■J1■ 2015年順位予想「ありのままの順位見せてよー」final | picture of player

■J1■ 2015年順位予想「ありのままの順位見せてよー」final

最後に笑うのはどのチームかな!!な!!
というわけで、finalいってみましょう!

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■6位 川崎

・加入
[徳島] GK 松井 謙弥
[仙台] DF 角田 誠
[大宮] MF 橋本 晃司
[C大阪] FW 杉本 健勇
[松本] FW 船山 貴之
[アメリカ・ミネイロ] エウシーニョ
[新人] 中野 嘉大


・放出
[清水] GK 杉山 力裕
[札幌] DF 稲本 潤一
[ウェスタン・シドニー・ワンダラーズFC] DF 田中 裕介
[C大阪] DF 中澤 聡太
[札幌] DF 福森 晃斗
[仙台] MF 金久保 順
[湘南] MF 可児 壮隆
[千葉] MF パウリーニョ
[磐田] FW 森島 康仁
DF ジェシ


おれは守備をする気はないぞ犬飼ーーーーーー!!!というわけで、勘違い補強選手権でも取り上げたが、どう見ても完全にアーセナルです、本当にありが(ry 風間大僧正も長期政権となりカルト化がだいぶ進行し、より教義も先鋭化してきた模様。全然馴染めなかった金久保、パウリーニョ、森島というところを異端扱いで破門し、新たな改宗者として角田、橋本、杉本、船山、エウシーニョなどを入信させた。橋本とかどう使うのかさっぱりわからんが、大僧正曰く「頑なな者ほど染めたときの喜びが大きい」とか(未確認)。ボランチは大島、中村Zのカミカゼダブルボランチか、アンカーに角田を入れる形の模様。アンカー角田とか、お、ちょっとは守備のこと考えてるのか、と思いきや、PSMでは小宮山、谷口、武岡の3バックとかも試していた模様。PSMの布陣で一番笑ったわ。アーセナルでもやんねーよ、そんなん。攻撃では、すっかり日本サッカー界の悪い意味でのご意見番になりつつある大久保と小林にどれだけ中村Zがボールを供給できるかにかかっている。なので、中村Zが怪我したら残りのシーズンは終わる。新戦力に目を向けると、船山、角田あたりはだいぶ馴染んできたようだが、案の定杉本健勇はすっかり戸惑ってるらしく、順調にベントナー化が進んでいる。「皇帝」「日本最強ストライカー」というあだ名がつかないように注意してもらいたい。まあ今年も、点は取れるだろうが、リスクマネジメントとか考えてるわけもない。去年までは「点をたくさん取って勝つ」だったのが、今年は「どれだけ美しく点をたくさん取れるか」という風になった感も。誰もその狂信化を止めないので、好きなだけ追及していただきたい。風間大僧正にはシーズン中によりステージを高めていただき、「できる監督はCBを使わない」「バイタルエリアなんて捨てちゃいなさい」「まだボランチで消耗してるの?」「もしSBにコンバートされたFWがドラッカーを読んだら」などの聖書を出版して新しい信者を大量に獲得してほしい。でも、勝てないよ。あと、個人的に「ふろん太を本気でどついてる風間大僧正」の写真があったら欲しいのでください。


・Key Player 杉本健勇
選手としての正念場part2である。22歳とまだまだ若いが、そろそろ「期待の若手」で済む年でもない。しかし、昨年「ワンツー地獄」→「ヨーロッパスタンダード」→「とにかく気合いだ」というふり幅大きい戦術の変更に振り回された挙句に、今年は異端戦術である風間ドクトリンの洗礼を受け、いまいち頭がついていってない模様。まあ、最後までついていかない可能性もあるんだけど。ただ、大久保もだいぶおっさんになってきているし、小林は先輩の矢島からスペランカー体質だけを受け継いでいて怪我がち。攻撃の切り札あるいはレギュラーに取って代われる存在になりうる可能性もある。ただ、長身でそこそこスピードがあってテクもあるというスペックのせいか、イマイチプレースタイルが定まっておらず、前線でヘッドで競ったと思ったら、おもむろに中盤に降りてきてドリブルを開始したりして、なんか何もかも中途半端。ここは大僧正の教えを受けて、できることとできないことの整理をせいていただきたい。そのためにも、年俸の5%をお布施として献上し、風間印のツボ、風間印のお札、風間印のなんか神棚払うやつなどの神器を次々とゲットしてステージを高めて欲しい。





