国家試験仕様の実習 その7:事前学習の活用方法(1)
真ナースになるためのアドバイザー☆ゆかりです
「事前学習は患者理解に活用できてこそ、意味がある!」
これホントに大事なんです!!!
実習中、患者理解に活用できる事前学習とは?
ソレを見極めるのはかなり高度なワザですが・・・少なくとも事前学習内容に含める項目はズバリコレ!!!
1.疾患:病態、症状
2.治療内容:輸液療法、酸素療法、経管栄養etc
「すでにやってますけどぉ」
そう思いました
めずらしくもなく、驚きもしないいつもの項目
これ全体に力を入れると情報量が多すぎて、結局➡「忘れる」につながってしまいます。
なので、実習中に使うところ1点を「フォーカス」します。
「観察項目」
なぜ「観察項目」なのか?実習のメインだからです。つまり、看護をするうえで必要不可欠なものだからです。観察なくしてケアはできません。だから「観察項目!」
疾患の学習をすると、必ず「症状」って出てきますよね。そこはポイントです
実習で使うメモにすべて書きとめておきましょう。
ココで忘れてはいけないこと
症状がどのようなメカニズムで起こるのか=病態生理を必ず勉強して下さい。
そして、それに関する生理機能を調べるときに使う(使った)テキストとそのページを事前学習レポートの最後にちらりとメモしてください。
治療内容についても注目してほしいのは「観察項目」
自分が実施・見学する場合には「手順」を重視しがちですが、その治療が安全に効果的に行われているかどうかを判断するための「観察」にも注目して下さい。
もうひとつは「目的」
なぜ、この治療(処置)をこの患者さんに行うのか?それを知らなければ「効果的かどうか」が判断できません。
観察する=患者理解のための情報を得る
意図的な観察ができる=患者理解が深まる!!!
事前学習に必要な項目には「看護」も含まれますが、これは比較的イメージしやすいです。
百聞は一見にしかず
毎日の看護師さんの実践をもとに理解を深めていきましょう そこに自分の体験が加われば、看護はどんどん深まります。
疾患の詳しい学習方法について、これが国家試験仕様になります。
次回お楽しみに( ´艸`)