金曜の夜、カレッジでピアノ・コンサートがありました。
今回は、私たちのピアノの教授の知り合いというプロによるピアニストによるコンサート。
私が一番楽しみにしていたのは、「one piano six hands」という一台のピアノを3人で弾くもの。
一台のピアノをふたりで弾く連弾ならよく知っていますが、3人で弾くなんていうのは聞いたことも見たこともありませんでした。
連弾でも結構窮屈そうなのに、3人だとどうなるんだろう?と思っていました。
曲目はフランツ・リストの「Grand Gallop Chromatique」。
曲の難易度とか芸術性はよく分からないのですが、とにかくパフォーマンスがおもしろかったです。
エンターテイメント性の高い演奏で、真ん中のピアニストがさっと身を引いたり、片手を上から差し入れて弾いたり、端っこのふたりが掛け合いのようににらみ合って(見つめあって)弾いたり・・・。
今回のコンサートは3人のプロのピアニストによるもので、前半はそれぞれソロでの演奏があり、芸術性の高いものだったのですが、聴衆もちょっと疲れてきた最後にこういう楽しめる演奏があってとても満足しました。
弾いているピアニストたちも楽しそうで、こういう音楽会はいいな、と思う半面、ここまで楽しそうに演奏できるってことはやはり相当練習を積んでいるんだろうな、とも思いました。
一緒に行った友達と帰り道で、「one piano six handsの楽譜って一体どんなものなんだろうね」と話していました。
やはり、3段譜になっているのかなあ?