■5位 広島

・加入
[富山] GK 廣永 遼太郎
[甲府] DF 佐々木 翔
[京都] MF 工藤 浩平
[京都] FW ドウグラス
[新人] 川崎 裕大


・放出
[熊本] GK 原 裕太郎
[熊本] DF 大谷 尚輝
[栃木] DF パク ヒョンジン
[鹿島] DF ファン ソッコ
[ウェスタンシドニー・ワンダラーズ] MF 高萩 洋次郎
[浦和] FW 石原 直樹


え、5位!?と自分でもびっくししたのだが、とにかく5位である。なんか消去法5位。チームの中心だった10番高萩、ストライカー石原が抜けてリスタートのシーズン。代わりに入ってきたのは、運動量豊富なドウグラス822号とテクニカルだけど歯並びが悪い工藤。どっちが優れてるかっつーとたぶん出てった2人なんだけど、まあ徐々にマンネリ化が進んでいたので、リフレッシュの意味でもよかったかもしれない。そして、DFラインには塩谷、千葉、水本がいるのに加えて佐々木を獲得。佐々木は空中戦は鬼のように強くてとてもいい選手で顔がちょっと吉田沙保里に似てるのだが、ACLもないのにどうするんだろ。どう考えても一人余ってしまう。ちなみに2014年は千葉が30試合、塩谷32試合、水本34試合出場と全員とっても健康です。あれか、伝説の4CBをやってみるのか。リード時の対空要因としては、ちょっと佐々木はオーバースペックな気もする。もしかしたら千葉を中盤に上げる??ただ、今年は青山がフル稼働できそうなのは大きい。去年怪我でいなくなったときはあからさまにチームの性能が落ちてしまったので。森崎αがだいぶポンコツ化してきたので、基本は青山、柴崎になるが、リーグだけならこの2人中心で何も問題はない。後は若手の伸びか。佐藤寿人が往年のキレを失いつつある中、出場機会が増えるであろう皆川、野津田、浅野などが成長してくれば面白いチームになる。なんか去年失敗した前プレ大作戦を今年はやるのかなあ、と。高萩がいなくなったので、可変3-5-2をやる意味もあんまりなくなってしまったし、マンネリを打破する意味でも思い切ったやり方の変更をするべきだと思うが、森保さんにそれができるかどうか。それができればこの順位、できなければもうチョイ下になりそう。優勝はちょっと難しいかなーと。とりあえず、優勝のためには何かを犠牲にしなければならない、というのがあるので、マスコット総選挙1位で調子に乗ってるサンチェを燃やす、市長選に出馬するこやのんの真実の姿を晒す、広島に帰還した新井貴浩を殴るなどの貢物を宮島に捧げて神頼みをするのも一興である。


・Key Player 工藤浩平
千葉時代以来久々のJ1期間となったすきっ歯テクニシャン。正直、いろいろすまんかった。京都ではゲームメイクにチャンスメイクに大忙し、なんかスペインだかどっかの指導者から「なんで2部リーグにいるのかわからん」と激賞されていたこともあり、普通に活躍できるんじゃなかろうか。小技がきき、プレービジョンにも優れるので、高萩とはまた違った魅力で前線を引っ張ってくれるはず。ただ、一人で何かができるタイプではないので、サポートの多そうな広島はよい選択肢だったと思われる。阿部、山岸とともに、あの頃の千葉を知る選手の中では、希少な現役J1選手。ちなみに千葉時代に一番笑ったのは、アマル・オシム監督時代に新井1トップでその下のシャドーに羽生とともに配置されたこと。前にも収まらないし、どうしようもなくてうろうろしてた。機能するわけねえだろ!!




