■J1■ 2015年順位予想「ありのままの順位見せてよー」part2 | picture of player

■J1■ 2015年順位予想「ありのままの順位見せてよー」part2

part2です!!
順位予想でいろんなブログの出方を伺ってるJ関係ブロガーのみなさん、参考にしてもいいよ!(されない)

part1はこちら


■12位 横浜FM

・加入
[ル・アーヴル] 監督 エリク・モンバエルツ
[千葉] DF 天野 貴史
[京都] DF 比嘉 祐介
[湘南] MF 熊谷 アンドリュー
[新人] 仲川 輝人
[新人] 中島 賢星
[新人] 和田 昌士

・放出
[JA甲府支店技術開発課] 課長 樋口 靖洋
[仙台] GK 六反 勇治
[G大阪] MF 小椋 祥平
[山口] MF 松本 翔
[湘南] FW 藤田 祥史


少なくとも上位進出は厳しいというような据え置き情勢。下手すりゃ残留争い。勘違い補強でも触れたが、新人とレンタルバック以外には補強なし。小椋という中盤のバックアッパーのところにアンドリュー、トップの藤田のところには新人で補うというところだろうか。両方ともロクに先発してなかったので、まあ特にダメージはなさそう。ただ、去年の先発でうまくいっていたかというと全然そんなことはなく、はたして本当に補強なしでいいのか今からでも考え直していただきたいところ。特にトップのラフィにゃんは普通に出てればいいのだが、すぐに「足がとっても痛いにゃん」と言い出して離脱する癖があり、キャンプでもさっそく1ラフィにゃんかました模様で、今年は何ラフィにゃんまで積み上げるのか要注目である。また、同じポジションの矢島も日本を代表する筋肉系故障の大家であり「肉離れはアグエロ級」として名を馳せており、今年はちゃんといてくれるのかどうか不明。そうなると1トップは元和製アンリこと伊藤しかいない。ただ、がんばってはいるのだが、正直1トップ向いてない感じ。そして、このチームの中心たる中村初号機が怪我で2~3か月の離脱という激震。ぽっかりと空いたその枠を今のところは佐藤優平@危険ドラッグ売買してそうや藤本、新人の仲川、中島、和田などが入っているが、さすがにどれも力不足は否めない。1トップ下は中村初号機専用ポジションだったので、いっそのこと2トップにしたほうがシンプルになりそうな気配なのだが、あまりモンバエルツ新監督はそんなことは考えてないようで。まあ、中村初号機が戻ってきたときどーすんのってのもわかるんだが、それまでどーすんのを先にした方がいいよ、絶対。今のところ富沢、中町、ファビオのボランチ陣と中澤、栗原、小林、下平のDF陣に怪我がないので、ともかく守り倒すことはできそう。ひたすら守って中村初号機の降臨を待つという手もありだが、それじゃあ、上位にはいけないよねえ。そして、モンバエルツ新監督も若手の育成には定評あるのだが、「マジ勝負弱い」と評判らしいので、そこらへんもベテラン揃いのこのチームにマッチしてると言えるのだろうか。夏のシティコネクションで監督はディトマール・ハマン、選手としてグイデッティ、ムワルワリ、孫継海などの大物を是非仕入れていただきたいものである。


・Key Player アデミウソン
だれ?という話なのだが、2月26日時点で噂の出てる新外国人。シティがサンパウロと交渉していて、まとまればレンタルで横浜FMに貸し出すとのこと。妄想シティ・コネクションではなく、リアルな話である。「U-21ブラジル代表FW」という自爆臭漂う肩書ではあるのだが、U-17W杯では5得点しており、期待が持てるかもしれない。プレースタイルとかは知らんし、1トップができるのかも知らん。ただ、現状若手があまり台頭してきていないチームとしては喉から手が出るほど欲しい人材。ただ、相手は遠いブラジルと遠いマンチェスター。何か交渉の齟齬が出てきて、結果的に来たのが名前が似てるエジミウソンのどれかという可能性もあるだろう。そのときは親会社の言うことは黙って聞くしかない、下請けはつらいですな。




■11位 湘南

・加入
[札幌] GK イ・ホスン
[東京V] DF キム・ジョンピル
[福岡] DF 武田 英二郎
[浦和] DF 坪井 慶介
[川崎] MF 可児 壮隆
[柏] MF 高山 薫
[浦和] MF 山田 直輝
[横浜FM] FW 藤田 祥史
[サン・カエターノ] アリソン
[ボタフォゴ] アンドレ・バイア
[新人] 岡崎 亮平
[新人] 広瀬 健太
[コロラド アトレチコ クルービ] ブルーノ・セザル

