タフではない「ジブンは・・・・」 | Recruit5thのブログ

タフではない「ジブンは・・・・」

タフではない「ジブンは・・・・」



わたしの勝手な判断ではあるが、この日本におき、焚火が似合う俳優のおひとりである高倉健さんがご逝去されたとの報道があった。



「ジブンは・・・・」この言いまわしで高倉健さんを超える方はいないだろうな。



高倉健さんをはじめて映画で見たのは、薬師丸ひろこさんと共演された「野生の証明」であったと思う。



“男はタフでなければ生きられない。優しくなければ生きていく資格はない”この強烈なキャッチコピーにも煽られ、単純なオレは、必死に腕立て伏せをやっていた記憶がある。



すぐにビジュアルに感化されてしまうオレの単細胞は、この当時、既に仕上がっていたのかもしれない。



“男はタフでなければ生きられない”

残念ながら、まったくもってタフではないオトコに仕上がってしまった。



“優しくなければ生きていく資格はない”

残念ながら、まったくもって優しくはないオトコに仕上がってしまった。



「ジブンは・・・・」、どこでは道を間違えたのだろうか?



高倉健さんのご逝去のニュースを聞き、あらためてあの当時のジブンが想い出された。



もう焚火すらできる場所も限られているのだろうが、あの当時のジブンと高倉健さんのご冥福を祈りつつ、どこかで焚火をしてみたいのである。



そんな焚火になら、本音をすべて話せそうである。



「ジぃ、ジブンは・・・・もうこのシゴト、きぃ、キライです!」



されど

“往く道は精進にして 忍びて終わり悔いなし”

ひたすら泣けてくる言葉です。