■4位 FC東京

・加入
[栃木] GK 榎本 達也
[札幌] DF 奈良 竜樹
[湘南] DF 丸山 祐市
[千葉] MF 幸野 志有人
[熊本] MF 橋本 拳人
[大分] FW 林 容平
[磐田] FW 前田 遼一
[新人] 小川 諒也

・放出
[大宮] GK 塩田 仁史
[浦和] DF 加賀 健一
[C大阪] DF 椋原 健太
[全北現代モータース] FW エドゥ
[神戸] FW 渡邉 千真


今年はいけるんではないかというなんとなくの勘。去年はスタート奪取に失敗し、終盤に光の速さで失速していったが、今年は監督据え置きということで序盤から勝てるのではないか。放出は加賀、塩田、椋原、渡邉というサブ中心。唯一レギュラーだったエドゥも個人能力はすさまじかったのだがフィットしてるとは言いがたかったので、やむを得ないか。補強はレンタルバック中心だが、前田を獲れたのはよかった。「3年遅い」感は否めないのだが、エドゥよりも武藤や河野と有機的に絡めることは間違いなく、攻撃の幅は広がるのではないだろうか。基本、守備はかっちり固めるポマード監督だが、攻撃の手管はそんなに豊富ではないので、前線のユニットによるところが大きい。前田が受けて武藤と河野が走り続ければ1、2点くらいは取れるんじゃなかろうか。ただ、崩し切れないときの最終兵器だった巨大ロボ平山が故障でしばらくアウトというのは地味に効いてくる可能性がある。あと、レンタルバックの中では橋本が中々評価が高い模様。東、三田、米本、羽生という豊富なインサイドハーフの壁は厚いが、そこに割り込めるか。また、FWの層が薄いので、大分でけっこう点を獲ってた林も出番はあるだろう。テクニカルで面白い選手。ただ、気になるのは謎のCBコレクション。すでに森重、カニーニ、吉本がいるにもかかわらず、「加賀がいなくなった!たいへんだ!」と奈良と丸山を補強。ACLもないんだから完全に人数オーバーです、本当にありがとうございます。2人とも札幌と湘南でばりばりのレギュラーで出ていたので、今年は我慢のシーズンになるかも。やはりポマード監督はイタリア人なので、CBが足りないと手が震える、ポマードが溶けて味の素スタジアムがポマード浸しになる、主人の危機を察した巨大ロボ平山が出動して多摩川を渡り始めるも沈んでしまう、などの禁断症状が起きるので、やむを得ないか。権田、森重、高秀先生、米本、太田、武藤、前田など代表クラスをこれだけ揃えているのだから、優勝争いに入ってこないというのは逆におかしい。ACLもないので、ひょっとしたらひょっとするかも。ダメだった時は去年度々見せていた「高秀先生暴走オーバーラップ」を解禁して、ピッチを火の海に変えよう!!(主に失点で)


・Key Player 武藤嘉紀
基本バカバカ点をとるチームではないので、攻撃陣の出来次第で優勝争いに絡めるかどうかが決まる。その意味でも武藤がエースとして活躍しなければならないだろう。去年は新人タイ記録の得点、代表デビューと大活躍し、最初「3代目 J Soul ぬか喜びストライカー」と罵られていた(主に俺から)ことなど全く関係ない順風満帆の年。今年は新人ではなく、エースとして得点王取るくらいの活躍が望まれる。ただ、代表ではUAE戦で決定機をばんばん外しまくって、抜群のぬか喜びっぷりを発揮していたので、そのことはよく切り替えて、Jに望んでいただきたい。ぬか喜びっぷりを発揮してゲラゲラ笑うのは俺だけだ。また、顔がいい、未婚、さわやか、というモテJリーガー数え役満の持ち主で、1月のアジアカップではすさまじい腹筋も披露。FC東京は「武藤腹筋抱きまくら」などを大量生産して女性ファンをがんがん集めよう。そのときの呼び方は「FC女」「東京女」「飛田給ー女」「たまぷらー女」「おまえら東京って言ってるけどそこ調布じゃねえか女」など用意しましたので、好きに使っていただければ幸いです。