・放出
[北九州] GK 阿部 伸行
[群馬] GK 鈴木 雄太
[山形] DF 宇佐美 宏和
[福岡] DF 亀川 諒史
[福島] DF 福岡 将太
[FC東京] DF 丸山 祐市
[水戸] MF 岩尾 憲
[長崎] MF 梶川 諒太
[横浜FM] MF 熊谷 アンドリュー
[柏] MF 中川 寛斗
[福島] MF 前田 尚輝
[群馬] MF 吉濱 遼平
[柏] FW 武富 孝介
[町田] FW 中村 祐也
[相模原] FW 樋口 寛規
[水戸] FW 宮市 剛
FW ウェリントン


なにがなんだかよくわからんほど選手を出して、選手を獲ってる。去年J2をぶっちぎりで走り抜けた湘南。去年の主力からは武富、ウェリントン、亀川、丸山などがごっそり抜けたが、レンタルバックの武富と丸山、五輪に出たい亀川はしょうがないし、ウェリントンは風来坊だからやむを得ない。代わりに武田、高山、藤田、オードリー若林などを獲得し、ブラジル人3連ガチャを回した。一応の布陣は整ったのではないか。ただ、点をとらなければいけないわけで、前線から守備もしてポストプレーも得点もできたウェリントンがいなくなったのは痛恨。藤田トップに大竹、オードリー若林のシャドーとか点とれなそうな雰囲気満点。アリソンとかブルーノ・セザルが当たることを祈るしかない。残留圏に上げたのは、ぶっちぎりでJ2優勝したチームが翌年またJ2に逆戻りというパターンはほぼないため(2012年甲府を除く)。ただ、基本的にはチョウ・キジェ監督が現実と理想だったら理想を取る監督なので、前回の昇格時にはその折り合いが全くつかずにあっさりと降格してしまった。その時との違いは走行距離。ランナーを多数そろえ、J2でも走行距離が異常な値を示している。走り勝ってPA内にどれだけ人を送り込めるかが攻撃の肝であり、だめだったときにどれだけ全力で戻れるかが守備の肝。J2のトランジションレベルなら誤魔化せていたのだが、J1のスピードでそれが通じるか。そういうトランジションチームはテクニカルなJ1は苦手なので、ひょっとしたら上位進出もありそうなのだが、逆に薄い守備を突かれて爆死の可能性もあり。ともかく、出入りの多いシーズンにはなりそうだが、トランジション系でなぜかオシム直系となっているようなチームスタイルで好感が持てるので、ぜひぜひJ1残留を果たしていただきたい。そのためにも苦しいときには湘南の風に吹かれて目を閉じて億千の星見ながらパスタ作ったりそれを二階から投げ捨てたりドラゲナイしてがんばろう!


・Key Player 山田直輝
選手としての正念場である。岡田監督に代表招集されて試合にも出場、一瞬の輝きで俺たちに期待させてくれたが、そんな彼も24歳である。もう若手ではない。Jを代表する故障の多さでほとんど試合に出てなくて、プレースタイルどころかそんなところまでウィルシャーに似なくてもいいのに、と思う。喫煙も!?喫煙もなのか!?一応レンタルだが、浦和に戻っても居場所はなさそう。運動量を生かしたサッカーは彼の動き回るスタイルにきっと合うだろう。単調になりがちな攻撃に大竹と共にアクセントを加える存在。湘南に骨を埋める覚悟でがんばっていただき、開幕の浦和戦では槙野、森脇などを重点的に削ってキレさせて欲しいものである。あいつらなら、俺は許す。




■10位 柏

・加入
[柏ユース] 監督 吉田 達磨
[湘南] MF 中川 寛斗
[千葉] MF 山中 亮輔
[甲府] FW クリスティアーノ
[湘南] FW 武富 孝介
[VVV]大津 祐樹
[新人] 三浦 龍輝

・放出
[神戸] 監督 ネルシーニョ
[福岡] GK 中村 航輔
[浦和] DF 橋本 和
[仙台] DF 渡部 博文
[湘南] MF 高山 薫
[長崎] FW 木村 裕
FW ドゥドゥ


