2015アジアカップ 日本VSパレスチナ「中盤は守って攻めるものです」 | picture of player

2015アジアカップ 日本VSパレスチナ「中盤は守って攻めるものです」

さあ、ついに開幕しましたアジアカップ!
強豪が順調に勝っている中で日本も勝てるかな。勝ってよ!
アジアカップだけではないけど、事前にQolyでスケゴーさん、結城くん、話をさせてもらったので、そちらも興味あったらぜひ。(前編   後編その1   後編その2  )
ではいってみやしょう!



■日本4-0パレスチナ
■感想

・意外と灼熱のオーストラリア、暑そう。日本代表、全員こんがり焼けてる。
・アホでも予想できる日本のスタメンはGK川島、DFが右から酒井極楽、吉田、森重、小ゴリラ長友。うっちー見たかった・・・。中盤3枚が長谷部をアンカーにおいて、遠藤、香川がインサイドハーフのカミカゼ布陣。ちなみにオーストラリアにはずたずたにやられた。3トップが右から大ゴリラ本田、岡崎@生え際がブンデスリーガ、左が乾。4-3-3ですな。
・期待されていた武藤くんと柴崎@ONEOKROCKはベンチ。植田も当然ベンチ。
・ヌーマンというFWがパレスチナの期待の選手だそうだ。パレスチナのC・ロナウドとか呼ばれてるそうな。福西さん「僕は見て、うーん、と思いましたけどね」。
・パレスチナ国歌初めて聞いた。ん?国歌じゃないか、国じゃないから。
・パレスチナ10番の見事なハゲっぷりに、彼をパレスチナの大地康雄と呼ぶこととする。
・どういうサッカーをしてくるのかはわからないが、日本が押しこむことは間違いないだろう。
・そういえば、主将が休み取れなくて欠場とか言ってたな、パレスチナ。ブラック企業にお勤めなことで。
・キャプテンは長谷部。


・前半開始。
・超、風強い。
・1分、右からの長友のクロスに本田が合わせてサイドネットもオフサイド判定。なぜだ。
・攻撃時に長谷部が3バックの真ん中に入るも香川と遠藤が上がっててしまうので、中盤がすっかり空くという斬新な戦術。スケゴーさんが0ボランチって言ってたのがよくわかる。
・これ、吉田と森重が持ち上がったほうがよいよね。
・パレスチナは4-4-2の模様。ヌーマンが左のMFかな。
・相変わらずサイドチェンジマシーンと化している香川。拭えない「それでいいのか」感。香川が悪いんじゃないけどね。
・ヌーマン、全然C・ロナウドじゃないじゃん。左サイドにいるのと、背番号が同じ。
・8分、なんの流れもないところから遠藤が適当に撃ったミドルが入って、日本先制!FWの動きに釣られて、バイタルが大地康雄の頭並にすっかすかでした。擬似ビール飲料よりもオールフリー。
・今のところ、乾くんが行方不明。
・本田は奪われた後のネガトラがミランにいって改善してる。プレスバックがうまくなったよね。
・このレベルの相手だと吉田と森重がテリー&ギャリー・ケーヒルくらいの鉄壁に見える。
・14分、岡崎が縦パスを見事なダイレクトフリックで本田が裏に走ってセンタリングも、乾に合わず。ダイレクト一つ入れられると、パレスチナDFはついていけなくなる。
・どのレベルの相手でも、酒井極楽はやることがあまり変わらない。ただ、パレスチアーノ・ロナウドは余裕で完封してる。
・22分、パレスチナ23番のサイードが岡崎を倒してゴールキック前のFK。サイードはため息をついて、若干もうやんなってる感。FKは本田が蹴るも大きく枠外。
・23分、なぜかアギーレに呼び出されて30秒恫喝される清武。その後は、そのままベンチに座ったまま。
・24分、森重のパスに長友が裏に抜けてクロス、そのこぼれ球を香川が強烈に叩いたのを、岡崎が至近距離でコースを変えて2点目!すごい反応だった。顔は農民系だけど、ニュータイプという可能性が微レ存。
・28分、遠藤からのパスに裏抜けした岡崎がクロスもキーパーがいい反応でキャッチ。パレスチナのSBは裏へのスピード勝負に激弱い。クロス上げ放題祭り開催中。
・29分、乾がそのSBをワンフェイントで置き去りにするも、パレスチナ10番大地康雄が炎のカバーリング。
・32分、3バック中央でパス出しどころがないからなんとなくドリブルし始めて途中でとられるとか長谷部さんマジ勘弁してください。
・34分、長友のクロスから乾が落として岡崎ボレーーーーーーーーーー!!も枠外。
・パレスチアーノ・ロナウドがさっきからスピードではなくスコットランドのウイングみたいに力技で抜こうとしてる。
・日本は前線3枚が流動的にポジションを動かして、相手を混乱させてる。そこに遠藤、香川、両SBが絡むから、パレスチナDF陣のメモリーはすっかりハングアップ中。
・乾がセレッソで慣れてるからなのか、こういうやり方だと生きるね。
・39分、パレスチナの大地康雄が初シュート。
・川島暇すぎるから、下半身ちょっとだけ露出させててもバレないな、きっと。
・41分、ショートコーナーから香川がPA内で思いっきり押し倒されてPKゲット。大ゴリラ本田が余裕で蹴りこんで3点目。香川に蹴らせたれよw
・45分、自陣からカウンターで突進する大ゴリラを倒してパレスチナの選手にイエローカード。
・前半終了。
・パレスチナは弱い。特にDF陣の統率はかなり苦しい。こんなもんだろうが、後半はイエロー等もらわんように、選手も変えて、な感じで。