■3位 G大阪

・加入
[磐田] GK 藤ヶ谷 陽介
[横浜FM] MF 小椋 祥平
[仙台] FW 赤嶺 真吾
[新人] 平尾 壮


・放出
[甲府] GK 河田 晃兵
[徳島] DF 内田 裕斗
[愛媛] MF 岡崎 建哉
[藤枝] FW 小川 直毅
[徳島] FW 佐藤 晃大
[引退] GK 木村 敦志


去年の3冠も今年のリーグは厳しいか。補強は最低限。貴重なバックアッパーだった佐藤の上位互換として赤嶺を獲得。それと明神がそろそろしんどくなってきたので、中盤の猟犬として小椋を横浜からゲット。ただ、解き放ってこその小椋なので、使い所は難しいのだが、そこは遠藤がうまく手綱を引くしかない。謎の藤ヶ谷さん帰還を除けば、主な補強はこれくらい。ACLもあるのに、「そんな装備で大丈夫か?」と思わず聞いてしまいたくなる陣容。宇佐美を生かすために阿部、大森が死ぬほど走ってバランスを取るというのが宇佐美システムの肝なため、彼らの運動量がなくなってしまうと王大人死亡確認。そこそこ代わりが務まるのが倉田くらいなので、1シーズン持つかどうか、というか持たんだろ。ユース上がりの若手はあんまり把握してないのでなんとも言えないのだが、ある程度実績のある選手を確保したかったところ。ただ、「足が折れるまで走れ、お前らは宇佐美のための車輪だ」ということを平気でできるリアリストが長谷川監督なので、何か秘策はあるのだろうか。ないかもしれない。そして、たとえ1シーズン持ったとしても、いい加減昨年終盤に読まれ始めていて、「めっちゃ引かれると全然ダメ、主にパトリックのせいで」というのが露呈していたので、だいぶ苦労しそうな気はする。そこを打開するためにも宇佐美にはさらなる進化を遂げて欲しいのであり、どうせフリーランニングとかマークを外す動きができないのなら、2人くらいのマークなら平気で抜いていくくらいの打開力を身につけるべき。そのためにも修業が必要なので「大阪名物パチパチパンチ」でフィジカルを倍増させ、「道頓堀飛び込み」でジャンプ力を鍛え、「橋下市長と都構想で論戦」でメンタル面をしばき上げるというのはどうだろうか。特に最後のやつは廃人になる可能性も高いが、危険を犯さなければいいものは手に入らない。宇佐美には虎穴に入るつもりで頑張っていただきたい。まあ選手層の薄さもあって、優勝争いには絡むけど最後は力尽きる想定でありまする。


・Key Player 大森晃太郎&阿部浩之
宇佐美システムの運用面での成功の可否を担う両翼。常軌を逸した運動量を要求され、補給も後続軍も特にいないという牟田口インパール作戦並の過酷戦術。一身に気合いさえあれば、銃弾も避けるというものなのである。ただ、チームが機能するためにはやむを得ない。どっちかが倒れると倉田はいるもののかなり機能が落ちるため、足が折れるまで走李続けるしかない。新代表監督になるかもしれないハリルホジッチさんはそういう選手を評価してくれる人なので、代表も決して夢ではないと思う。ビジュアル的にもイケメンの阿部とチンビラシャブ売人風情の大森と好対照なのも面白い。右サイドは米倉&阿部&右CB西野の「さわやかジャニーズイケメンサイド」で女性客をひきつけていただき、左サイドは大森&オ・ジェソクあるいは藤春&左CBの岩下の「ヤクの売人と常客サイド、それと殺されるチンピラ~アウトレイジリミックスサイド」として野太い声の野郎どもを呼び込んでいただきたいものである。真ん中の遠藤と今野大変だな。




■2位 浦和

・加入
北九州] GK 大谷 幸輝
[長崎] DF 岡本 拓也
[FC東京] DF 加賀 健一
[柏] DF 橋本 和
[徳島] MF 小島 秀仁
[広島] FW 石原 直樹
[大宮] FW ズラタン
[清水] FW 高木 俊幸
[仙台] FW 武藤 雄樹
[新人] 福島 春樹
[新人] 茂木 力也