ミスターVitoriaこと勝利きちがいネルシーニョさんの長期政権が終わり、いよいよユースサッカーとの統合時代の始まり。監督はそのユースからの持ち上がりで吉田達磨@ダルマじゃないよさんが就任。新時代となった。しかし、往々にしてこういうリフォームはうまくいかないもの。元からいた選手が新しいスタイルに合わないのとユース上がりのテクニカルな選手がまだJ1レベルではない、という二つの理由から過渡期ということになりそうだ。また、うっかりACL出場挑戦権を獲得し、うっかり勝ってしまったことから出場権を確保。かなり日程的には苦しくなった。吉田さんのトップレベルでの能力は未知数だが、かなり苦労することは間違いがないだろう。放出は高山とか渡部とかパスサッカーの対極にいる選手が中心。アウトサイドを制圧できる橋本の放出は痛かったが、彼でさえも新しいサッカーに馴染むのには時間がかかりそうなのでやむを得ないか。加入の中では大津が戻ってきたのと甲府の鉄砲玉クリスティアーノが大物か。あと地味に湘南で戦える選手になった武富が主力になりそうな雰囲気。なんか圧倒的に試合を支配しつつ点はいらねー、なんで勝てないんだろ、と思ってるうちにシーズンが終わってしまいそうな予感がぷんぷん。それでもレアンドロ897号や工藤など実力者がいるので、残留争いに巻き込まれたりはしないと思うが、優勝争いもなさそう。困ったときのネルちゃんはもう神戸に行ってしまっていないので、腹を括って数年がかりでやっていくしかないのだろう。しかし、ネルちゃんはたぶん夏前くらいに首切り妖怪ミキタニーと揉めてフリーになる可能性もあるので、そのときピンチだったらそっと耳元で「なあ・・・わいとヴィトーリアせんか・・・?」囁けば、ヴィトーリア妖怪ネルネルシーニョは気合マックスで駆けつけると思うので、錦織圭に「Nice Boy・・・Good Boy・・・」と囁き続けて成績を上げさせたマイケル・チャンコーチを囁き担当コーチとして雇うべき。


・Key Player クリスティアーノ
甲府の核弾頭が柏に上陸。さっそくACL予備戦では、サカダイ選手名鑑で決定力1(満点20点)と評されたその能力を遺憾なく発揮し、フリーでシュートを撃ちまくって全部外した。いやっほい!甲府だと単騎で突撃しなきゃいけないから撃ちまくってたのだと思ったけど、「ゴール以外見えない」という選手だったのね。スピードとパワーを生かした突破は申し分ないのだが、点だけは決まらなそう。3代目ぬか喜びストライカーは武藤くんに返上されてしまったのだが、ここにきてクリスティアーノが有力候補となってきた。まあそれだと柏は困るんだけど。シュートは技術の問題もあるが、クリスティアーノの場合はむちゃくちゃ力んでるし、精神面の影響も大きそう。チームメイトたちは決定機になったら「サードランナー!」と叫んで、緊張しないように意識付けをしてやることが大事だろう。あと、寂しいから緊張するので、シュート機会では大津が手をつないであげるのもよいかもしれない。




■9位 新潟

・加入
[徳島] GK 川浪 吾郎
[鹿島] DF 前野 貴徳
[磐田] FW 山崎 亮平
[新人] 阿部 航斗
[サンパウロFC] コルテース
[新人] 平松 宗


・放出
[徳島] GK 渡辺 泰広
[HJKヘルシンキ] MF 田中 亜土夢
[大分] FW 岡本 英也
DF イ・ミョンジェ


開幕前に10番に逃げられてもうたんや・・・。ヤンツー粛清政治が着々と進む中、「お、おれは共産主義サッカーなんかいやだー!!」と10番を背負ってた田中十万馬力が離脱。行先はフィンランドということで、ほんとにスターリンから逃げた人みたいである。田中十万馬力はそこまでスーパーな選手ではないが、チームの士気低下は避けられないであろう。代わりになるのはおそらく磐田を脱藩してきた山崎。外から中に入って得点に絡むセンスがあるのだが、ヤンツーが使える気が全然しない。ただ、それでも最大の懸案であったレオ・シルバの流出は避けられたので、チーム力は据え置き。そこにコルホーズに名前が似てるから獲ったコルテースが加わり、どうも相当やるらしいという噂なので、戦力はアップか。なんで新潟はブラジルから次々と優秀選手を発掘できるのか。アレか、ブラジルに新潟郷土料理イタリアンでも横流ししてるのか。ともかく、コルテースはものっすごい新潟経由鹿島行の臭いがプンプンするけど、まあ今年はなんとかいるだろう。チームとしては例年の流れで、自分たちで崩すサッカーを目指す→うまくいかないで残留争い→粛清→レオ・シルバがハッピーターンでばんばんやりまっせで中位、という流れではないだろうか。ヤンツーは基本静岡脳なのだけれど、長い指導者歴によってそこに電極を刺して一定の歯止めがかかるようになっているのです。まーそんなサッカーしようとしてこばやしゆうきの意識が低いほうとか山本976号陸戦型改とか成岡とか呼んでるけど、彼らでどうにかなる話じゃないしなあ。武蔵もレオ・シルバも山崎もいるし、コルテースも縦に行けるのだから、ばんばん前プレしてショートカウンター炸裂させた方が普通に強そう。それでも6位くらいだと思うけど。残留は余裕だと思う。そして、来季あたりとち狂ったヤンツーが全面がらがらぽんしようとして、強化部長ベーリヤ神田さんに毒盛られてあえなく政権終わりそう。


