「濡れ手で粟」を掴むのだから、そりゃ苦労もせずに大量の粟を掴めるので、
一攫千金とか楽して稼げるとか、そういう意味の言葉ですね。


粟というのは、確か穀物の一種で、お米が満足に取れない時や貧しい人々が主に食べていたモノと記憶している。あやふやなので、ウィキにお伺いを立ててくる。

なるほど、、、縄文時代から食されてきた穀物で、現在では菓子・餅・酒などの原料用に栽培される他、ペット用のお食事にも使われるらしい。



これを勘違いしたのが「濡れ手で泡」というやつで、これはおそらく泡を掴むが如く「いくらやって無駄」という表現として、それなりに定着しているようだ。
とりあえず、こっちは誤用らしいが。



などと、いきなり書き始めたのは、別に壮大なストーリーがあってのことではない。


迷惑メールフォルダってありますでしょ。

あれを何の気なしに覗いてみたんですよ。結構、色々バラエティに富んだタイトルや「上手い上手い(笑)、こりゃ気になって見てしまう人いるんじゃないか?」と思わせるようなものとかあって、結構面白い。

ワタシは送り主が明確なケースを除いては(つまりはヤフーさんの振り分けミス)一度も開いたことないので、その中に何が書かれているのかは知らないけど。



そんで、迷惑メールにあったんですよ。

「濡れ手にあわで大儲け!」みたいなの。

これを見てね、上手いな~(笑)と。或いは皮肉が効いてるな~と。

濡れ手に粟なら、大儲けできるぜってこと。濡れ手に泡なら、やっても無駄だぜと解釈できるわけで、どっちにせよ嘘をついていない事になる。屁理屈の世界ではあるけど、まぁ、、確かに嘘はついてないな。中身を読んだら違ってくるでしょうけど。



ああいうの考えるのも結構大変ね。読まないけど。