・後半開始
・乾に代わって、清武がイン。清武は普通に左のFWに入った模様。
・1分、パレスチナがクロスの跳ね返りを投げやりに宇宙開発して後半初シュート。
・3分、香川のサイドチェンジからやっぱりあいたバイタルにするする上がってきた遠藤がミドルも、パレスチナGK気合のセービング。
・4分、そのCKから遠藤がPA内の香川にグラウンダーでパス。香川が反転してクロスに吉田がヘッドを叩き込んで4点目。香川の反転にはさすがにパレスチナDFついてこれない。おまけに吉田の高さが頭ひとつ抜けている。苦しい。
・8分、BSの中継の左下に「Samusung Garaxy note」の表示が。NHKであってはならない放送事故がw
・そういえば、前半から相手FWが日本CBにプレッシャーかけてこなくなったので、長谷部が攻撃時に3バック化しないときもけっこうあった。
・12分、遠藤に代えて武藤で、武藤は左FW、清武をインサイドハーフに。
・14分、FKに川島が飛び出すもうまくパンチできずにヒヤリハット。ここらへんが川島は非常に不安である。
・14分、武藤に大地康雄が炎のヤクザキックをしてしまう。故意ではないので、イエロー。
・17分、クロスのこぼれ球を清武がシュートもヒットせずに枠外。
・19分、長谷部の公務員クロスも当然弾き返される。
・21分、香川のクロスのこぼれ球を長谷部がスライディング公務員ミドルも当然弾き返される。
・清武、香川のインサイドハーフだとパレスチナ相手でも中盤でボールを運ばれてしまう。たぶんそれは遠藤でも同じ。突破された後にネイキッドになるのが長谷部一人というのは、強豪相手にはかなりきつい。
・23分、香川のミドルシュート狙いからの切り返しにパレスチナCBバアダリが炎の刈り取りを見せてイエローカード。FKを本田が蹴るも枠外。怪我をしなくてよかった。
・25分、パレスチナが20番のアブハマドに代えて8番のサリを投入。
・27分、パレスチナ4番のマハジナがすんげー刈り取りで武藤を倒し、二枚目のイエローで退場。1つも抗議せずに去っていくマハジナの背中に漂う哀愁。
・パレスチナ中盤が絶賛崩壊中で高速道路化。
・31分、パレスチナが12番のダダに代えてタメル・サレハを投入。CBかな?
・32分、横パスを二回繰り返すとバイタルが空くというパレスチナ問題を利用して清武がミドルも枠外。
・33分、岡崎に代えて豊田を投入。太田のアップはなんだったんだ。
・36分、FKからダアハリが渾身のヘッドも、惜しくも枠外。いいFKだった。ダアハリは中々空中戦が強い。
・36分、10番の大地康雄に代えて、なんか似たようなハゲ。大地康雄には「おつかれ」と声をかけてあげたい。
・38分、今日何本目かの長谷部の公務員ミドル。結果はもう言わない。
・41分、PA内に香川が侵入し、飛び込んできた清武にヒールで合わせようとするも、惜しくも合わず。PAに入ってこその香川。
・42分、CKから酒井極楽がミドルも惜しくも枠外。
・43分、香川、本田と細かく中央でつないだ後、スルーパスに武藤が抜けて撃つもGKに阻まれる。
・香川が頻繁にPA内に侵入してくるも、結果が出ず。
・45分、長友のクロスに清武、本田が続いて叩き、最後は豊田が押し込もうとするが、パレスチナ気合のディフェンスで阻まれる。
・48分、コーナーキックから長谷部が公務員ヘッドも結果は言わない。
・試合終了。


・初戦としては4-0という結果は非常によかったのではないだろうか。トルシエの頃から初戦には苦労しっぱなしだし、後半荒くなっていた相手に対して、怪我もイエローカードもなかったのは上々。
・ただ、あからさまに格下な相手だったので、もっと決定機未満を決定機にしていきたかったところである。相手のDFが数をかけられるとどうしようもなくなっていたので、割と簡単にいけたはず。また、後半遠藤が下がってからの羅針盤なくしてさまよってる感が非常に強かったし。
・また、守備は普通に真ん中をパスで繋がれて突破されていたのは不安材料。遠藤、香川、長谷部(or清武)の3人を中央に集めるのは、強豪相手には怖すぎる。せめて今野を入れて欲しい。そこらへんは考えている・・・と思いたい。というか、中盤で守れるのが今野の他におらん。森重を上げるって手もあるけど、おそらくそれはやらんだろ。次のイラク戦がおそらく試金石。
・パレスチナもがんばっていた。特に大地康雄は悲哀がたっぷりだったので、是非とも残り試合もチームの精神をぶっ壊さないようにがんばっていただきたい。