・Key Player レオ・シルバ
早く帰化申請にハンコ押さないと、もうハッピーターンあげないぞ☆




■8位 名古屋

・加入
[千葉] DF 竹内 彬
[大分] FW 田中 輝希
[清水] FW ノヴァコヴィッチ

・放出
[長崎] DF 刀根 亮輔
[メルボルン・シティ] FW ケネディ
[C大阪] FW 玉田 圭司
MF ヘジス
[引退] MF 中村 直志


夏に椀飯振舞をしたせいか、冬はおとなし目の名古屋はん。つーまんーなーいー。ケネディ、玉田と息を吸うように怪我をしていた二人を放出し、同じく年寄りだけど気合いで怪我をしないノヴァコ塾長を清水からぶっこ抜き。田中も竹内もバックアッパーだろうし、そのほかは目立つ動きはなし。ただ、永井と川又@chinkodekasouがいるのにノヴァコ塾長ってそれはそれですごい無駄感。おもいっきりレアンドロ・ハゲミンゲスと攻撃でスペース食い合いそうだし、二人いれると守備が持たん気がする。それでもいいんだ!超攻撃デュエリスト西野とは俺のことだ!攻撃してればずっと俺のターン!!ということなのかもしれないが、いかんせん懸案だったサイドバックには手つかず。右は相変わらず矢野がレギュラーだし、左は本多が鎮座。右の矢野はともかくとして、本多は守備はいいのだが、攻撃で幅を作れないので、左サイドが死んでしまうのだよね。カウンターで永井単騎特攻ならいいんだけど、やりたいのはそのサッカーじゃない気がするし。また、中盤でもボランチには「ゲームメイク??ウリィィィィィ!!コンゴトモヨロシク」という邪鬼ダニルソンがいて、サイドの一方は単騎特攻マシーンの永井、もう1枚は純粋トップ下ハゲンドロ・ハゲミンゲスということで、ゲームメイクは田口@味噌煮込みシャビと最終ラインの闘莉王に任されそう。ただ、闘莉王兄さんもだいぶ年をとって怪我が多くなってきたので、そこまで多くは期待できないのが難点。なんかセンターバックやたら多くてサイドバックいない、前線はやたら多いんだから、3バックにすればいいのにな、と思うんだけど、それはダメなんだろうか。いやいやいや、それじゃ超攻撃できない!攻撃こそすべて!場にノヴァコヴィッチとレアンドロ・ハゲミンゲスを召喚、さらに永井と川又も召喚!そこにさらにデッキから闘莉王も加えて、特殊効果「名古屋っぽい前線」を発動!!楢崎と田口が困惑してターンエンドだ!


・Key Player 川又堅碁
昨年夏の「ヤンツーいつか殺す」移籍で華々しく名古屋に加入したが、その後はぱったりと勢いがなくなった。右サイドで使われて矢野と相手のサイドハーフをサンドイッチしてボールを奪ったりしてれば当然だ。今季もノヴァコ塾長の加入によってはじき出されそうな予感がぷんぷん。「いったい何のために俺は移籍したんだ・・・俺もヘルシンキいけばよかった・・・」とdekasouなchinkoがしょぼくれる毎日を送りそう。まあ、横からのボールにめっぽう強いのに横からあんまりいいボールが来ないのだからしょうがないのだけれども。このままでは川又のchinko de korosuリストにヤンツーだけでなく西野監督も載ることになってしまう!たいへん!でもまあハゲミンゲスが1シーズンフル稼働も無理だと思うし、守備のこと考えると川又入れたほうがよっぽどいいわけで、いつかチャンスは来るはず。それまで腐らずに股間の大砲を磨いて待っているがよろし。




