必修と一般のヒミツの関係(5)答え合わせ | 看護師になるための勉強法~ベテランナースが教える合格のカギ~

必修と一般のヒミツの関係(5)答え合わせ

真ナースになるためのアドバイザー☆ゆかりです


さて、答え合わせをしましょうメモ(問題も載せてありますので、ここからお読み頂けますOK


■血液・水・電解質■


■必修問題■ 目標Ⅲ:大項目10.A.b


【第94回問題11】

血小板の機能はどれか


1.抗体産生

2.浸透圧の調節

3.酸素の運搬

4.血液凝固


答えは4


血小板と言えば「血を止める!」ですね。これは紛れもなくセットなんですが、もひと踏ん張りして「血液凝固のしくみ=どうやって血が止まるのか」も覚えましょう!


【第96回問題11】

血液凝固に関連するのはどれか


1.ヘモグロビン

2.フィブリノゲン

3.マクロファージ

4.エリスロポエチン


答えは2


じゃじゃぁん。ほらね。関連することを合わせて勉強していくと、他の問題も解けることがあるんです。


血小板と言えば血液凝固!血液凝固と言えばフィブリノゲン!です。


これらの選択肢は、実は「血液」を勉強すると、どれもこれも登場するんですね。それに横文字だしぃ、迷うように、良く出来ている問題です。


血液の働きを勉強する時に、血球それぞれの働きの違いを理解していることが大切ですひらめき電球


(ところで血球ってなぁに?)


繰り返しますがあいまいな知識はNGです。似たようなものを覚えるときには「違い」をはっきりさせることがポイントですひらめき電球


それぞれがなにで、どんな働きがあるのか、確認しましょう!



【第97回問題11】

白血球の働きはどれか


1.生体防御

2.血液凝固

3.酸素の運搬

4.ホルモンの運搬


答えは1


 「白血球は生体を防御する」んですね。とすれば、異物が体内に侵入したとき、白血球は増えますか?減りますか?


白血球が基準値より多いということは?基準値より少ないということは?


こんなことを知ったうえで血液検査結果を見ることができると、アセスメントのヒントになるかも?


白血球の働きは生体防御。では、他の3つは何によって行われるのでしょう?


正解以外の選択肢についても見直していきましょうねひらめき電球



【第97回問題13】

血液中の総ヘモグロビンに対する酸素化ヘモグロビンの割合を表すのはどれか


1.酸素飽和度

2.動脈血酸素分圧

3.ヘマトクリット値

4.ヘモグロビン濃度


答えは1


これまた似たような名前を並べてくれましたね。さすが!ヘモグロビン、ヘモグロビンって当てつけがましく言ってますが、騙されちゃダメですよ~注意 気をつけて~ 


これは、それぞれが何なのかを知る必要がありますね目 なんなんだ?




■一般問題:人体の構造と機能/疾病の成り立ちと回復の促進■


【第91回】

血液の凝固過程でビタミンKによって促進されるものはどれか


1.血小板の凝集

2.血清カルシウムのイオン化

3.プロトロンビンの生成

4.フィブリノゲンの生成


答えは3


ちょっと細かい話になりましたね。ここでも「血液凝固のしくみ」を理解している必要があります。


中でも「血液凝固因子」を知る必要があります。血液凝固因子のいくつかは肝臓で合成されます。その合成の際にビタミンKが使われます。さて、ビタミンKが関係するのはどれか?


血液凝固、ビタミンKときたら「ワーファリン」なんて名前が浮かんできたら素晴らしいですね合格


【おまけ問題:第96回】

ワルファリン(ワーファリン)とビタミンKとの関係はどれか


1.相加作用

2.相乗作用

3.拮抗作用

4.有害作用



【第95回】

抗癌薬治療中の感染予防で重要な検査項目はどれか


1.好塩基球

2.好中球

3.赤血球

4.CRP(C反応性蛋白)


答えは2


まずは抗癌薬治療と感染の関係(わかる?)。そいでもって、感染予防といえば白血球に注目!ですよね。(なぜだかわかる?)でも、ここには白血球という選択肢はありません。さて、どうする?


ここで挙げられている4つがなんなんだ?がわかると、「白血球」の代役を探せます。



【第95回】

少量投与によって血小板の機能を抑制し血栓形成を防ぐのはどれか


1.アスピリン

2.クエン酸ナトリウム

3.ヘパリン

4.ウロキナーゼ


答えは1


血栓の形成を防ぐのはどれか?血栓を作りにくくするのはどれか?血液をサラサラにする機序はいろいろありますが、中でも「血小板の機能を抑制」してサラサラにするのはどれか?がポイントですね。


受け持ち患者さんに使用してる薬剤を調べるとき、作用機序についてチラリと知っておくと、こんな問題にも役立つのかも?



一般問題の1番は馴染みがないかと思いますが、他は実習中に触れるチャンスがあるものばかりです。


血液検査の結果や薬剤の作用機序。それらを知ることは、「患者さんに起こっていること」を把握する手掛かりになります。


実習での学びを国家試験対策に、国家試験対策での勉強を実習に活かせるといいですねひらめき電球




さぁ、テキストで復習しましょうメモ




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