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2009年は15勝8敗、203イニングを投げて225奪三振と素晴らしい内容のピッチングを披露。

2010年はもっと素晴らしく、19勝9敗、防御率3.25、208回を投げて225奪三振。サイヤング賞の有力候補ですが、果たして・・・。

2011年の開幕投手に指名されたレスター。しかし、内容から言えば期待外れ。コントロールが定まらないことが多く長いイニングを投げ切ることができません。15勝を挙げたものの、ローテーションに定着したシーズンでは初めて投球イニングが200に届きませんでした。



素晴らしいストレートとカーブを武器にメジャーの強打者を打ち取るレスター。

レッドソックスの事実上のエースはレスターと考えているファンも多く、レスターはそれに伴う結果も残してきました。


レッドソックス期待の投手というより、球界期待の投手として今後も活躍を期待したいです。


<最終更新日2011年10月21日>