■7位 神戸

・加入
[柏] 監督 ネルシーニョ
[大宮] DF 高橋 祥平
[清水] DF ブエノ
[鳥栖] DF 安田 理大
[京都] MF 田中 英雄
[長崎] MF 三原 雅俊
[FC東京] FW 渡邉 千真
[ポンチ・プレッタ] フェフージン
[新人] 増山 朝陽
[新人] 松澤 香輝


・放出
[ホワイトボードの向こう側に] 監督 安達 亮
[大宮] DF 河本 裕之
[福島] DF 茂木 弘人
[清水] MF 枝村 匠馬
[大宮] MF 大屋 翼
[仙台] MF 杉浦 恭平
[C大阪] MF 橋本 英郎
[栃木] FW 松村 亮
[C大阪] FW 米澤 令衣
MF シンプリシオ


まるで予定通りと言わんばかりに安達監督のクビを切り、呼んできたのは昨年まで柏の監督やってたネルちゃん。なんか柏よりも神戸のほうが似合う感じ。三木谷さんも楽天にデーブ大久保監督を据えたことで今年は野球に満足したのか、少しこっちに興味が向いた模様で、弱点だった左SBにセックス安田、増川が未来のない闘いをしていたCBに高橋“ザ・クローズ”翔平、前線にはすっかりFC東京で干されていた渡邉千真を獲得。ただ、チャンスは基本的に森岡とシンプリシオが作っていたので、チームが点を取れるかは新加入のブラジル人フェフージンにかかっているだろう。ただ、「SBもできる」「長身ブラジル人ボランチ」「名門コリンチャンス所属」「獲りたかった韓国人にふられた」と外れ要素の数え役満なので、ここは三木谷さんのブラジル人ガチャを引き当てる豪腕に期待したいところ。しかし、チーム編成を見てみると、マルキーニョス、ペドロ・ジュニオール、安田、高橋“ワースト”翔平、相馬と実に傭兵感溢れる面子を揃えており、元々薄かった地元感がほぼゼロに近くなっている。ここにはやはりパスポートが怪しいアフリカ人とか加えとけば最高だった。ただ、それでもJ1屈指のエクスペンダブルズ感を出しており、そういった面子を手を変え品を変え働かすには、ネルちゃんは最高ではないだろうか。ただ、結局は守備は高橋とチョン・ウヨンにかかっており、攻撃は森岡とフェフージンがどれだけ働けるかどうかが肝。また、マルキーニョスが100%で働ける期間が年々加速度的に少なくなってきているのも確か。ボランチが壊れたら三原もしくはJ1を代表する自由人である田中秀雄を使わざるを得ないという状況で、金がある割には意外と層が薄いので、夏にはネルちゃんコンピューターが暴走してわけのわからんブラジル人とか要求しそうである。そういう時のネルちゃんが呼ぶ外人はたいてい外れるのだが、三木谷さんは普通に金出しそうなのが困ったところ。ネット・バイアーノ・・・くっ、頭が・・・!個人的な希望としては日本人屈指の傭兵感を出している大黒将志謎の加入あるいは毎年チームを変えてるウェリントン召喚とかで寄せ集めチーム感をがんがん出して欲しいものである。まあうまくいけばACL争い。


・Key Player 高橋“代紋TAKE2”翔平

いたくないという雰囲気をあれだけ出していながらなぜか残っていた大宮をついに脱出。全身で「ヴェルディユース」を表現するこの男だが、DFの要になることは間違いなし。ラインコントロールもできるし、対人もそこそこ強いし、岩波との新世代CBコンビとかでぶいぶい言わせてみるのもよかろう。私生活はともかくとして、有能な男である。ただ、三国志でいったら忠誠心50以下であり、チーム状況が悪くなると簡単に謀反を起こすため、取り扱いには要注意。「ヴェルディユースの性根を治す」のは「長坂橋で仁王立ち」くらい難しい仕事なので、ネルシーニョ監督の手腕が問われる。やはりここはネルシーニョ孔明が7度捕えて7度放つくらいのことをしなければいけないのではないだろうか。まあ、ダメだったら泣かなくてもいいから馬謖翔平を斬っちゃえばいいわけで、ネルちゃんはそれがデキる男。ここで成長して代表入らねえかなあ。すんげー日の丸似合わねえけど。





次で最後でーす!