・放出
[大宮] GK 加藤 順大
[湘南] DF 坪井 慶介
[福岡] DF 濱田 水輝
[C大阪] MF 関口 訓充
[岡山] MF 矢島 慎也
[湘南] MF 山田 直輝
[栃木] FW 阪野 豊史
MF マルシオ リシャルデス


よぉぉぉぉし!!!今年もコケるぞおおおおおお!!!勘違い補強で紹介したとおり、今年も浦和は「普通のJリーガー以上、代表未満」のトッテナムメソッドを駆使して選手獲得。どう使うんだという選手が並ぶ中、ズラタン、武藤、橋本あたりはそこそこ機能している模様。PSMを見ていると、去年の変型11人無限カットインサッカーからは変化していて、橋本あたりがばんばんクロスを上げてる様子。石原、ズラタン、李はサイドからのクロスにめっぽう強いので、それは中々有効な方法。また、去年までたくさんの関口を生み出してしまった反省から今年はローテーションするらしく、ゼロックスでも早速高木を起用するなど、ペトロビッチ監督も心を入れ替えた模様。まあ攻撃はそれでいいのだが、気になるのはDF陣。特にボランチは危機的状況で、阿部、鈴木と青木くらい。柏木を下げてやらせるようだが、いや、そんなことするなら2列目の獲得一人やめてボランチ獲れよ、という。また、最終ラインも不安定。坪井や濱田を出したのはやむを得ないが、空中戦は那須以外はしおしおで、今年も豊田、パトリックあたりにずたぼろにされる絵が目に浮かぶわけであり、早く槙野と森脇のアヘ顔見たい。そして、守備のキーである阿部、鈴木、那須がだいぶ年をとってきていて、ACLも含めて1シーズン持つかどうかは微妙。ってか、持たんだろ、これ。それでも前線の破壊力と過剰な銃弾をばこばこ放り込んで、優勝争いには絡んでくるだろう。そして、最後の最後でまた大逆噴射となるところが俺は見たい。別に浦和に関してはなんにもないが、最早あの失速劇は芸術の域に達していると思うので、それを国宝クラスまで高めていただきたい。最終盤で焦りまくって外に出たボールを要求する槙野や森脇という構図はJリーグの華なのです。鈴木啓太がNumber Webで 「なんでや・・・なんでわいはミスする機械になってもうたんや・・・!」と嘆いているが、記事を最後まで読んでも解決策が示されてなくてけっこう笑った。普通に守備力が弱いからだと思う。あ、ACLはロングボール放り込まれて普通に終わることが予想されますので、今からご覚悟のほどを。ただ、リーグはどうせ混戦になると思うので、するするっと優勝しちゃうかもね。


・Key Player 橋本和
柏から移籍してきた左サイドのスペシャリスト。カットインプレーヤーが揃う浦和の中で、単純に縦に行ける選手として貴重な存在。ニューイヤーカップでは相手がアレだったこともあるが、ズタズタに左サイドを切り裂いていた。柏よりも送る先が多彩なので、クロスの上げ甲斐があることだろう。ただ、ペトロビッチβ監督はあんまり組み合わせというのを考えないので、橋本がクロスがんがん上げるのに中に興梠、梅崎、柏木ということも十分考えられる。そうなると機能しないのがなぜか橋本のせいにされて、いきなり高木をWBで使ったりということも十分ありそう。とりあえずクロス5本に1回くらいの割合でカットインしておけば、「お、あいつはカットインできるな」ということで監督からの覚えもめでたくなると思うので、そこらへんは留意していただきたい。ともかく今季の攻撃の新しいパターンを担う選手。浦和で活躍して、そろそろ一回くらい代表呼ばれてもいいんじゃないかなーと。ちなみにやたらと鼻がでかいので、古の法則によれば #chinkodekasou




■1位 鹿島

・加入
[栃木] DF 鈴木 隆雅
[広島] DF ファン ソッコ
[徳島] FW 高崎 寛之
[新人] 大橋 尚志
[ポルティモネンセ]金崎 夢生
[新人] 久保田 和音


