ここ数日、タイムマシーンによる時間旅行について妄想してた。
妄想の羅列です。



ネギま!では、未来人の超鈴音が現代にやってきて、「魔法と魔法使いの存在を全世界にバラす」ために行動する。


全世界にバラす→魔法使いが堂々と活動できる世界が出来る→より多くの人命が助かる


これによって、"より幸福な未来"を実現させるのが狙い。
どうやら、魔法使いの存在を公表しない歴史のままだと、未来は超にとって不幸な時代になっているらしい。


辛い過去を変えるには、その根源となる原因を取り除く必要がある。
そこでタイムマシーンの登場ってわけだ。




作中ではネギくんがカシオペア(航時機=タイムマシン)を使って学祭を何度も繰り返すんだけど、過去のネギくん自身に頻繁に出会ってるんだよね。


他のタイムマシンネタだと、過去改編による未来改編を避けるために「過去のアレコレに干渉するな!」っていう制約が付くのがお約束なんだけど、ネギま!では清々しい程にその点を無視している。


まー、楽しけりゃOKなワタシも完全スルーしてたんだけど、連載当時は色々言われてそう?




「過去に干渉しまくっても全然平気!」にするにはどうすればいいのか。ワタシは考えた。
その答えが、「世界軸と全時間の同時存在」だ。(妄想乙



世界軸とは一本の串のようなものと思ってください。


その串に世界誕生から終焉までの全ての時間が最初から組み込まれている。つまり、全ての時間が同時に存在している状態です。


世界軸は無数に存在しているけど互いに干渉はしない。完全に独立したモノです。(妄想乙
パラレルワールドに近いのかな?


マトリックスや鈴木光司さんのリング・らせん・ループ三部作にあるような上位世界ネタぽいね。上位世界のコンピュータプログラムでも何でもいいんですけど、「世界は作られた最初から最後まで完結している」というわけ。なんか運命論になってきたですね…


この世界軸上では、どれだけ過去に干渉しても、その干渉自体が予め組み込まれた事。全ては一本の軸の上での出来事となり、矛盾が生じない。(妄想乙


1時間前のネギくんと、2時間後のネギくんが、現代のネギくんと遭遇してても問題ない。1時間前と2時間後の時点で欠員になってるだけで、世界軸上の総数(無限大なのか!)は変わってないから。




あれ、、、親殺しパラドックスみたいなのはどうすれば…解決不能ぽいな。
過去と現在の因果関係を無視できればOKなんだけど。。。それだと時間の連続面が否定されてしまう、、、ぐるぐる、、ぐるぐるり。

むーん、妄想なのでここはスルーで。




当然「枝別れの未来」は存在しない。枝別れとは、"A君が右の道を選んだ場合と左の道を選んだ場合、現在からそれぞれの未来へ枝分かれする"ってやつ。これは最初から別の世界軸になってる。



これでネギくんが過去に干渉しまくっても平気になった。よかったよかった。
堂々とカシオペアであれこれしてくれ。



チャオがコレに気づいてたら、計画を発動しなかったかもしれない。
自身の計画が失敗に終わることは決まっていたのだから。



ただ、チャオは計画失敗にも関わらず「望みは達せられた」って言ってるんだよね。

つまり、チャオにとっては計画の成否は問題ではなく、ネギくん達に干渉すること、それによってネギくん達に変化を起こす事こそが目的であり、それは本作品の世界軸上の約束されたルートだったのかもしれない。




いやさ、タイムマシンがあったとして、どこまで未来に行けるのかを考えてたんだ。
際限なく未来に行けるのだとしたら、それって未来という時間も既に存在してないとダメなわけでしょ。




そこからぐるぐる考えてたら、こんな事になった。