ゴム紐でシートにくくりつけるなり、ライダー自身がカバンを背負ったり、
対処法はいろいろありますけれど、上記のはどうもスマートじゃない気がします。特にゴム紐。
カバンに関してはスタイリッシュなモノを用いればオシャレに見えますけれど、
肩から何かぶら下げたままって、その束縛感が僕には非常に頂けない。
そこで、サドルバッグをつけることにしました。
紅チャリです。
一般的なネイキッドやレーサーレプリカに取り付けるタイプのバッグは、
これらのような機能性重視で樹脂製のスポーティなモノ。
教習車に使われるほどスタンダードの中のスタンダードなネイキッドである僕のCB400SFには、
このタイプのバッグを取り付けるのがセオリー。
大して労せず装着できるはずです。
が、あんまり好きじゃないんですよね…
むしろアメリカンやオールドタイプに付けるような、革バッグが欲しい。
なんか渋いじゃないですか、あれって。
そこで先日の更新でご紹介したバイクショップめぐりの話になるわけです。
某赤男爵の若い店員は「ムリッす」と大して考えようともせず即答しやがりましたが、
僕がバイクを購入した個人のちっちゃいバイクショップのオヤジさんは、
親身に相談に乗ってくれた上で、「たぶんイケる」と。さすが！年季が違う！
その場でカタログ見て選んで発注。
本日の商品到着、そして取り付けに至るわけです。
今回購入したのは、デグナーのレザーサドルバッグ(サイドバッグ)/SB-3I。
内容量は7.5L。旅行とかに使えそうな容量ではありませんが、
近所に買い物行ったり日帰りツーリングする程度なら十分な量です。
本革なので水には弱いですが、防水カバー付属なので何とかなるかと。
面倒な手入れは避けられないでしょうが、それもまた楽しみの一環ということで。
一度テールカウルを取り外し、フレームの下にバッグのベルトを通しました。
ベルトや本体とテールカウルが干渉する部分には、
スレ防止のシートを貼り付けました。
また、バッグをタイヤから保護するために、保護ボードを入れてあります。(写真の黒い板)
こんな感じになります。
バッグの下のひもをタンデムステップの裏に縛り付けて固定。
走行中の風圧によるばたつきを防ぎます。
バッグが干渉してしまうので、タンデムステップは出しっぱなしにせざるをえませんでした…
バッグ取り付けた側のシートが微妙に浮いてる…
一応ロックされてるようなので大丈夫だとは思いますが。
完成。
車体右側だとマフラーに干渉するので、左側オンリーの片側バッグです。
うむ、悪くない。
むしろイイ、良すぎる。予想以上だ…
ショップのおっちゃんと四苦八苦しただけのことはある。
このバッグの欠点としては、
・メットホルダーが死ぬ
・左側のタンデムステップはほぼ使用不可
ということが挙げられますが、
前者はヘルメットロック用のチェーンを買ったことで解決、
後者は後ろに乗ってくれる人なんていないから痛くも痒くもないよ！
よってこのバッグ、おススメです。
それではまた、明日の更新で。
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