・放出
[新潟] DF 前野 貴徳
MF ジョルジ・ワグネル
MF 宮内 龍汰
MF ルイス・アルベルト
[引退] MF 中田 浩二


というわけで、鹿島を優勝と予想。去年からの勢いを引き継いで、そのまま駆け抜ける想定でございます。補強は的確。ファン・ソッコはレギュラークラスのCBとして扱われてるし、ダヴィがしばらく使えないトップには高崎を補強。去年はチームがかなり撤退戦だったが、高崎自体は優秀なFWなので期待できる。ほんとはジネイも欲しかったのだが、うっかり怪我していたのでもうしょうがない。また謎の2列目コレクションをしている流れで、元代表の金崎も補強。遠藤、カイオ、中村シードディスティニーなどの実力者が揃うが、そこに割って入れるだけの実力はある。放出はほぼ余剰戦力。いる理由がなかったジョルジ・ワグネル、ルイス・アルベルトやほぼ出場機会のなかった前野なども放出し、中田浩二も引退。左サイドのバックアップが「縦突破バカ一代」の鈴木というのは微妙に不安感が漂うが、まあ山本223号宇宙戦仕様がいるし、ファン・ソッコもできないことはないし、なんとかなるのではないか。守備陣も植田は不安だが成長しているし、昌子はすっかりチームの軸。山村が5番手という分厚さは心強い。そして何よりも肝は日本代表の新星である柴崎@俺の音楽は呼吸が君臨。お目付け役の小笠原を脇に置き、フル稼働が望まれる。彼と小笠原がカイオ、土居、遠藤などを操る攻撃は縦に早く破壊力抜群で、中々止めきれるチームはないだろう。あ、柴崎@最近、音が見えるんだよが夏にヨーロッパいったら梅鉢しかいないので、普通にシーズン終了となります、ご自愛ください。この若い連中をセレーゾの親父ががっちり鍛えているので、まだまだ伸びていきそう。シーズン中の伸びも含めて、今年は優勝するだろう。ただ、普通に優勝してもあまりおもしろくない。ちょうど外国人枠があいてることもあるので、去年のジャイールとジョルジ・ワグネルに代表されるように「一体、そのブラジル人はなんのために獲ったんだ?ブラジルに何か弱み握られてるのか?」と首を傾げるような補強を夏に是非していただきたい。今年のオススメはマルシオ・リシャルデスとケンペスです!!あと、名古屋をクビになったヘジスとか相当熱い。ぜひよろしくおねがいします!!


・Key Player 小笠原満男
いよいよ選手生活も最終盤を迎えてきた男の最後の晴れ舞台になるか。盟友中田浩二の引退、本山もスポット起用が続く、という中で、GKのアゴはともかく、ひたすら出続けてるのは立派の一言。柴崎@弾き始めた時にわかるんだ、ああこの曲は失敗だなってがすごく意識が高くてすぐにロッキノンしちゃうので、それを諌めるためにも存在は貴重。柴崎@もう音楽じゃなくてこれからは小説かなってだけでなく、鹿島スピリットをいろんな若手に叩き込んでいただき、「秘伝・残り5分からの鹿島り方」「適度に時間を消費しながらファウルをもらって転がる方法」「新ブラジル人を最初に連れて行くべき鹿島の店トップ5」などのすぐ役立つカシマハックを次の世代に継承していただきたい。まー、今年はACLもあってきついと思うが、年寄りとしては応援したい選手。いっそのことACLも獲っちゃってもいいよ。





セレーゾの親父のいい笑顔が見れるといいNE!!



というわけで最後に順位表。
去年は思いっきり外れました。

1位 鹿島
2位 浦和
3位 G大阪
4位 FC東京
5位 広島
6位 川崎
7位 神戸
8位 名古屋
9位 新潟
10位 柏
11位 湘南
12位 横浜FM
13位 松本
14位 鳥栖
15位 甲府
16位 清水
17位 仙台
18位 山形



で、でも外れたほうが面白いリーグになるんだから!!!




番外編

■千葉


・加入
[甲府] GK 岡 大生
[鳥栖] DF 金井 貢史
[町田] DF 栗山 直樹
[川崎] MF パウリーニョ
[甲府] MF 水野 晃樹
[水戸] FW 鈴木 隆行
[新人] 乾 貴哉
[新人] 北爪 健吾
[レッドスター] ネイツ・ペチュニク

・放出
[清水] GK 碓井 健平
[横浜FM] DF 天野 貴史
[名古屋] DF 竹内 彬
[京都] DF 山口 智
[FC東京] MF 幸野 志有人
[AFCテュビズ] MF ナム・スンウ
[大分] MF 兵働 昭弘
[柏] MF 山中 亮輔
[町田] FW 戸島 章
[ごりごりの無職] FW ケンペス
[引退] MF 山口 慶


さて、去年もまたプレーオフで負けてしまったわが千葉だが、今年こそは行けるだろ。ていうか、行けよ、行けなくても行くんだよ!昨シーズン途中で就任した関塚さんが今年は俺色に染め上げてやると好みの選手を獲得。その中でもパウリーニョとペチュニクの加入は大きい。中盤で刈り取れる選手がいなかったので、J2屈指の刈り取り機として活躍したパウリーニョはキャプテンにもなったし、普通に大きな戦力。風間大僧正の洗脳が完璧に解けるのは一苦労だろうが、喜作のソーセージ風呂に三度くらいつければ元に戻ると思うので、早めの処置をお願いしたい。また、前線のエクストラキッカーとして現役スロベニア代表という肩書のペチュニクを指名。まだ未見なのでどんな選手だかはわからないのだが、Jでスロベニア代表といえば、ノヴァコ塾長、ズラタンと製品保証つき。きっと活躍してくれることだろう。カーリッチ・・・?なんだね、その聞きなれない名前は・・・?また「ロートルは皆殺しだー!!」とばかりに兵働やケンペスを放出。兵働はいいパス出せるんだけど90分無理なので使い所が難しかったし、ケンペスは点取る以外はほぼ何もしないので、放出もやむをえないか。そしてうっかり森本のバックアップがオナイウしかいなくなって不安になったので、そこに魂の男・鈴木隆行を放出。まあロートルなんだけど、去年の試合を見る限りはいまだに「背骨の代わりに鉄骨はいってんじゃねえの」っていう強さを見せていたので、森本のバックアップ、終盤での守備要員、負けてるときのパワープレー、森本にNew Daysの店長をさぼらせないと多岐に渡る仕事を任せられそうだ。また、去年ずっと懸案だった右SBには山口慶が引退ということもあり、大卒で評判のよい北爪くんとマルチロールをこなせる金井を獲得して、ピースは揃った。そして、3年間守備の中心として活躍し、さすがの統率力を見せていた山口智をまさかのクビ切り。CBも俺たちは新時代に行くんだ!ニュージェネレーション!!

関塚監督「DFのすべてを任せたい!オリンピックでも世話したし、来てくれるよな!」
山村「いきません」
関塚監督「え?」
山村「鹿島に残ります」
関塚監督「えええええええええええええええええ!!!?」

なお、代わりには誰も獲れなかった模様!!もう気合と根性で乗り切れ!!俺はもうプレーオフなんか行かないからな!!たーのむからー自動昇格でおーねーがーいーしーまーすー、なーんでもしーますからーーー、実家とか売ってもいいーーーからーーーーーー・・・


・Key Player 大岩一貴
山口智が抜けて自動的にDFを統括しなくてはいけなくなったリーダー。去年試合に出続けてだいぶ成長した隣のキム・ヒョヌンとともに防波堤となっていただかないと死ぬ。ただ、キムもそうなのだが、なんかDF陣を統括していくタイプではないような気がするので、普通に不安たっぷりです。パウリーニョの加入で中盤のプレスが去年よりも強度を増していることが、唯一の希望か。まあとにかく試合で成長していただいて、なんとか最後までモラルを失わずに頑張ってほしいものである。ただ、どうにもこうにもさっぱりでうまくいかない時は、「昇格のために全てをかける」と明言している鈴木師匠をコンバートし、その熟練の業でなんとか時間を稼いでもらいたい。3試合くらいならなんとかなるだろ。あと、バックアッパーがいないんですが、それは。




今年もJリーグよろしくです!!!